院長室

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「ライフ・オブ・パイ 3D」

アカデミー賞も受賞したアン・リー監督の話題作。映像がとんでもないとの

評判だったので3Dシアターで観たいと思ったら、ほとんどが「3D・吹き替え」

か「2D・字幕」の2択と来た。これはこの作品に限らず見られる傾向で

本当にメーワクなんすよ。ワシャ「3D・字幕」が観たいんじゃい。

 

で、作品内容ですが子供がトラと一緒に海を漂流する物語なので誤解を受けそう

ですが、次第に凶暴な動物と心を通わせていくハートフルストーリーでもなけ

れば、数々の海の試練を乗り越えていくドキドキワクワクアドベンチャーでも

ありません。一言で言えば「信仰の物語」です。もち子供向けではありません。

 

主人公の子供は幼い頃から宗教に興味を持ち、ヒンドゥー教、キリスト教、

イスラム教と数々の神を崇めます。そして太刀打ちできない大海原という現実

に遭遇する中でどう変化していくのか、というテーマ。しかしそれに隠れるように

サブテーマも盛り込まれており、作品の構成も非常にロジカルで観終わった後に

あれこれと考えさせられます。2回目を観ると多分全く違った感想になると

思います。うまい映画です。

 

ま、そんな小難しいことを考えなくても映像美は評判通り圧倒的で、是非3Dで

観ることをお勧めします。僕はIMAXで観ましたが、わざわざ名古屋まで行って

正解でした。

ちなみにこっそり「ジャッジ・ドレッド3D」も観ましたが、もうなんか対極的

すぎて語るのも恥ずかしいのですけど、そんなB級映画が大好物なので、実は

とても清々しかったりするのです。(なんじゃそりゃ)

2013年2月28日 木曜日

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父、帰る

長らくご不便をかけておりましたが、先日父が退院し本日から診療復帰と

なりました。まだ週に1回は外来通院が必要な状態ですので、完全復調とは

言えませんが、ひとまずは落ち着きました。ご心配頂いた皆さま、お見舞い

に足を運んで下さった皆さま、この場をお借りして改めて御礼申し上げます。


結局今回の入院の一番の原因は肝臓と膵臓の障害でした。もう完全に若い頃

からの食生活の不摂生が原因で自業自得以外の何者でもないので、あまり同情

の余地はないのですけど(^ ^;)、肝臓や膵臓が身体に及ぼす影響がこれほど

大きい、ということを改めて知る機会になったことは収穫でした。しかも

一度障害が起きてしまうと、元に戻るのはほぼ不可能です。いかに予防的に

生活習慣に気をつけていられるか、がやっぱり重要なんですね。


今回の入院はいろいろなラッキーもあったので、本人も拾った命と思って

謙虚に社会に貢献する…ようになるといいんですけど。(笑)

僕としても1月から倍は働かされたので(-_-メ)やっと少し肩の力が抜けそう

です。まあ、総じて良い経験をさせてもらいました。この経験を診療に還元

していきたいです。いつもの口うるさい食事指導ってことですけどね。(笑)

2013年2月25日 月曜日

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「アウトロー」&「レッド・ライト」

映画スイッチが入ってしまったのでまさかのダブルヘッダー。(^ ^)

 

まずは「アウトロー」から。

これまた邦題がおかしいです。原題は「Jack Reacher」で主人公の名前

なんですが、なぜか邦題は「無法者」に。作中「drifter」とは表現されて

いますが「outlaw」なんて一言も使ってないです。主人公も無法者どころ

かひたすら正義感の強いイイやつなんすよね。(^ ^;)

で、作品自体は消息を絶っていた凄腕捜査官がどこからともなく現れ、

颯爽と難事件を解決する!といういつもの展開(笑)なんですが、トム様

ファン以外はまあ観る価値ないかと。前半戦は割と演出も効いてて面白いん

ですが、後半からクライマックスのテキトーさ加減はひどいです。

クールでオトナなアクション映画から一転、泥臭い80年代アクションに

豹変するという、逆に一見の価値がある展開を楽しめます。クライマックス

の戦いで、優位だったのにわざわざ銃を捨てて殴り合いを始めるあたり正気

じゃありません。(笑)

トム様のムキムキボディやロザムント・バイクの無駄な胸チラなどオマケ

要素は楽しいです。

 

そして「レッド・ライト」。あまり宣伝されていませんが、これはメッチャ

面白いです。超常現象や超能力を売りにする輩 vs 最新機器を駆使する物理学者

というそれだけでニヤリとしてしまう題材ですが、超能力者を名優ロバート・

デ・ニーロ、物理学者をシガニー・ウィーバー、と何とも豪華な顔ぶれで

一層楽しめます。決してイリュージョンのネタあかしをしているわけではない

ので、それを期待してもダメですが、そう思わせること自体が既にミスリード

になって…、おっと言ってしまいそうだ。(^皿^)

若手物理学者役のキリアン・マーフィーもとっても良くて、というか彼の…、

おっとまたしても言ってしまいそうだ。(しつこい)

とにかくデビット・カッパーフィールドに度肝を抜かれて以来マジック好きに

なってしまった僕には大きな拾いモンでした。

 

2013年2月21日 木曜日

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プロテインビスケット発売

分かっちゃいるけどやめられない…それが糖質制限を始めた人の最初の

ハードルです。慣れてしまえばむしろ糖質摂取で不調になるんですが、

そこまで行くのがなかなか困難なんですよね。


糖質がなぜやめられないのか、というのは科学的にも証明されつつあり

まして、糖質を摂り続けることで脳に糖のレセプターができてしまうらしい

んです。レセプターというのは「スイッチ」みたいなもんで、このスイッチ

が押されないと満足できなくなるんですね。要はまんま中毒です。(^ ^;)


これはまだ人間での証明ではないのですが、恐らく長期間糖質を摂って

いる方はこのレセプターが発現して糖からの離脱が難しくなっていると

言われています。じゃあ、どうしようもないね!(ニコッ)…となるはずも

なく(笑)、やはり血糖値の乱高下を抑えなければいけないのは変わりません。


糖質を摂る→高血糖→反応性低血糖→糖質を摂る→…のループを止める

のは容易ではありませんが、そこで開発されたのが砂糖ゼロなのにほんのり

甘いプロテインビスケットです。しかも高タンパクなので、忙しくてついつい

簡単なおにぎりなどで食事を済ませて…なんて人にも向いています。


お菓子ではないので、「やめられない止まらない」な感じではありません

が、十分合格点な味です。1箱60枚入りで3500円と割高ですが、

糖質制限がうまくできなくてお困りの方、食事がままならない方、新しもの

好きの方(笑)、是非どうぞ!

(※当院受診歴のない方でもご購入頂けます。郵送はしておりません。)

2013年2月18日 月曜日

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「ルーパー」

父親もやっと退院の目処が立ってきたので、今年度初の映画鑑賞。トム

さんを観たかったけど、もうすぐ上映終了になる「ルーパー」を選択。

タイムトラベルものはややこしくって苦手なんだけど、傑作が多いのも

また事実。「バタフライエフェクト」や「8ミニッツ」なんて何回

観たやら。今作もまさにそんな映画。タイムトラベルものでは

「同時代に過去と未来の同人物が併存する」なんて禁じ手なんですが

それをアッサリやってのけるアイデアには脱帽。いやあ、オモロかった。

 

主演は「ダークナイト・ライジング」でも大活躍、というか持ってちゃった

感のあったジョセフ・ゴードン=レヴィットさん。30年後の主人公を

「ダイ・ハード」が寅さん化しつつあるブルース・ウィリスさん。2人

ともとてもよかったです。エンディングも日本人受けしそうで、意外と

隠れた傑作になるかもです。悪役が弱すぎるのが難点でしたが。(^ ^;)

 

しかし父親の入院のせいで元旦からいきなり開幕ダッシュを強いられて、

なかなか息つく暇がなかったですが、やっと落ちついてきて、しっかり

堪能できました。いやぁ、映画ってホントいいもんですね。(笑)

開幕ダッシュと言えば今年のドラはどうですかね?大野と伊藤が2人で

10勝くらいできれば面白いと思いますね。投手コーチが今中さんに

代わったので、投手は今年の方が面白そうです。野手では高橋周平くんが

注目されますが、やはり平田がキーマンと睨んでいます。新外国人選手の

影響で完全に影が薄いですが、彼が通年で活躍できればオーダーがすごく

楽になると思います。

まぁあとは監督さんが短気を起こさないのを願うばかり。(^ ^;)

 

さてまた映画モードに入りまっせ。トムさんを…と思ってるんですが、

すこぶる「ジャンゴ」が観たい!(笑)

2013年2月14日 木曜日

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