レントゲン検査"

レントゲン検査

レントゲン検査

レントゲン検査

レントゲン検査は特に整形外科領域では必須の検査です。しかし、その特性が理解されず濫用されている検査でもあります。その特性とは、「骨の描出」「静的画像」の2点です。まず「骨の描出」ですが、レントゲンは骨のような硬い組織を映し出す検査ですので、筋肉や腱、神経などの軟部組織は苦手です。背骨の椎間板や膝の半月板も写りません。椎間板ヘルニアや軟骨損傷などはあくまで間接的な診断になります。そして「静的画像」であること。CTやMRIにも言えることですが、動かない状態で撮影するので、動的評価は一切できません。つまり、動かして痛む場合などの診断力が乏しいわけで、すべて静的な形態異常だけで診断を下してしまう危険性を孕みます。

骨折やズレ、または特徴的な腫瘍などの診断には有用な検査ですが、レントゲンだけで全て分かるわけではないことを知ることも重要です。