院長室

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頭の体操

脳も使わないと老化するからねー。クロスワードパズルや数独なんて

いいよー。…という話ではありません。脳ではなく、まさに頭そのもの

の体操です。

 

ヘッドスパなどのリラクゼーションだけでなく、頭鍼療法やクラニオ

セイクラルセラピーなど頭部を対象とした治療もあります。とは言え

頭を治療するってこと自体がかなりマイナーですよね。でも意外と

重要でかつ効果的なんです。

 

頭部は脳を保護する器、と言えばそれまでなんですが、実は呼吸に

よって動きます。また噛む動作にも大きな影響を受けます。つまり

息をして食事をする度に負荷がかかっているんですねぇ。そこに

さらにPC作業や下向きの仕事、スマホや読書、などなど日常的に

負担がかかり、我々が思っている以上に疲労しています。

 

以前、漢方的な診断用語として水毒を紹介しました。気圧の変動で

頭痛やめまいなどを起こす病態です。頭部の負荷が大きくて動きが

悪くなれば、脳圧の調整が上手く行かずこの水毒症状も治りにくく

なります。

 

頭をマッサージすれば治療になるのですが、闇雲にやってもなかなか

改善は望めません。気持ちは良いけどね。やはり解剖学的な特徴を

押さえてやるべきで、これが分かれば素人だってできます。…っていう

のが今月からの健康教室・徒手編のテーマです。なんだ、宣伝かよ。(笑)

 

頭痛や肩こりはもちろん、めまいや嘔気などの水毒関連症状、睡眠の

質や眼の見え方にも関係する手技になります。2回目にして既に

マニアックですが(^ ^;)是非体験してみてください。

    2019年9月9日 月曜日

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    酸欠の悪夢

    慢性炎症と同じくらい不調の原因となりかつ見逃されているのが

    酸欠です。酸欠=酸素欠乏は病気ではなく病態なので身近な病名は

    ありませんが、とても厄介です。

     

    なぜなら我々は酸素がないと死んでしまう動物だから。当たり前の

    ように呼吸をしていますが、それだけ酸素が必要ということだし、

    例えば1分でも息を止めるのはしんどいですよね。この酸素供給が

    何らかの理由で不足状態になるのが酸欠です。

     

    何故そんなに酸素が必要なのかと言うと、エネルギー産生に必須だから

    です。つまりあらゆる生命活動に酸素が欠かせないわけです。全身の

    細胞が酸素を必要としていますが、中でも消費量が多いのが脳です。

    なので酸欠症状はまず脳機能の異常から出ます。例えば集中力の低下、

    睡眠の不調、気分の落ち込み、認知機能低下、、などと多彩です。

    タイトルは大袈裟のように思われるかも知れませんが、酸欠のせいで

    本当に悪夢を見たりします。

     

    一般に酸欠と診断されるのは貧血の時です。しかし貧血はヘモグロビン値

    だけで判断されることが多いので、貧血以外の酸欠やヘモグロビンに

    異常の無い酸欠は見逃されることになります。そして診断がつかず

    上記のような症状を訴えると抗うつ剤や睡眠薬が処方される現状が

    あります。

     

    栄養療法的に酸欠の原因として多いのが鉄代謝障害と血糖値乱高下です。

    実は前回紹介した慢性炎症は鉄代謝障害を招くので、酸欠の原因に

    なり得ます。血糖値乱高下は血管収縮と溶血を招くので酸欠になり

    ます。全てがここに集約する、というわけではないですが見逃されて

    いる率は高いと思います。決して特殊な病態ではないので血液検査で

    明らかにできます。症状が難治化している時は酸欠を疑うべきと思い

    ます。

      2019年9月5日 木曜日

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      炎症と火消し

      病名の最後に「〜炎」と付くことって多いですよね。胃腸炎や気管支炎、

      関節炎に皮膚炎、脳炎、歯肉炎などなどいくらでもあります。これらは

      それぞれの臓器の炎症、という意味なのですが炎症ってそもそも何?

       

      炎症はその名の通り、燃え上がるような状態で症状としては発赤、熱感、

      腫脹、疼痛が主です。インフルエンザに罹患した時なんかは猛烈に炎症

      を起こしているわけです。炎症症状はしんどいですが、人体にとっては

      治癒過程に必要な現象でもあるので、過剰に炎症が起きている時は薬剤の

      助けを要するものの絶対悪ではありません。治まってしまえば終了です。

       

      問題となるのは炎症が持続してしまうことなんです。そもそも我々の

      身体には炎症を助長するシステムと抑制するシステムが備わっており、

      必要に応じて使い分けています。炎症が持続するということは常に

      抑制系が働く必要があることになります。

       

      この抑制系の疲弊が新たな病態を産みます。例えば、アレルギー症状が

      悪化したり、疲れやすくなったり、血圧が不安定になったり、朝起きられ

      なくなったり、、、と結構多彩な症状に関連します。これを副腎疲労と

      呼んだりします。全国各地でボヤが起き、消防隊が出ずっぱりになった

      状態と考えると分かり易いです。消防隊が疲弊して本来の仕事がこなせ

      なくなってしまうわけです。さらにボヤの後の復旧にたくさんの物資と

      時間が必要になるので、様々な不調が出てしまうのです。

       

      病名の最初に「急性」とか「慢性」とか付いていることがありますが、

      この「慢性」が持続状態を表しますから「慢性○○炎」というのが

      厄介な状態ということになりますね。ただこの慢性炎症の現場が不明

      な場面も実は多いのです。これがさらに治療を困難にしてしまいます。

       

      理論的には慢性炎症の現場を同定した上で、その現場の火元を消し、

      復旧の強化をすれば良いわけですが、実際にここに有効な薬剤は

      あまり存在しません。いわゆる抗炎症剤は「急性○○炎」向けだから

      です。自身の炎症コントロールシステムを是正するのがベターです。

      ここに有効なのが栄養なんですね。最近では癌や一部の認知症も慢性

      炎症だと捉えられています。炎症をコントロールする栄養は今後

      もっと注目されると思います。

        2019年9月2日 月曜日

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        9月のキャンペーン

        マンスリーキャンペーンは以前行った内容を結構繰り返していますが、

        多くの皆さんに使って欲しい良いものだ、という理由と、実際に利用者

        が多いものは安く提供したい、という理由からです。

         

        一応、市場価格があるので恒常的に値下げすることはできませんが

        良いものを多くの皆さんが使いやすく、という精神でやらして

        もろうておます。(何語?)ただ消費増税でどうなるかはまだ連絡の

        ない商品があるので不透明な部分もあります。サプリメントに関しては

        食品扱いなので現状維持なのですが、輸送費等の経費高騰次第では

        値上げやむなし、との連絡をもらっています。軽減税率って異常に

        複雑ですもんね。(^ ^;)

         

        さて前置きが長くなりましたが、今月はココソープを10%OFFで

        提供致します。期間中何度でもOKです。また、メーカーからもらった

        試供品が結構ありましたので、数に限りはありますが先着順で

        プレゼントします。だいたい30個くらいはあります。どうぞ

        ご利用ください!(^ ^)

          2019年9月1日 日曜日

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          性格だから仕方ない

          「どうしても悪い方に考えが及んでしまう」とか「心配性なんで

          いつも不安」とか、さらには「良くなってるけど信じられない」(^ ^;)

          とか、結構悩んでしまわれる方がいるのですが、最後には「まあ、

          こういう性格だから仕方ないですね」と自身で決めてしまいます。

           

          いやそうかも知れないけど、そうじゃないかも知れない。だったら

          少しでも気分の良い方向に考えたら、と思いますが、なかなか難しい

          ようです。実はこれは性格では無く “思考の硬直” だと考えています。

          “柔軟” の反対です。

           

          どんな物事にも長所・短所がありますし、長短は捉え方によって

          変わります。例えば前述の「悪い方に考えが及んでしまう」という

          のは悪く見れば「悲観的」に捉えられるでしょうけど、良く見れば

          「慎重、堅実」と言えます。慎重、堅実な人だって全ての場面で

          そうではなく、仕事では慎重だけどプライベートではギャンブル

          大好き(笑)などと、場面によって違うのはザラですよね。

           

          何が言いたいかというと、自分の性格なんて決められん、ってこと。

          どうにでも捉えられるし、状況によって変わるものだから。でも

          各人の振る舞いや判断が違うのは性格では?と思うかも知れませんが、

          それは環境や経験の違いからであって、性格部分ってそんなに大きな

          割合は占めていないと思うんです。それをわざわざ自分で決めて

          しまうのはもったいないし、決めてしまうとそうせねばならない、

          という思考に陥ってしまうんですね。こういう場合「自分らしく」

          という言葉は足かせになります。

           

          ではそういう硬直状態はどうすれば良いかと言うと、、、うん、

          分からん。(オーイ!)もちろん鉄不足や血糖乱高下など栄養的な問題

          が絡んでそうなることもありますが、大事なのは「あ、これが硬直か」

          と自覚することだと思います。そうすると客観視ができるので自身

          を俯瞰する余裕が産まれます。俯瞰して何を思うかよりも、俯瞰

          することこそがポイントです。

           

          袋小路に迷い込んだと思っても、実は上方は無限だったり、はたまた

          袋小路ごとエレベーターみたいに移動したり(笑)、多分仕方ない

          ことの方が少ないと思います。

            2019年8月29日 木曜日

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