院長室

« 7月 2024 4月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

新しい仕事

4月から医療系専門学校の講師の仕事が

入るので講義準備に頭を悩ませています。

若い人と接するのが何だか楽しみでもあり

恐ろしくもあり(笑)…


ただ、僕は浪人時代に出会った講師の先生の

おかげで今があると思っていますから、この

仕事で彼への恩返しができるんでは、という

思いがあって受けることにしたんです。


国家試験を合格させるという大前提はありますが

医療者になってからも心に残るような言葉を

贈れたらな、と思っています。


…が、3月は講演もありセミナーもあり救急もあり

HP変更などもあるから結構ハードです。

親知らずも抜きたいんだけどなぁ。(^ ^;)

でも映画は観ます!

2011年2月27日 日曜日

カテゴリー 院長室

タグ

「ヒアアフター」

予告通り(?)クリント・イーストウッド監督の

「ヒア アフター」を観てきました。

 

正直、これまでのイーストウッド作品とは

あまり相性が良くなかったのですが、本作を

観て、彼の映画に対する姿勢がやっと分かった

ような気がしました。

 

彼は役者時代は決して死なない無敵のヒーローを演じ、

役者最後の作品で暴力に対する暴力を否定して死にました。

そして齢80歳にして自らにも迫っている死を題材に

しながら生を称える作品を創る、という彼はやはり

根っからの映画人で、いつも自分の「今」を背伸びせずに

描いているのだな、とやっと感じることができました。

ヒア アフター(来世)という題名でありながら、

描いているのは思いっきり今世です。「死とは何であるか考えよう」

ではなく、「死があるからこそ生がある」という

至極当たり前のメッセージのようでした。

 

一つ一つの作品を観るとどれもなんか淡々としていて、

退屈なのですが、こうやって彼の役者人生と照らし合わせると

途端に面白くなります。

彼が同時代に生きる同じ人間だと思うと悔しいです。(笑)

やるなぁ。(ナニサマヨ。^ ^;)

 

イーストウッド作品としては毛色が違う、などという批評も

散見しますが、本作は紛れもないイーストウッド作品だと思います。

 

2011年2月23日 水曜日

カテゴリー 院長室

タグ

HPマイナーチェンジ

以前からHPをリニューアルする構想はありましたが、

まだ1年くらい先かな~と考えていました。

が、色々と事情が重なり、4月を目途にマイナーチェンジ

しようと考えています。


4月からは診療時間も変更する予定なので、それに合わせて

ということでちっちゃく変えます。(笑)

ん~、また手続きとかやることが増えるなぁ。


現在、細部を詰めている状況なのでまた詳細が決まりましたら

お知らせします~。(^皿^)

2011年2月20日 日曜日

カテゴリー 院長室

タグ

急性か慢性か、単純か複雑か

「先生、私の病名って一体何なんですか!?」

とドラマみたいに患者さんに詰め寄られることは実際には

あまりありませんが、病名なんて全然重要じゃありません。

たまに医師の中にもいますが、病名がつかないと治療が

できないというのは大きな間違いです。


大事なのは発症様式と経過です。

昨日から出現したのか(急性)、何年も前からあるのか(慢性)、

原因ははっきりしているのか(単純)、不明あるいは複数(複雑)

なのか。

昨日転んで頭を打って出た頭痛と、数年来の片頭痛では当然

治療が変わってきますよ、っちゅーことです。


急性で単純なものほど、言葉は悪いですが、医師は安心する

ものです。早く治る可能性が高いからです。もちろんこれには

生命が危ぶまれる緊急性の高いものも含まれますから、軽んじて

いいわけではありませんが、この場合最初から救急に搬送される

ことが多いので除外します。


やっかいなのは慢性で複雑なものです。これは症状が何であれ

すぐには解決しないので、医師は腰を据えて取り組むことになります。

我々の世界はある意味「治したモン勝ち」な所があるので、絶対に

この治療法しかない!なんて場合はありません。とくに慢性で複雑な

病態ほど、人それぞれで何がいいか分からないものです。


ただ一つ、共通して言えるのは、我々がしている行為は治療全体の

半分でしかないと言うことです。それ以上は立ち入れない領域というか、

患者さん本人しか変えられない部分なんです。

つまりどんな治療でも、患者さんが自分を変えよう、治そうとする意識が

あるかないかで大きく結果が変わると言うことです。患者さんのその力を

借りなければ、治癒に導くことはできないと思っています。


だから、「この治療をすれば絶対治る!」という治療者はあまり信用しない

ことにしてます。

2011年2月17日 木曜日

カテゴリー 院長室

タグ

どうでもいい話

せっかく最後のM-1でやっと優勝したのに、全然

もてはやされないどころか、準優勝のスリムクラブの

方が俄然人気で、やっぱりお情けの優勝だからなぁ、

という声が聞こえてきそうで気の毒な笑い飯を偲んで(笑)

というわけでもないんですが、過去のM‐1を3日くらいかけて

見直しました。いや、別にヒマってわけでもないんですよ。(^ ^;)


僕のベストはサンドウィッチマンが優勝した回ですが、意外と

初期の方も面白いのね。優勝したコンビの漫才が面白いのは

当たり前としても、その陰に隠れて麒麟やアメリカザリガニが

安定して面白いのを再確認しました。南海キャンディーズも意外と

好き。(^ ^)


漫才を題材にした漫画、森田まさのり氏の「べしゃり暮らし」も

面白いでっせ~。

いや、別にヒマってわけではないんですよ?!

2011年2月12日 土曜日

カテゴリー 院長室

タグ