院長室

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署名活動の経過

漢方薬の保険適応外しに対する署名活動の経過報告です。

なんだか昨日はサンデープロジェクトにFAXする作戦も展開された

みたいですが(僕は未見です)、世論はどうなんでしょうね?



このブログを読んで署名して下さった方もいて、ありがたい限りです。

現在のところ、署名数は6万を超えているようです。数字的にはまだ

迫力が足りませんが、この短期間でよく集まっていると思います。


まだ1週間あります!是非署名活動に御助力ください!ilm18_ae06003-s1

署名はコチラから

↓ 日本東洋医学会のHP ↓

http://www.jsom.or.jp/html/index.htm

2009年11月30日 月曜日

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漢方薬が保険対象外に!?

割と衝撃的なニュースです。

最近各メディアでもよく取り上げられている事業仕分け

ですが、その中に「漢方薬、ビタミン剤、湿布」は保険の

対象から外す、というものがあり、これがまた賛成多数

だったのです。

薬局などで一般に売られているものは医療給付の対象から

外しましょう、ってことなんですが、漢方薬がビタミン剤や

湿布と同等に捉えられてしまっているところが、間違いというか

この国の現状でもあるわけです。


ウチのように漢方診療をウリにしている病院はもちろん大きな

被害を被るわけですが、医院の経営的問題はともかく、今の

医療を考えると、とうてい西洋の薬だけでは患者さんを治療に

導くことは難しいと考えます。ですから、患者さんのことを

考えれば、少なくとも漢方薬を保険適応外にするのは、不満しか

出ないのではないかと思うのです。

医療費を削減しなければパンク寸前という国の事情も分からんでも

ないですが、医療レベルは落としちゃイカンよなあ。


ってなわけで、日本東洋医学会を中心に、反対の署名運動が

展開されています。日本東洋医学会のHPの右側に

「漢方製剤の保険外しに反対する」

というバナーがあり、そこから電子署名、書式署名、携帯電話

からの署名、と選択できますので、是非皆さんの清き一票(?)

を頂きたいと思います。大変期間が短い(12月7日に審査がある)

ので、大量の署名を集めるのはかなり厳しい現実ですが、お力添えを

頂けたら嬉しいです。


↓ 日本東洋医学会のHP ↓

http://www.jsom.or.jp/html/index.htm








2009年11月26日 木曜日

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ワインって1600種類もあるんだぜ

先日、ボジョレー・ヌーボーが解禁されましたね。

飲まれた方も多いのでは。

僕はワインには1ミリも詳しくないので、興味も

ありませんでしたが、ワインの奥深さを聞く機会が

あり、なかなか面白いもんだな、というのと、これを

趣味にしたらタイヘンだぞ(笑)というのがよく

分かりました。


僕は性格同様クセのあるお酒が好きなので、ボジョレーは

苦手ですが、少しばかりワインの味が分かるようにもなりたい

なと思ったりしてます。

2009年11月22日 日曜日

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在庫管理はムズカシイ!

薬の院外処方が主流になって、大きな病院の向かいには門前薬局が

軒を連ねています。院外処方にすれば在庫を抱えなくて済むので、

そりゃあ楽チンなんですが、何とかウチは院内処方で踏みとどまっています。

 

しかし、それはそれで問題も多く、特に漢方薬ですと、場所を取る、仕入れの

包装が大・小の2種類しかない、といった問題点があります。

特にウチの場合は、薬屋さんもお休みの土日祝日に診療するので、在庫が

足りなくなったときに補充できません。かといって事前に大量に入荷して

ilm09_al01002-s1

不良在庫を抱えるのも嫌だし…。

そんなわけで、症状が安定している場合でもあまり長期の処方はしないよう、

患者さんにも協力してもらっています。

 

漢方薬の場合は、同じ薬でも色々な場面で使用しますので、院外処方に

した場合、僕と薬剤師さんの説明が統一されていないと患者さんが混乱するという

恐れもあります。経営的には院外処方も魅力ではありますが、今のところは

このままで行こうと思っています。

 

2009年11月15日 日曜日

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規制強化と緩和と

漢方薬が保険適応になってもう何十年も経ちますが、保険の審査基準が

実は県によってかなり違います。例えばお隣の岐阜県では、漢方薬の処方は

2種類まで、という規制があり、それ以上処方すると保険ではねられてしまいます。


愛知県は割合そういった規制は緩かったのですが、ついに厳しくなってきました。

3剤満量投与の場合は、その理由の詳細を付記すること、なんてお達しが…。

まあ3剤投与が必要な方は少ないのですが、あまりこういった規制が過剰になると、

却って患者さんに不都合になってしまうこともあります。考えもんです。


そして驚くのが規制緩和事件(?)です。

先ごろ、レセプト請求は原則全診療所オンライン化、という条例が出ました。

これには導入の必要性が不明だとか、導入費用はどうするのかなどの理由でilm18_be01005-s1

反発多数でした。ウチは開院当初からオンラインなので問題ないのですが

日野医院の方は紙レセプトだったので、導入を決めました。

やっとこ導入作業が終わったところで、「導入は努力義務にする」だってさ。

えーーっ! 金返せーーっ! ってなもんです。

上島竜兵なら間違えなく訴えてます。


まあ、政権交代もありましたし、色々と過渡期なので仕方のないことですが、

正直涙目です。(: _ :)

2009年11月13日 金曜日

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