院長室

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インフルワクチンしてよー

一宮市でもインフルエンザの感染が急に増えたようです。学級閉鎖も

出ているレベルなので、いよいよか、という感じです。

 

ウチはHPでもお知らせしている通り、インフルエンザワクチンの

接種は行っていませんが、ここ数日数件は「ワクチンやってますか?」

という問い合わせを頂きます。折角電話を頂いて申し訳ないんですが

今後もやる予定はありません。

 

ワクチンの効果は、弱毒ウィルスを体内に入れることで抗体産生を

誘導し本感染の防御に役立てる、というものです。この道理で

考えるとワクチンの効果を発現させるためには3つのハードルが

あることが分かります。

 

まずは弱毒ウィルスでさえも不調を起こす場合があること。ワクチンを

打ってから体調を崩した経験がある方もみえると思います。そして

無事に体内に入っても抗体がうまくできない場合があります。抗体は

タンパク質でできているので、そもそもタンパク代謝が悪い方は

抗体が思うように合成できません。さらに抗体がしっかり合成できた

としても、その年に流行するウィルスとマッチしなければ効きません。

特にインフルエンザウィルスは毎年変化するのでマッチしにくいです。

 

ワクチンを接種した方が仮に感染した場合でも軽症で済む、なんて

言われますが、同一個人で接種と未接種の比較なんてできないですから

それホント?と思っちゃいます。そもそも毎年何十万人も感染している

時点で既に接種する意義を感じないんですけどね。(^ ^;)まあ

博打みたいなものと考える方がいいでしょう。

 

ではどう予防するのか?ですが、一番よいのは鼻うがいでしょうね。

以前にも紹介しましたがハナクリンSという商品がコスト的にも

容量的にもオススメです。あとはビタミンCとタンパク質をしっかり

摂ることですね。

    2018年12月13日 木曜日

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    ココイチにも糖質オフが!

    皆さん、もう当然知っているかとは思いますが、CoCo壱番屋の

    カレーライスに糖質オフメニューが登場しました。念のため、

    一応、老婆心でアナウンス&体験談を。

     

    いや、サイコーっすよ。ライスを刻んだカリフラワーに替える

    ことで糖質量をかなり減らしているのですが、不思議なほど

    違和感がない。すき家の牛丼が米を豆腐にしていたりするので

    パクリっちゃあ、パクリなんですが、ココイチは一宮のソウル

    フードですからね。食べない選択肢はないわけですよ。

     

    この時期は牡蛎フライカレーが登場するので、僕もいつもより

    行く頻度が増えるのですが、通常はサラダを食べ、ライスを最少

    の200gにし、トッピング多めにして血糖の乱高下を防ぐの

    です。涙ぐましい努力。(笑)

     

    これがカリフラワーになることで、血糖が安定しやすくなり、

    さらに副産物として、米でお腹が膨れなくなるのでもう一品

    トッピングを追加する余裕が産まれるのですな。ちなみに現状、

    糖質オフメニューは予めトッピングが決まった3パターンから

    選ぶしかないので通常ほどの自由度はないですが、僕のように

    糖質は極力減らしてトッピングを多く楽しみたい人には福音です

    よね。

     

    ひとまず5月までの限定メニューのようですが、人気となれば

    当然定番に仲間入りするでしょう。僕としては是非そうなって

    頂きたいので、皆さん、どうぞ1度はお試しくださいませ。(^ ^)

      2018年12月10日 月曜日

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      溶血

      「ようけつ」と読みます。聞き慣れない言葉だと思いますが、

      我々、特に栄養療法を実践する医師にとっては極めて重要な

      単語です。

       

      医療用語なので聞き慣れないのは当然なんですが、これは血液

      の中の赤血球の変化の一つです。赤血球は酸素を身体中に運ぶ

      トラックのような役目があって、酸素がないと生きていけない

      我々にとっては超重要なものです。

       

      その赤血球は約120日で入れ替わるのですが、何らかの理由で

      その入れ替わりが早まってしまう、つまり赤血球が壊れやすく

      なっている状態を溶血と言うのです。

       

      溶血があると、赤血球機能が低下しますから身体中が酸素不足に

      なりやすくなります。全ての細胞は酸素が必要ですから、溶血が

      ある場合、あらゆる病態が治りにくいことになりますね。痛みも

      疲れも、不眠も、うつも、難治と言われている病態の裏側には

      溶血があるかも知れないのです。

       

      じゃあどうやって溶血を知るのか。これは血液検査から知る

      ことができるのですが、意外と難しい。溶血があるということは

      赤血球が壊れやすいわけで、つまり血液中に赤血球の内容物が

      多く出ている事になり、これが色々な検査値を上昇させてしまう

      ので正しく判読しづらくなるのです。

       

      栄養療法では血液検査を重要視するので、その判断を狂わし

      かねない溶血の有無は常に頭に置きながらデータを見ています。

      人間ドックや健診レベルでは分からない場合が多いので、もし

      それらが「A判定」であっても不調があるのであれば、一度

      相談して頂きたいと思います。

        2018年12月6日 木曜日

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        押すでもなく引くでもなく

        PC作業は肩がこりますね。年末の忙しい時期や、気温が低い

        環境ではなおさら。肩だけでなく腰もバキバキよぉ!って方も

        多いかも。

         

        さて、そんな時、マッサージは気持ちがよいものです。自分で

        やるよりもマッサージチェア、チェアに乗るよりもプロの手技、

        とまあ手段は様々ですが、コリが強ければ強いほど、マッサージ

        も強めでやってしまう傾向があります。

         

        やった直後は気持ちが良くても、すぐに戻ってしまったり、

        却って痛くなったりすることもあります。これにはちゃんと原因

        があるのです。それは「反射」。急に驚かされると「ビクッ」

        となりますよね。これがまさに反射です。

         

        ヒトの身体には、圧を感知するセンサーが各所にあり、特に

        加速度的な力が加わると、それに抗うように力だが入ります。

        これが「ビクッ」です。マッサージでも良かれと思って勢いを

        つけて押したり引いたりすると、この反射が起きて無意識に

        身体に力が入ってしまうのです。ほぐしたつもりが緊張を

        招く結果になってしまうのですね。

         

        なので、マッサージをする時には極力この反射を誘導しない

        方法がベターになるわけです。具体的には「揺らす」です。

        どんな方法でもいいので、軽く揺らす方が反射を誘発せずに

        ほぐすことができるのです。単調な電車の揺れで眠くなる、

        ようなイメージです。

         

        揺れは「波」ですから、徒手的にマッサージする場合には

        「波」が身体の中に浸透していくような方法がよいですね。

        チェアに乗るなら一番弱いモードがよいでしょう。自分では

        少し物足りないかな?と感じる程度の力が実は最適です。

        色々応用してみてください。(^ ^)

          2018年12月3日 月曜日

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          糖質制限を俯瞰しよう

          年末年始、各種イベントや宴会が増えて糖質を摂取する機会が

          増えますね。なんとも栄養療法泣かせな季節です。既に2回忘年会

          をこなしたという猛者もみえました。(^ ^;)

           

          さて糖質制限については度々紹介していますので繰り返しになる

          部分もありますが、まず重要なのは糖質制限は手段であって目的

          ではないということ。糖質制限は基本的に糖過剰の場合にやる

          もので、糖過剰では様々な不調が出るから、それを改善するための

          ツールとして存在します。

           

          栄養療法的に言えば「血糖値の乱高下を防ぐために糖質制限を

          行う」となります。あくまで戦うべきは血糖値の乱高下なんです。

          糖そのものが悪党というわけではありません。糖質制限をしても

          思うような効果が出ない場合、血糖乱高下の原因が他にもある、

          と考えるべきが、ついつい糖質制限は効果がない!と否定派に

          なってしまったりするのは残念なところです。

           

          例えば脂肪肝では血糖が安定しません。ウィルス性であっても

          アルコール性であっても脂肪肝であれば容易に血糖変化が生じる

          ので糖質制限が奏功しない場合があります。またビタミンB群

          不足においては糖過剰でなくても血糖が安定しないので、不足が

          ある場合は優先的に補うことになります。

           

          血糖が安定しないとタンパク質を糖に変換して賄おうとするので

          筋肉や血液が分解され、体形が崩れて貧血気味になります。健康

          やトレーニング目的にプロテインを摂取されている方がいますが、

          血糖の安定化を同時にしなければタンパク質本来の働きは望め

          ません。

           

          仮に血糖が不安定でもエネルギーが十分作られれば、タンパク質

          を無駄使いする必要はないわけで、そこで有用なのが脂肪酸です。

          エネルギー変換が高効率な中鎖脂肪酸を選び、エネルギーを安定化

          させ、タンパク質を温存し、糖依存を解消する。ここが目的です。

          そのための糖質制限であるべきです。近視眼的にならずエネルギー

          代謝全体を俯瞰して見ることがとても重要です。

           

           

            2018年11月29日 木曜日

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