はりの部屋

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冬の過ごし方

本格的な寒さになってきましたね。

子どもの頃、

「風邪ひかないように、あったかくしなさい」

とよく言われたものです。

 

東洋医学の観点から、冬の過ごし方で大事なポイントは

「温め過ぎない」

こと。

 

冬は寒くて当たり前。

身体は毛穴をキュッと閉めて、熱が逃げないようにしていますが、

温められると毛穴が開いて放熱します。

これは部屋の窓を開けっ放しにしているような状態。

そこから冷気が体内に入ってくるので、不調を招くことになります。

 

もちろん冷えはよくありませんが、かといって温め過ぎると

逆効果になってしまうんですね。

 

温め過ぎになりやすい主な要因は以下の3つ

 

・お風呂

冬は湯船にゆっくりつかりたくなりますよね。

しかし、長風呂は温め過ぎになりやすいです。

とくに風呂上りにボーっとのぼせるようだったり

汗をかいている状態は、温め過ぎです。

風呂上がりに冷たいものが飲みたい、というのも然り。

湯船につかるのは、できる限り短い方が良いですね。

 

・エアコン

部屋の中で薄着で過ごせるような温度は、温め過ぎです。

温められた空気を吸うことで、肺が温められます。

東洋医学では、肺と鼻や気管支、皮ふは関係が深いと考えています。

そのため肺が温められると、鼻水やせき、皮膚の乾燥や

かゆみといった症状をひき起こすことにもなります。

 

・電気毛布

電気毛布は、寝てる間中、身体に熱が加えられ続けます。

なかには、暑くて汗をかいている、なんて方もいらっしゃいます。

寒くて眠れない…という方は、ずっと温め続ける電気毛布

より湯たんぽがおすすめです(やけどに注意)。

 

また、小さいお子さんはもともと「陽」の要素が強い生き物です。

陽とは陰陽の概念で、

陽…明、熱、動、昼

陰…暗、寒、静、夜

といったイメージです。

子どもは陽の要素が強いので、元気に走り回ったり

よく汗をかいたりするんですね。

お子さんの場合は、ちょっと寒いかな?

くらいで丁度いいことが多々あります。

 

春に花粉症がひどい…という方は、冬の過ごし方が大切になります。

できるところから実践してみてください。

2020年12月19日 土曜日

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「から」「しか」をやめる

今年もあと2週間あまり。忘年会が中止になったりで自宅で

過ごす時間が長くなることでしょう。で、いつもより留意して

欲しいのが糖の摂り方です。

 

これも耳タコでしょうけど、糖質制限と糖質摂取量減少は同義

ではありません。糖質制限の最大の目的は血糖値の乱高下を

防ぐことで、それを達成するには量を減らすことは無意味では

ないですが、最初にやるべき事ではありません。

 

血糖乱高下はインスリンの過剰分泌の結果です。インスリンは

血糖降下作用のある唯一のホルモンですが、それゆえに高血糖

になると一人で頑張ります。なんせ代わりが居ないので。孤独

なヤツなんですよ。(笑)で、それが続けば疲弊します。疲弊

しても代役がいないので人数を増やして対処しようとします。

これが空腹時のインスリン過剰に繋がります。こうなると少量の

糖質でも過剰にインスリンが出てしまうので、却って低血糖反応

を起こすようになってしまい、結果また糖が欲しくなるという

悪循環に陥ります。

 

血糖の乱高下が起きると、それを補正しようと今度は血糖上昇

作用のあるホルモンが過剰分泌されます。この代表がアドレナリン

で、交感神経刺激作用も有するため自律神経症状を伴うように

なってしまうのです。とにかく血糖値は穏やかに推移するのが

一番良いのです。

 

そのために最も効果的なのが「空腹で糖を摂らないこと」なん

ですが、こう言うとどうも「糖を食べるな!」と言われていると

勘違いして、この世の終わりみたいな顔をされる方がみえます

が(^ ^;)、誤解を招かないために最近は「から」と「しか」を

やめてね(ニコッ)、と言うようにしてます。つまり糖「から」

食べるとか、糖「しか」食べないってことを慎むという指導です。

まあ「しか」は「から」に含まれちゃうんですけど、なんか

ゴロがいいんで。

 

外食を控えて経済が冷え込み、おまけに自身の体調を崩しては

ほんとうに悲惨な年末年始になってしまうので、ケーキやモチ

やフルーツやパスタやサンドイッチやビールや日本酒や白ワイン

なんかは「から」「しか」NGでお願いします!

2020年12月17日 木曜日

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自ら命を絶つことなかれ

あまりメディアでは取り上げられていませんが、自殺者が増えて

います。特に8月以降は急増しています。失業率と自殺者数は

相関するので、やはりコロナ禍での経済停滞が関与しているもの

と思われます。

 

もともと日本は自殺が多い国です。勝手に考察してみると、宗教

の影響があるのかな、と思います。キリスト教では自死は御法度

なので、そもそも自殺という選択肢がないのに対して仏教では

死は「救い」の側面もあるので自死に対する罪悪感が薄いのでは

ないかと。日本独自の風習として切腹があるし、特攻だって自死

に変わりはないのだけれど賛美されたりします。いずれにせよ、

欧米に比べ自死のハードルは低いようです。

 

とは言え、経済停滞のせいで自ら死を選ぶのは誰一人として喜び

ませんし、国にとっても大変な損害です。生産能力がある人が

居なくなるわけですから。自分は必要とされていない、と感じる

かも知れませんが生きているだけで国に必要とされていますから。

 

哀しいのは中高生の割合も増えていることです。彼ら彼女らは

経済的な直接のダメージ、というよりは単純に絶望しただけなの

でしょうか?自分の命だから勝手でしょう?と思うかも知れない

ですが、遺された人は甚大なダメージを喰らうので是非やめて

欲しい。若い親子が心中、なんてニュース、少なくとも僕には

大ダメージですからね。

 

実は11月は自殺者数が減ったので(前年よりは多いけど)、

もしかしたらGoTo事業で経済や雰囲気が少し上向いたおかげ

なのかも知れません。だとしたら、再度GoToを中止することは

自殺の再増加につながるし、ならばそれは国が国民を殺すこと

と同義になってしまいます。もちろんコロナの感染死も増えたら

困りますが、「命を守る」と叫ぶならむしろ今は自死を減らす

ことを最優先にしないと矛盾です。

 

今夜「THE W」。お見逃しなく。(^ -)☆

2020年12月14日 月曜日

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せき、鼻水の対処法

せきや鼻水を訴える方が増えてきました。

これらの症状は、東洋医学的には熱(陽)の反応

と考えます。

熱の反応といっても発熱しているわけではなく、

体内に熱がこもっているイメージです。

 

せきや鼻水は、そのこもった熱を体外に排出する

反応なんですね。

ですから、無理に症状を止めようとすると熱が

こもったままになるので、他の症状を招くこと

にもつながります。

 

熱がこもる要因として

・エアコン

・長風呂

・食事の量と質

などがあります。

 

エアコンは室内の空気を温めます。

その温められた空気を吸うことで、肺が熱をもちます。

東洋医学では、肺と皮ふや気管支、鼻は関係が深い

と考えていますので、せきや鼻水といった症状が

出るのです。

また、お風呂も蒸気から熱を吸いますし、湯につかる

ことで熱を取り込みます。

長風呂することで温められ過ぎてしまい、症状が出や

すくなります。

 

食事も関係します。

食べ過ぎ・飲み過ぎは、身体に熱を生む要因となります。

質としては、脂っこいものや味が濃いもの、甘いものなど

は熱の要素が強い食べ物ですので、これらを摂取すると身

体に熱を生みます。

ニンニクなど香りのきつい物も同様です。

 

生活習慣の見直しでできる対策として

・エアコンを入れる時は、こまめに換気をして冷たい

空気を肺に入れる。

・風呂は短めに。

・食べ過ぎ・飲み過ぎに注意する。味付けは薄くし、

甘味をなるべく控える。

といいですね。

 

柿は肺の熱を冷ます働きがありますので、せきや鼻水が

出ている時におススメの食材です。

が、冷やす作用があるので食べ過ぎには注意しましょう。

2020年12月12日 土曜日

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健康教室、これから

遅くなりましたが、来年1月〜3月の健康教室の日程をアップ

しました。これまで月に3回開催しておりましたが、1月からは

2回になります。

 

実はコロナ感染前から検討していたことなんですが、健康教室を

動画配信に移行していく計画だったんです。どういう形式が

ベターか探っているうちに時短営業やら自粛要請やらで、一時

教室自体を休止することになりました。

 

コロナ拡大の中、様々な業種でリモート勤務やオンライン会議、

オンライン宴会(笑)などが模索され、一定程度は定着する

雰囲気ですね。そうなってくるとやはり教室も動画形式がより

しっくり来るのではないか、と思い実行に移すことにしました。

すぐにはこちらも無理なので(^ ^;)徐々に移行していきます。

 

ひとまず1月〜3月は試験的な運用になると思います。なんせ

まだ詳細決めてないし。動画配信にすることで、いつでも好きな

時間に、好きな端末で視聴できる、というのが最大のメリット

です。現在の開催時間は融通性がなかったですから。また、

これまでは基本的に当院受診者に限定していましたが、遠方の

方や未受診だけど栄養療法に興味がある方にも見て頂けるので

栄養療法を広める、という活動にもなります。きっと。(笑)

 

逆にいつでも見られる利便性が却って視聴の妨げになったり、

PCやスマホが苦手な人には煩わしく感じてしまうかも知れません。

とは言え、これからも来るであろう感染の波によって、活動を

制限されるのはうっとう…いや、めんど…いや、混乱を招く

でしょうから(笑)、施策に左右されない動画形式がトータル

ではメリットかなと思っています。

 

都度、情報更新していきますので、どうぞご期待下さい!(^ ^)

2020年12月10日 木曜日

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