院長室

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抗癌剤やってきた

予告(?)通り、抗癌剤が始まりました。これまでは転移した

癌の治療でしたが、これからは本丸への治療ということになり

ます。今回は初回ということで1週間入院し、副作用の種類や

出方をみる、その場合どんな処方が効くか検討する、という

目的がありました。

 

副作用が出なければヒマじゃのぅ、と思っていましたがそう

甘くはなく、投与の翌日夜から3日目まで結構な吐き気に

悩まされました。薬はそこそこ効くのですが、だからと言って

食欲が出るわけでもないので、食事が一番困りましたね。

あとは、便秘。これも薬を飲まないと出なくなりました。

 

幸いそれ以外の高頻度な副作用、口内炎や倦怠感はなかった

のでそこは助かりました。ただ、今後は中期、長期で出現

する副作用も控えているので当然注意が必要です。一番は

白血球減少です。これが下がりすぎると異物に対する防御力が

落ちるので、細菌・ウィルス感染対策がひときわ重要になり

ます。極度の場合は抗癌剤の延期や追加処置が必要になる

そうです。

 

抗癌剤は3週ごとに点滴ですが(約2時間半!)、空いた

期間も採血をして白血球の数を見ないといけません。これから

気温が下がってただでさえ感染症が増えるので、ここでも

診療の工夫が必要になりそうです。素敵な案募集中。(ウソ)

人混みはもともと嫌いなので外出しないのは問題ないですが、

自己自粛は必要になりそうです。

 

今後は特に問題が出なければ、3週に1回の抗癌剤をあと

3回やります。そして薬の種類を減らして継続。あまり効果が

芳しくないならば、別の薬に変更します。何にせよ、長丁場

になりますわ。診療の復帰も本当に徐々に、となってしまう

と思います。いや、怠けたいわけじゃないんすよ、いや、

ホントに。(←アヤシイ)

 

また詳細はお知らせ致しますが、御不便をかけることには

変わりありません。ごめんなさい。どうか御容赦を賜れれば

幸いです。m(_ _)m

2021年9月10日 金曜日

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僕の身体に起こったこと(おまけ)

「僕の身体に起こったこと・ゼロ」とか「〜リジェネシス」

とかにしたらカッコエエんですけど、ホントに些細なこと

なので謙虚に「おまけ」にしました。

 

脳腫瘍摘出術をして頂いた後、脳機能回復は順調なんですが

口がいまだに全開まで開かないんですよね。次回の診察時

に聞いてみようと思うんですが、意外と不便。顎関節の

問題なのか、はたまた頭蓋骨を外した影響なのか。これじゃ

大食い大会に出れんよ。出んけど。

 

あと放射線照射の後、照射部位の皮膚が“放射線焼け”状態に

なるんですね。僕の場合、頭と背骨に照射しましたから、

おでこ、耳、胸、腹の皮膚が黒ずんでいます。おでこが黒い

と顔色が悪く見えるようで、余計に心配されちゃいます。(^ ^;)

 

黒いだけならいいんですが、かゆみも出るので、むしろ

コッチの方がしんどかったです。掻くと皮膚が切れちゃっ

たりしてね。もう照射はしねぇ、、って僕が決めることでは

無いんですが。

 

あとは夜中にトイレに起きるようなった。入院前はそんな

こと無かったんですが、寝ぼけながら尿意と戦い、かつ転ば

ないように気を付ける、といういつも患者さんに言っていた

ことを実践しておりまする。(笑)

 

そんなこんなで、31日から抗癌剤のため入院することに

なりました。1週間程度ですけどね。副作用さえ無ければ

ヒマな1週間になりそうですが、さていかに?!皆さん

から頂いた励ましを元気玉に変えて頑張ってきます。(^ ^)

2021年8月23日 月曜日

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僕の身体に起こったこと ④

手術と放射線治療によって、随分元気になりました。脳機能の

回復は順調だし、背中や腰の痛みは2割くらいになっています。

ただ、これは言ってみればモグラ叩きのモグラをぶん殴った

に過ぎません。大元の肺癌と皮膚転移は未治療です。

 

今後は8月下旬から抗癌剤治療でそれらに立ち向かう予定です。

放射線照射の影響で頭髪はほぼツルッパゲですが、さらに追い

打ちをかけるんだろうなぁ。まあ、中途半端にハゲるよりは

良いのかな?あ、希望されても頭見せませんから。(笑)

 

仕事についてですが、現在は知人Dr.と紹介して頂いた医局の

Dr.に代診して頂いております。ピンチに颯爽と駆けつけて

くれた知人Dr.には感謝してもしきれません。なんせ緊急入院

だったし、僕は言葉が出なくてパスワードなんかも伝えられ

ないしで職場もパニックでしたから。患者さんや各メーカー

さんにも迷惑をかけましたが、スタッフにも多大な迷惑を

かけ、それを乗り越えてくれたことに感謝です。

 

普通に話せていると、「すぐ復帰できそうじゃーん」とか

言われるのですが、一番のハードルは記憶力が脆弱、長時間

話せない、ことです。まだ “脳のタフさ” がないんでしょうな。

脳の損傷がなければ回復すると思いますので、もう少々復帰は

お待ち頂けると幸いです。抗癌剤の副作用にもよるでしょうし。

 

復帰したとしても、最初からフルではやらいないつもりです。

診療時間を制限し、全ての診療を何らかの予約制にして疲れ

ないような工夫をしようかな、と考えてます。決まりましたら

もちろん報告いたします。YouTube のひのクリニック健康教室

はまだしばらく更新はしません。アレ、意外と手順多いのよ。

この院長室も不定期更新になります。ゴメンナサイ。

 

退院して実家にいるとホッとできますが、反面何かとやり過ぎ

ちゃったりもします。退院報告のメールを多数して寝込んだり、

ダンベル持って歩行練習して寝込んだり。(アホ)そんなこんなも

あって、やはり慎重に徐々に仕事も考えねば、と思った次第です。

診察したと思ったら臨時休診、ではさすがに怒られますもん。

 

最後になりますが、「復帰を待っているよ」との声も届いて

います。ありがたいことです。でもしんどい時は我慢せずに

他のクリックを受診してくださいね。さもないと僕みたいに

なっちゃうぜー(^皿^)

 

改めまして、この度はご迷惑をおかけして申し訳ありません。

懲りずにまたご愛顧を頂けましたら幸甚です。m(_ _)m

2021年8月15日 日曜日

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僕の身体に起こったこと ③

今回は術後の様子を。入院も手術もしたことがない僕にとって

は、何もかもが初めてで新鮮でした。その初めてが開頭手術に

なるとはなかなかの試練ですけども。もうちょっと入門編から

始めてよ。(^ ^;)

 

術前、思ったことが言葉にできなくて難儀していたのはしばらく

続きました。術後は光や音に過敏になり、例えば灯りがまぶしい

から暗くして欲しくて看護師さんを呼んでも、それが口から出て

こない。相手の質問に首を振るしか意思疎通手段がないんですね。

これが思った以上に辛かった。

 

また相手の質問に正しく答えられなかったり、そもそも答えが

思い浮かばなかったりで、いやこれ戻るんかいな?!と思う

日々でした。毎朝「ここはどこ?あなたの名前は?今日の日付け

は?」と看護師さんにチェックされるんですが、言えないのよ。

あと、脳の術後はどうしても脳浮腫が続くので、それが悪化

しないよう頭を上げたまま、ベッドを起こしたままで寝ないと

いけないんですね。これがまた腰痛に響く。寝れんわー!

 

トイレに行くにも看護師さんを呼ばなきゃいけないとか、食事

に糖質が多すぎるとか(^ ^;)、口が全開まで開かないとか、

メールを打つと頭痛がするとか、細かいことも少しずつ乗り越え

ながら徐々に回復していきました。こんな文章を打っているのを

見ると信じられないかも知れませんが、当初は指定されたひら

がなも漢字も書けなかったんですよ。

 

最終的には40代男性の平均くらいに戻り、通常の会話なら

どもったりすることなく話せるようになりました。脳の損傷が

あればなかなか戻りませんから、手術して下さった先生に

本当に感謝です。しかし、6cmもの腫瘍、いつからあったんで

しょうね。何人かの患者さんには指摘されていましたが、僕の

おでこにコブがあったんです。痛くもかゆくないので脂肪腫

かな、くらいに思ってたんですが、何と術後消えてしまったん

ですよ!もう数年来ありましたから、その頃には脳に腫瘍が

あったということです。ってことは肺癌も?!おそろしや〜。

栄養療法で進行がゆっくりになってたとか。(ポジティブ)

 

現状、まだ長く読書したり、長時間会話すると疲れ切って

寝ちゃいますし、外出する体力もないんですが基本的な生活

は送れています。入院中も退院してからも家族・知人が献身的

にサポートしてくれているおかげです。脳の方は今後は定期的

に画像検査をして再発や増大がないかチェックしていきます。

→④に続く

2021年8月13日 金曜日

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僕の身体に起こったこと ②

さて、話は大きく変わってしまいました。腫瘍から検出された

癌細胞は腺癌というタイプで、これは解剖学的に脳からは出よう

がないとのこと。それはつまりどこかから転移したものである

ということです。脳の腫瘍は転移した癌だったのです。

 

そうすると今度は大元の癌、つまり原発巣探しが始まります。

色々と検査をして頂き、最終的な診断は「肺癌からの脳・胸椎・

・腰椎・皮膚転移」となりました。ここまで転移していると

その時点で進行癌かつstage Ⅳ なので、僕だけでなく家族も

驚きました。青天の霹靂とはこのことです。

 

栄養療法を実践してたのにそのザマかい!と言われても仕方が

ないですが、腺癌は喫煙とは関係なく、症状も出にくいし僕の

場合、胸のレントゲンも異常がなかったので、早期発見はなか

なか難しかったでしょう。

 

術後のリハビリなどをやりながら、脳と胸・腰椎に放射線照射

が始まりました。脳は腫瘍が摘出できても癌細胞は残るし、

骨転移には放射線が効くからです。事実、2月頃から妙な背中

と腰の痛みに悩まされていました。大抵は自分で調整して治める

のですが、全く効かないので困ってたんです。まさか癌の痛み

だったとはね。(-_-)

 

大元の肺癌と皮膚転移は抗癌剤で、ということで放射線照射が

終了してから再度入院して行う予定です。放射線は僕は結構な

副作用が出まして、悪心・倦怠感・食思不振に悩まされました。

今は、処方してもらった薬で緩和されています。

→③に続く

2021年8月11日 水曜日

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