院長室

« 3月 2020 4月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

「パラサイト」/「嘘八百2」

あれ?アイツ、もう映画観なくなったの?と思った方、安心して

ください、履い…じゃなくて観てますよ。ただ最近めぼしい作品

がなくてね。やっとこれから増えそうです。

 

まずは「パラサイト 半地下の家族」という韓国の映画。監督が

ポン・ジュノさんで主演にソン・ガンホさんという鉄板コンビの

作品です。ポン・ジュノさんの作品は1作を除きすべてオリジナル

脚本でかつ全てジャンルが違うという特徴があり、どれも快作

です。ソン・ガンホさんも韓国映画界随一の俳優さんでつまり

本作も期待せざるを得ないわけなんですね。

 

公開は結構早く上映館も少なかったんですが、やはりジワジワ

評判を呼び現在も絶賛上映中です。今では木曽川でも稲沢でも

やってますわ。これすなわち傑作、と言って良いでしょう。

個人的には少し賛同しかねる部分もありますが、まあ些末な

ことで作品の完成度を損なうほどのことではありません。

 

で、どんな内容かって?いやこれがまた是非何の情報もない

まま観て欲しいんですよ。ブラックユーモアこそ効いてますが

コメディではないし、シリアスに振ってもないし…で要約

しづらいんです。ただもし鑑賞されるなら“階段”や“坂”に着目

すると面白いです。オススメです。

 

そしてまさかの続編「嘘八百 京町ロワイヤル」です。日本の

骨董品を扱う詐欺師と贋作師の騙し合いが面白かった前作を

どう転がすのかが注目でした。

 

主演は中井貴一さんと佐々木蔵之介さん。お二人とも俳優と

して脂が乗ってるというか、特に近年の中井さんはそれこそ

芸術品の域に達しつつあるなと感じる次第で、実は今作も中井

さん見たさで鑑賞したってのが本心です。基本的に続編には

ネガティブな僕は内容は大して期待してませんでした。

 

ほら、やった。(笑)前作鑑賞者にはニヤニヤする部分はある

ものの、そもそも本作から観る人なんていないんだからもう

少し仕掛けを作らないと、続編を作る意義が薄れちゃうわけ

ですよ。なんせ詐欺師が主人公なんだから、勧善懲悪的な話

なんて求めてないのよね。でも前作で「まっとうに生きるぜ!」

ってラストにしちゃってるもんだからどうにも窮屈な展開に

ならざるを得ない。続編って難しいね。

 

まあ演者が巧みなので平均点以上ではありますが、中井さんや

佐々木さんの凄みをもっと観たかったし、前野朋哉さんと

アホの坂田師匠(笑)の扱いがもったいなかったなと思います。

脚本もツッコミどころが目立つので、全体的に突貫工事的な

印象が拭えないかな。さらに続編も匂わせてますが、ロッキー化

しないよう祈ります。はっ?!まさかその先に「嘘八百

ザ・ファイナル」で巻き返すことまで計算ずみ?!ねーか。

 

そんなわけで今年も映画好きオジサンの身勝手な批評がしばしば

投稿されますのでお付き合いくだされば幸いです。(^ ^)

2020年2月6日 木曜日

カテゴリー 院長室

タグ