院長室

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第三波?!

相変わらずメディアでは「感染者数」を毎日報道して、最近の

増加傾向に警鐘を鳴らしております。詳細不明の3、4月頃なら

いざ知らず、世界的にも統計や傾向が分かってきている現在で

この程度の報道しかなされないのは不思議です。

 

現状、PCR検査にゆとりがあるため、無症状者にも施行している

側面があり、実際に陽性であっても症状が無い場合は多々あり

ます。なので、報道は「陽性者○○名、うち無症状△△名」と

言うべきで、可能ならば退院者や治療完了者数も公表すべき

ですよね。

 

検査の感度を表す数値に「Ct値」がありますが、これが高いほど

感度が高いことになります。感度が高いことは良いように思われ

ますが、高すぎる感度は偽陽性が増えるという側面もあります。

日本の検査のCt値はおおよそ40〜42くらいらしく、これは

世界的には飛び抜けて高いそうです。つまり、無症状陽性者が

出やすい状況を作ってしまっている、とも言えるのです。

 

そんな中、陽性者を「感染者」として報道し、自粛を煽るような

働きかけをするのは愚の骨頂と思います。寒くなって、気道の

異物除去能が落ちれば感染が増えるのは当たり前ですし。前にも

紹介しましたが、重症者や死者数の増加にこそ眼を向けて欲しい

です。ココで確認。

 

とは言え「普通の風邪」として油断するのはまだ尚早かな、と

感じます。高齢者や基礎疾患を有する方は重症化率が高いから

です。自身がその部類に入る場合や、そういう方と接する機会が

多い場合には、当然慎重に考えるべきです。コロナに限らず、

インフルエンザウィルスや肺炎球菌でも同様ですが、外出から

帰ってからと食べる前の手洗いは必須です。至近距離で会話

する場合はマスク等をしましょう。

 

実際、コロナウィルス感染で亡くなった方の累計より10月

だけでの自殺者数の方がはるかに上回ってしまいました。これ

をどう読むべきでしょう?経済の停滞や、通勤通学の抑制と

無関係ではないような気がします。これから以降、「感染者」

は増えると思いますが、どうか自殺者は減るような対策を

してもらいたいです。

2020年11月12日 木曜日

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