院長室

« 5月 2019 6月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

低温ヤケド

・季節柄、熱い物を扱う機会が増えるのでヤケドの患者さんも増えます。中でも恐いのは低温ヤケドです。通常熱湯や油でヤケドを負う場合、サッと手を引くので高温に晒されるのは一瞬です。低温ヤケドの場合は電気毛布やカイロを長時間あてることにより発症するので、組織のダメージは普通のヤケドよりも深刻になることが多いのです。場合によっては1~2週後に黒く壊死してしまうこともあります。予防策としてはカイロや電気毛布を肌に直接当てないこと、就寝中に使用する場合は少し温度を低めに設定すること、が挙げられます。

    2009年2月1日 日曜日

    カテゴリー 院長室

    タグ

    温める?冷やす?

    ・腰痛やねんざなどで、患者さんから「温めた方がいいですか?冷やした方がいいですか?」と聞かれることがあります。こういう場合のルールは一つで、「受傷直後はよく冷やす!それ以外は気持ちいい方を」です。ねんざや打撲などで赤く腫れている時は炎症が強い証拠で、その名の通り「燃えている」状態なので冷やさねばなりません。逆に「何ヶ月も前から痛い」状態で赤くも腫れてもいなければ、どちらでもいいです。一番分かり易いのはお風呂に入った時で、「あったかくて気持ちいい~」と感じれば温めた方がよいですし、「温めるとドクンドクンしてうずく」場合は冷やした方が良いでしょう。
    ・そこで「冷湿布と温湿布」ですが、湿布はそもそも温度を左右しません。むしろ痛み止めの薬と思った方が良いと思います。冷やすなら氷に勝る物はありませんし、温めるならば湯たんぽやカイロの方がはるかに勝ります。日本人は体が冷える傾向にあるので温める方法を知ることは大切です。生野菜や果物は体を冷やすので、冷え症のある方は調理して食べる方が良いかも知れません。

      2009年1月31日 土曜日

      カテゴリー 症例報告 院長室

      タグ

      骨粗鬆症

      ・ご存知の通り、骨粗鬆症とは骨がもろくなる病気です。病気とは言っても骨は老化に伴い必ずもろくなるので生理現象と言えなくもありません。しかし、超高齢化が社会現象となっている日本では深刻な問題です。やはり何と言っても骨粗鬆症で恐いのは骨折です。骨粗鬆症自体にはあまり症状がありませんから、骨折してから診断されることが多いのが現実です。骨粗鬆症で骨折されるのは高齢者ですから、そのまま寝たきりになってしまったり、車椅子生活になってしまったりする事が多く、つまり「骨折してからでは遅い」のです。
      ・そうなるといかに「予防」するかが重要です。女性では骨の強さが女性ホルモンに依存しているので、閉経と共に骨は急激にもろくなっていきます。レントゲンだけでは骨の強さは数値化できませんから、骨密度検査を行います。骨密度が一定値を下回っていれば、薬を飲んだ方がいいとされています。特に症状はなくても年に一度は年中行事だと思って(?)検査することをお勧めします。

        2009年1月30日 金曜日

        カテゴリー 症例報告 院長室

        タグ

        花粉症

        ・そろそろ花粉が気になる季節に入ります。早い方だと2月中旬頃から症状が出始めます。一般に花粉症はアレルギーを抑える抗ヒスタミン薬を使用しますが、口が渇いたり眠気が出たりすることが多いです。漢方薬はこういった副作用が出ないので使いやすく、小青竜湯という薬がメジャーでドラッグストアでも入手できます。ただ一概に花粉症と言っても症状は様々です。小青竜湯は「水のような鼻汁が出る」というタイプにはよく効きますが、「眼が充血する」とか「鼻づまりだけ」、「鼻や眼がかゆい」といったタイプには別の薬の方が効果があります。タイプに合わせて使い分けるという点も漢方薬の特徴です。
        ・ただ、ここ数年の急激な花粉症の増加の背景にこそ目を向けるべきだと思います。ストレスの多い環境、不規則な生活、食事の偏り、胃腸機能の低下…こんな所に原因があるような気がしています。オフシーズンにこういった所を治療するといざシーズンに突入しても、意外と症状が軽いかも知れません。

          2009年1月29日 木曜日

          カテゴリー 症例報告 院長室

          タグ

          医院とクリニックと一方通行

          ・ウチは同一敷地内に日野医院とひのクリニックが併設、という変則の開業形式をとっており入り口が別なのですが、クリニックは元々日野医院の入り口だったため間違えて来院される方が多いです。紛らわしい作りになってしまい申し訳ないと思うのですが、今のところさらなる改装の予定はありません。また立地的にも一方通行が多い区域で、「近くまで来てるんだけど到達できない」という方もみえます。さすがにこれは改装の余地はありませんが、こういう不便さがあるからこそ、何とか分かり易くしようと知恵を絞るわけです。
          ・不便さが発明の母とも言われますが、「こうしたい」と思うエネルギーが大切ですね。医者が患者さんを治したいと思うのは当然ですが、それは何も診察室内だけの事ではないはずです。医院やクリニックに来院した時点からのこと、さらには気分良く来院できるような雰囲気までも含めて“治療”と捉えたいと思っています。そのためにはどうしたら…と頭を悩ますことが発明につながるといいです。

            2009年1月28日 水曜日

            カテゴリー 院長室

            タグ