院長室

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日本が融けてゆく

以前紹介した経産省現役官僚の古賀茂明氏と

ジャーナリスト須田慎一郎氏の対談本です。


公務員制度改革を叫ぶがため閑職に追いやられている

古賀氏に須田氏が質問する形式で進みますが、

まあ内容は古賀さんの前著「日本中枢の崩壊」の

二番煎じ的なもの。でもやはり日本の政治の現状が

ひどいのはよく分かります。政治家や官僚が聖人君子で

ある必要はないと思いますが、日本のために働く仕事な

わけですから、純粋にプロとして少なくとも私情を挟まず

職務を全うして欲しいと思います。政治家は政局、官僚は

省益しか頭にない、では発展しようがないですよね。


本文中では若手官僚には改革に賛同する人もいる、とか

日本全体を通して若い世代を育てなければいけない、と

繰り返し述べられています。日本は超高齢化社会であって、

選挙権は成人に平等、というルールですから自然と高齢者に

優しい政策を言う政党や政治家が人気になるわけです。

そうなると若い世代への保障や援助は後回しになり、結果また

国全体の若い力が衰える、という悪循環に陥っています。

だからこそ若い世代が十分に力を発揮できる社会にしなければ

いけないという論点です。


古賀さんの意見は単なる批判だけではなく、必ず彼なりの提言が

あるので非常にフェアだと思います。駅前の書店を覗いたら、

「日本中枢の崩壊」が目立つところに平積みされていました。

古賀さんの本が社会の耳目を集めるというのは良い傾向なんでは

ないでしょうか。


古賀さんは最近新書で「官僚の責任」という本も出版しました。

次はこれを読もう。

って言うか、こんなハイペースで官僚批判を続けてたら、本当に

彼の身の安全を心配してしまいます。

正しいことほど耳障りに感じる人も少なくありませんからね…。

2011年7月25日 月曜日

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夏休み

そろそろ夏休み。子供達は喜びはしゃぎ、

お母さん達は仕事が増えて気が沈むシーズン

と言えるでしょうか。(笑)

僕も毎週講義に行っている専門学校が夏休みに

入るので、しばらくゆっくりできそうです。


1年を通して、夏休みや冬休み、お盆休みなど

いくつかの「〜休み」がありますが、是非これらの

言葉に惑わされないで(?)欲しいんです。

どうしても「〜休み」が設定されていると、その休みを

目標に頑張ろう、とか、休みを取った分働かなくちゃ、

という発想に陥りがちです。

勤勉な日本人だからこそ、とも言えますが。


これは以外と危険なんです。ついつい頑張りすぎてしまう、

無理をしてしまうことに繋がるからです。そんな状態で休日を

迎えても、無気力なまま時間を過ごすことになってしまいがちです。

そして気付いたら、「ああ〜また明日から仕事かぁ。」とため息をつく。

心当たりはありませんか?(^ ^;)


休みは1日ずつ、その日のうちにしっかりとるのが基本です。

特に現代人は体は休んでも、心が休まっていない、なんて

場合が多々あります。これではストレスが貯まるのも当たり前ですよね。

是非とも積極的に1日のうち何時間、何分間かは完全に

「全てOFF」、「電源を落とす」

時間を作りましょう。

そして休日は子供のようにガンガン楽しいことをしましょう!(^ ^)


2011年7月21日 木曜日

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「ハングオーバー2」

前作が思いがけず傑作だったので、期待を持って観た

「ハングオーバー2 史上最悪の二日酔い、国境を越える」

です。

 

話は単純で、しこたま飲んで朝目が覚めたら、ありえない

シチュエーションになっており、しかも記憶がない。

少ない手がかりを元に前夜に起きたことをたどっていく、

というストーリーです。

単純なんですが、その「ありえなさ」がぶっ飛んでいて、

一体何をしたらこうなるのよ!?な状況を一つずつ解決

していく様が、ある種サスペンスじみていて面白いのです。

 

この2作目もそのプロットは全く同じで、ぶっ飛び具合が

パワーアップしているわけです。前作の小ネタや登場人物が

満載なので、はっきり言って前作を観ていない人はオコトワリ

な感じ。よくもまあこんなこと考えつくわ、と半ば呆れます。(笑)

 

が、続編の宿命か、前作を踏襲しすぎていて、新鮮さがありません。

未だかつて1作目をしのぐ2作目、を観たことがないので仕方ないと

言えば仕方ないのですが、やはり残念。

そして足りない新鮮味を補うためか、お下品度はアップ。(^ ^;)

コメディー映画でモザイクって…。(*o*)

感動度も前作の方がはるかに上ですが、脚本、演出の妙はさすがです。

3作目もきっと観ちゃうんだろうな…。(笑)

2011年7月18日 月曜日

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久々に

なんか今年は野球ネタが少ないんじゃないの?

ドラゴンズが調子悪いと記事書かねーんだな!

と思われたアナタ、…正解です。(笑)


まあ負けると気分悪いし、同じチームに負けるのでシャクに

障るんですが、統一球の影響か投手中心の野球になったせいで、

締まった試合が多いので僕は嬉しいです。


投手中心であればドラが俄然有利だったはずなんですが、左右の

エースが揃って故障したのがそもそもの誤算。

エースが出遅れ、クリーンナップが不振、助っ人外人が扇風機、

な中、よく2位にいると思いますよ。

孤軍奮闘のネルソン、岩瀬の分まで働いてる浅尾を抱きしめてあげたい。

いや、ネルソンは無理だな。(^ ^;)


開幕前に立浪氏が、統一球の影響で投高打低になることを予想して

ましたが、その慧眼に驚きつつ、その中ですごいペースでHRを

量産しているライオンズのおかわり君は本物のスラッガーなんだな、

と再認識。

ライオンズは今は低調ですが、4番がしっかりしてるチームは

早晩上がってくるでしょう。


ドラも打撃不調ではありますが、4番を固定し続けているあたりさすが

落合監督。だからこそ平田や小池がのびのびできるんだと思います。

やはり何事も芯をしっかりしないとね。


「既得権益を死守する」という芯がしっかりしてる霞ヶ関は問題ですけども。

2011年7月14日 木曜日

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風呂できた!

まだ工事は済んでいないんですが、とりあえず

風呂だけは自宅で入れるようになりました。

いや〜、やっぱ好きな時に風呂に入れるのは

いいですね。


工事は浴槽を壊して浴室内にスッポリとユニットバス

を入れてしまう、というものだったんですが、最近の

風呂ってスゲエ。

ボタン一つで湯を張ってくれるし、ボタン一つで追い炊き

できるし、ボタン一つで風呂掃除…までは無理ですが(笑)、

その多機能ぶりに驚きました。

浴室に空調まであるってんだから、もう住んじゃいそう。


でも一番嬉しいのは、足を伸ばして入れること。

なんせ前の浴槽は狭かったので、下手したら体操座り的姿勢

で入ってたわけですが、今回のはダラ〜ッとできるんです。

浴槽内の形も体にフィットするようになっていて、快適な上に

余分なスペースを省いて水の節約にもつながっているんですな。

きっと。


また風呂の時間が長くなりそ。小さな幸せ。

スーパー銭湯も不要そうです。(^ ^)

2011年7月11日 月曜日

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