院長室

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「スリーデイズ」

ラッセル・クロウ主演のサスペンス映画です。冤罪で投獄

された妻を脱獄させるというオモシロゲなストーリーで、

ワクワクして観に行きました。実際かなりスリリングで、

ちょい長めの尺も気になりません。

ラッセル・クロウの存在感がありすぎて、とても平凡な男には

見えないところが玉に瑕ですが(笑)、総じてオススメできる

作品です。

 

ただこれは2008年のフランス映画「すべて彼女のために」の

リメイクでありまして、安易なリメイクを良しとしない僕にとって

は減点部分。知らない作品と出会う機会が増えるという意味では

リメイクも悪くはありませんが、つい最近の作品を再度撮る、という

無神経さが嫌なんですよね。無計画に続編を作る精神と同じで、出がらし

を絞りきるみたいなセコさが伺えます。(^ ^;)

 

ただこの作品に関しては、面白い発見がありました。オリジナルに

かなり忠実に作成されているにも関わらず、今作の方が30分以上も

長いんですよ。つまり脚本の付け足し、ディテールの掘り下げが

行われているんです。こういうことが行われると言うことは、きっと

オリジナルに惚れ込んだんだと思います。

 

商業目的のリメイクや、オリジナルを無視するかのようなリメイクは

批判されて当然ですが、こういう愛のあるリメイクは許せますね。

ラッセル・クロウである必要はなかったと思いますが。(←しつこい ^ ^;)

 

 

2011年10月3日 月曜日

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症例

1週間ほど前です。夜中の2時頃急に溺れたような

感じがして目が覚めました。なんと自分の吐瀉物が

鼻の方まで逆流してきていたのです。夕飯に辛いラーメンを

食べていたもんですから、胃酸の刺激と香辛料の刺激の

ダブルパンチでもう涙目。(^ ^;)

その時は嘔気はそれほどでもなかったんですが、次第に

気分が悪くなり、そこからは1時間おきに嘔吐です。


翌日はなんとか診療をしてひたすら睡眠、徐々に関節痛や

倦怠感も出現し、歩くのもしんどい状態。なんせ食べられない

ですから、ふらふらです。

やっとのことで食事ができるようなったら今度は下痢に。

一気に2kgやせました。(^ ^;)

水分だけはしっかり補給し、胃の働きを改善する漢方薬も併用。

そして現在に至ります。


…とまあこれが典型的な胃腸風邪なわけですよ。(笑)

ポイントは急に嘔吐すること、いわゆる風邪症状は弱いこと、

が挙げられます。嘔吐や下痢はウィルスを体外に排出する

生理反応ですから、安易に止めてはいけません。できる限り水分

を補給して、あとはじっと待つのみ。(笑)

食べられるようになったら漢方薬の補助も有効でしょう。


現在、気温の変動が激しいですから、薄着で寝たりしないよう(←ボクはコレ)

皆さんも十分お気をつけくださいませ。(^ ^)

2011年9月29日 木曜日

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「レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳」

現在のカンフーアクション界において、右に出る者はいないであろう

ドニー・イェン師父主演の映画です。

いやでもね、これ、副題からも分かる通り、かのブルース・リー大先生の

「ドラゴン怒りの鉄拳」の続編だったりするわけですよ。「ドラゴン〜」の

ラストシーンで主人公のチェン・ジェンは実は死んでなくて戦争へ行っており、

でもって帰ってきてナイトクラブの用心棒みたいなことを始める、という

設定です。

 

冒頭の狙撃兵を素手でやっつけるシーンには鳥肌が立って、こいつぁスゲーかも!

と期待したのですが、尻すぼみ。(^ ^;)

「グリーン・ホーネット」の出で立ちで仕置き人みたいなことしたり、

無理してヌンチャク使ったり、ブルース・リー愛には充ち満ちているのですが、

おふざけの域を出ていません。マネに走りすぎてドニー師父の良いところが死んで

しまっています。ブルース・リーの、あのしなるような独特の突きや蹴りと

ダンスのようなリズミカルな殺陣はマネしようたってそうはいかんでしょう。

“ やんちゃ ”なブルース・リーのアクションに対して“ オトナ ”なアクションが売りの

ドニー師父なのですから、こういう路線はもう止めた方がよろしいかと…。

 

まあもともとオマージュ映画なんでしょうから、批判は覚悟の上だと思いますけどね。

しかし、「イップ・マン」でブルース・リーの師匠を映画にしたり、ブルース・リー

映画の続編をやってみたりと、まさかドラゴンブーム再燃?!(笑)

そんなん、チャウ・シンチーと沢村一樹が黙っていないぞ!

シンチーさんは早く「カンフー・ハッスル2」を撮ってくれ!(^ ^)

2011年9月26日 月曜日

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なんでまたこの時期に

落合監督の電撃退団ニュースが日本列島を激震させ

ましたね。(え?してない?)

今年で3年契約が満了するとは言え、何もこの時期に

発表しなくても、というのが第1印象でした。

球団側はその時期については、ちょっと苦しい説明を

していましたが、ファンなら誰しも「人気ねぇからかな」

と感じたと思います。


監督はもちろん球団に雇われているわけですから、球団側に

イニシアティブはあるわけですが、どうも観客動員数とか

グッズの売り上げとか、OB受けとか、そんなものまで監督の

責任にする風潮があるように思います。

確かにファンあってのプロ野球なんでしょうけど、お客さんを

楽しませることと、勝負の世界はやはり分けて考えるべきかな、

と僕は思います。


そういう意味では落合監督は就任当初から、「勝つことが一番の

ファンサービス」と言って、その信念だけで戦ってきたように

思います。野球自体も落合監督が随分と変えてくれました。

セ・リーグの野球を変えたとすら思っています。

まあ、監督でもぶっちぎりで抜群の成績を残しているわけですから、

また別のチームの監督になるでしょう。

日本ハムの監督なんていいですね。ダルビッシュが抜けて「打」の

チームになりそうな所を、また全く補強しないで優勝させちゃって

欲しい。(笑)


最近解説なんかでも、質問に対するレスポンスがやたらと悪化している

高木守道氏にはあまり期待していませんが、まずは残り試合をやり遂げて

欲しいと思います!


2011年9月22日 木曜日

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「探偵はBARにいる」

いやあ、もうただただ洋ちゃん映画。洋ちゃん出ずっぱり。

あまりに洋ちゃんなので、気を抜くとなんかの番組の企画で

探偵ごっこしているように見えてくるので、注意です。(笑)

 

でも映画としてはしっかりしていて、非常にテンポ良く、演出も

効いてます。洋ちゃんが出ずっぱりなのも実はクライマックス

のための伏線だったり、洋ちゃんと同じ事務所のタレントをちょい役で

出したり、ミスリードのためだけに今をときめく若手女優を使ったり。

ミステリ部分はいまひとつですが、ベタなハードボイルド設定を

逆手にとって、リアルになり過ぎず、ありえねーな雰囲気になり過ぎず。

 

俳優陣もとても良く、特に松田龍平はついに父の遺伝子が覚醒し始めて

いる感じがします。ヒロインの小雪も設定にも助けられ、こういう映画に

不可欠なファム・ファタール役をしっかりこなしてます。

にしても西田敏行は出過ぎですな。予告編に2本も出てきたさ。(^ ^;)

ま、上手だからいいんですけど。

 

とにかく、突出した面白さはないですが、全体的に高得点のバランス良い

作品です。これからもっと興行収入増えるでしょうから、続編は間違いなし

ですね。原作は読んでませんけど、珍しく続編が観たい!と思った作品でした。

洋ちゃん、なまらよかったぞ!(^ ^)

2011年9月19日 月曜日

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