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骨折について知っておこう!

骨折について知っておこう!

骨折と言ってもヒビが入っただけの骨折から、バラバラになってしまった骨折まで様々ですが、「ズレがあるかないか」が大きく治療を左右します。大雑把に分ければ、ズレ(転位と言います)があれば手術、なければ保存治療になります。保存治療とはギプスやシーネで動かないように固定することです。固定して骨折部が良い位置にあれば、骨は癒合します。その治癒機転は骨折部の隙間を埋めるように新しい骨ができることによるので、骨折前よりも若干太くなるのが普通です。

骨が癒合するまでは、いくら小さい骨でも、平均4週間くらいはかかります。保存的治療で固定をしたまま4週間もいれば、関節は硬くなるので、固定が外れた後は硬さを取るためのリハビリが必要になることが多いです。リハビリの期間は関節の硬さにもよりますが、およそ固定期間の倍かかります。

また、特別な骨折として開放骨折があります。これは骨折部と外界が交通している骨折のことで、治療方針も変わります。大きな外傷で起こることがほとんどですが、骨折部周辺にキズがある場合には注意が必要です。余談ですが、開放骨折のことを複雑骨折とも言います。レントゲン上、何箇所も骨折があり、あたかも“複雑”なようであっても、外界と交通がなければ複雑骨折とは言いません。