TVや雑誌、巷に氾濫する健康情報はどれを選べばいいか、
あるいは使用して効果があるのか、皆さん興味深いところ
だと思います。健康意識が高い人ほど悩むのではないで
しょうか。
健康になって何をしたいのか。あくまで健康関連商品は
目的のためのツールであるべきですが、一つ注意すべき
点があります。健康を左右する因子は大きく2種類ある
ということです。それは過剰のものと不足しているものです。
現在の不調は、何かが不足して起こるのか、はたまた
何かか過剰で悪さをしているのか、あるいはその両方か。
こういった視点が重要なんです。不足していれば補充
すべきだけれど、過剰ならば削らねばならないですよね。
巷にあふれる健康関連商品は得てして不足を補うための
ものです。「中高年に不足しがちな○○をなんと△△g配合!」
とかね。彼らも商売ですから何かを売らないと利益が
出ません。すると、常に「足し算」の健康法に偏ってしまう
わけです。「□□を摂らない方がいいよ!」ではお金に
ならないですから。
「断捨離」なんて習慣が流行りましたが、まさに「引き算」
です。足りないものだけでなく、過剰なものはないか、
という意識がとても大事です。