症例報告

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梅雨はイヤ

最近しょうもない話ばかり書いていて、ちゃんと仕事を

しているのか怪しまれそうなので、症例の話を。(笑)


この季節、気圧の変動が激しく体調を崩す人が結構

多いです。

雨の日の前は頭痛がする、とか、天気が悪いとむくんで

しょうがない、とか。中には気分的にふさぎこんでしまう

なんて場合もあります。


これらの根っこは同じで、「水分調整が上手くいっていない」

ことが原因です。ですから、めまいだろうが、頭痛だろうが、

倦怠感だろうが、金欠だろうが(?)、水分調整を助ける

薬を使うと軽減されます。


特に使うのはかの有名な(笑)二日酔いの薬、五苓散ですが、

首から上に症状が集中する場合は、苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ)

という薬が効きます。この薬は水分調整だけでなく、「気」の

巡りも助けてくれるので、不安や不眠などの症状が出ている

人には第1選択かも知れません。


こういう気圧の変化に伴う症状は圧倒的に女性に多いですが、

なぜそうなのかは分かっていません。ちなみに僕はありません。

きっと女性の方が、敏感で繊細だからでしょうね。

うん、いいまとめ方だ。

    2010年7月5日 月曜日

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    夏の3大風物詩

    と言えば夏バテ、日焼け、虫刺されですが(ウソです)、これらにもしっかり対策があります。まず日焼けや虫刺されは湿潤療法の応用で、随分症状が軽くなります。プラスチベース(=ワセリン)を薄く塗るだけで日焼けのピリピリした痛み、虫刺されのかゆみは軽減されます。これで改善されない場合はもちろん受診していただいた方がよいですが、市販のものでもよいので1つワセリンを用意しておくことをオススメします。ラップで覆うのも効果はありますが、この時期はアセモやかぶれの原因になるので注意が必要です。


    また、夏バテに対しては漢方薬がよく効きます。ぐったりして食欲もない、いわゆる脱水症状には清暑益気湯という薬がよく効きますし、嘔吐や下痢がある場合には五苓散が奏効します。お子さんや高齢の方は意外と脱水を起こしやすいので、ご家族で旅行などに行かれる際には、気にかけた方がよいでしょう。夏休み、元気なお子さんの面倒でぐったりしているお母さん方(?)にも漢方薬はいいかも知れません。(笑)

      2009年8月20日 木曜日

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      暑いですね。

      ・暑いから寒気がするまで酒を飲もう!…なんてのはイケマセン。この時期ビールが大変おいしいですが、やはり飲み過ぎには注意したいもの。次の日の仕事に差し支えがあってはいけません。そもそも二日酔の本態は「脳の浮腫」なので、脳がむくまないようにすれば、意外と次の日はスッキリです。こんな作用を持つのはやはり漢方!というわけで五苓散という薬が重宝されます。お酒を飲んだ日に寝る前に飲んでおけば(薬が飲めないほど深酒したら無理ですが)次の日はかなり楽です。この薬は飲みやすいので、僕もかなりお世話になっております。

        2009年6月26日 金曜日

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        合方の是非

        ・先日の漢方研修会で興味深い話がありました。2剤以上の薬を合わせて飲むことを、漢方では合方と言いますが合方された薬がもともと存在している場合があります。例えば柴苓湯(さいれいとう)という薬は小柴胡湯(しょうさいことう)と五苓散(ごれいさん)という薬を混ぜたものです。理論的には薬効は同じになるはずなのですが、効果が全く違うという実験結果が出たそうです。
        他にも幾つかこのような薬があるのですが、実際なぜ合方されたものが存在するのか不思議ではありました。薬を飲む量が減らせる、というくらいのメリットしかないのでは?と思っていましたが、認識不足だったようです。どうして薬効が違ってくるかの解明はこれからの課題になるのでしょうが、これがまた漢方薬の不思議な所で、魅力でもあると思います。

          2009年2月13日 金曜日

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