院長室

« 7月 2018 8月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

「インクレディブル・ファミリー」/「カメラを止めるな!」

映画ネタの連投失礼します。お盆だし。暑いし。いや、今回の2作

は早く紹介しとかないと皆さんが損するかも知れないし!と思うし。

 

まずはまさかの14年ぶりの続編「インクレディブル・ファミリー」。いや、

素晴らしい。14年経ってますが作中は前作から3ヶ月後とのこと。

ヒーロー活動が禁じられている中で、犯罪や事故に対して黙って

いられない主人公一家の活躍を描きます。

 

今作はお父さんのMr.インクレディブルはむしろ脇役で、メインは奥さん

のイラスティガールと子供たち。なので原題は「Incredibles 2」なのですが

この邦題は妥当かな。前作未見でも分かる親切設計ですが、前作

との対比も面白いでの観ておいた方がいいでしょう。

 

内容は痛快爽快で、特にアニメーションの技術進歩が圧倒的です。

監督は前作に引き続きブラッド・バードさんですが、実は

「M:I ゴーストプロトコル」の監督さんでもあるので、アクションはお手の物。

というかM:Iと妙に似ていたり。先日最新作を観たばかりだから

余計にそう感じるのかな。(^ ^;)でもカッチョイイから全然OK。

無条件に楽しカッコイイ傑作です。お願いだから字幕上映を増やして。

 

さて問題はこちらです。今や各メディアでも取り上げられ社会現象と

なりつつある邦画「カメラを止めるな!」。いや、スバラシイ。無名の

俳優さん、本作が長編デビューの監督さん、クラウドファンディングで

資金集めするほどの低予算、とヒットが約束され資金も技術も最高峰

でスタッフもエリート揃いの「インクレディブル・ファミリー」とはある意味

対照的です。

 

でも匹敵するくらいに面白い。センスとアイディアでここまで面白く

なるなんて、同業の方は悔しさと共に俄然やる気が湧くのではないで

しょうか。ネタバレ厳禁と言われていますが、それを言う時点で

何か仕掛けがあることを臭わせるわけで、完全なネタバレ防止には

ならないのですが、でも極力情報を入れずに鑑賞すべきことは

確かです。

 

物語はゾンビ映画を撮っていたら本物のゾンビに襲われた、という

話を作製しましょう、という入れ子構造なのですが、これまでも

そういった凝った作品はあったものの、本作ほど緻密でかつ映画愛に

溢れた作品は初めてです。社会現象になるのも頷けます。

 

ネタバレ厳禁と謳われる作品はその性質上、往々にして “一発屋”

なのですが、本作の凄い所は伏線張りまくりで2回目もすんごい

観たくなると言うゾンビ性(?笑)にあります。事実リピーターも

多いようです。話題性に乗って8月下旬からは稲沢のユナイテッドシネマ

でも上映されるようなので、是非このスバラシイ映画を「体験」

してください。

    2018年8月13日 月曜日

    カテゴリー 院長室

    タグ

    「M:I フォールアウト」/「未来のミライ」

    この夏の目玉になるであろう日米それぞれの期待作を早速観て

    きましたよ。

     

    まずは我らがトム様の人気シリーズ第6弾となる「ミッション・インポッシブル

    フォールアウト」です。僕はトム様作品は無条件で観るので目玉もくそも

    ないんですが、何と6作目にしてマンネリになるどころか最高作に

    仕上がっています。

     

    ストーリーはまあ多分にご都合主義な所がありますが、だって

    そういう映画なので(おい)、それは問題ではなく刮目すべきは

    めくるめくアクションの数々です。どれも超ハイレベルで、これで

    エンドロールにNG集があればもうジャッキー映画ですよ。しかも

    トム様は御年56ですからね。超人か。

     

    アクションが凄すぎて二転三転するストーリーの仕掛けが頭に

    入ってこないという切なさはありますが、それでも147分の長尺

    が全く気にならない上に、意外な登場人物に涙しそうになる

    という非の打ち所のない作品です。ああ、言ってしまいてぇ。(笑)

    1つだけ難点を言えば完全に前作の続きなので前作「ローグネイション」

    はマストです。僕も直前にそれを知って慌てて復習したクチです。

    あぶねぇ。もうトム様鑑賞映画の域を超えてシリーズ集大成的な

    傑作です。これを超える続編はできないんじゃ、と心配になる。

     

    さて対して今や日本アニメ界のヒットメイカーになりつつある

    細田守監督の「未来のミライ」。前作「バケモノの子」は僕的には

    物足りなかったですが、いや、今作、やっちまってるんじゃ?

     

    両親の愛を一身に受けていた4歳の主人公が妹が生まれるのを

    機にかまってもらえなくなり、すねる、という、だけの、映画(° °;)。

    いや、好意的に見れば未来からやってきた成長した妹の導きや

    過去の親や祖父の物語を体験することで成長していくお話、と

    取れなくもないですが、少なくとも鑑賞中は好意的になれん

    かった。(^ ^;)

     

    どうも前作から奥寺佐渡子さんが脚本を担当していないようで、

    モロにその影響が出てしまっている感が否めない。アニメの表現力

    はズバ抜けているんだけど、その感動を打ち消してしまうイライラ

    がずっとつきまとうんだよね。子育て中の親にはあるあるネタが

    多くて受けると思うんだけど、それ以外の世代には正直しんどい、

    かも。僕は利己的なエッセイを読まされてるようで不快でした。

     

    きっと我々が最大公約数的な冒険ファンタジーを期待しすぎている

    せいであって、細田さんの作家性はそこではないんでしょうね。

    ナウシカやラピュタじゃなく、稲中卓球部なんですよ。きっと。

    あ、分かりづらい?(笑)ちなみに僕は稲中大好きです。今後は

    そういう眼で細田作品を観ると身勝手な落胆をせずに済みそうです。

      2018年8月9日 木曜日

      カテゴリー 院長室

      タグ

      バリアフリー

      足の不自由な方に配慮してスロープを作るとか、段差をなくす

      とか、そんな構造をバリアフリーと言いますが、もちろんそれは

      必要なことと思います。

       

      けれどそんな優しさがあだになる場合もあります。それは有害

      なものに対してもバリアがフリーになるから。建築物であれば

      虫やほこりは侵入しやすくなりますし、人体であれば菌や抗原に

      なり得るものが容易に取りこまれることになります。

       

      ただただフリーパス状態にしてしまうのは思わぬ弊害を招きます。

      例えるなら空港の税関でしょうか。ここの機能が麻痺してしまった

      ら、薬物や武器まで勝手に輸入されるわけで、治安は乱れるで

      しょう。我々の身体ならば税関が腸や皮膚で、治安の悪化は

      アレルギーです。

       

      人体と建築物を一緒にするのはやや乱暴ですが、良いものは

      通して、不要なものは通さない工夫こそが重要です。腸内環境の

      重要さが叫ばれて久しいですが、その目的がしっかり認識されて

      いるかは心許ない気がします。せっせとヨーグルトを食べて

      カゼインのせいで腸が荒れてしまっていたとしたら、本末転倒

      この上なしです。乳製品が悪いのではなく、その方の目的に

      沿ったツールになっているかを知っているかがキモです。

       

      要は病態分析の重要性ってことですな。回りくどいのは歳の

      せい?!(笑)ちなみに住居等のバリアフリーもバネ構造

      などで通る時だけ倒れる敷居とか、手動でスロープにできる

      カバーとかできそうなんだけどなー。しげぞう爺さんなんて

      杖を振るだけで階段をスロープにできるんだから。NGK

      限定だけど。

       

        2018年8月6日 月曜日

        カテゴリー 院長室

        タグ

        押してダメなら

        引いてみろ!…と言いたい所ですが、さて、それがベターな

        対策でしょうか?

         

        まあ実際に押したり引いたりしているわけではなく、視点を

        変えてみたらどう?っていう意味の格言なので、それはその通り

        だと思います。しかしながら、こと切迫した状況においては

        早くなんとかしたい!との想いが強すぎることの方が問題

        だったりもします。

         

        つまり押してダメならすぐに引きたい!という場合は、視点

        はむしろ変わっていないことがあるんですね。なので僕は

        敢えて、押してダメなら「止まってみる」と提案したい。

        観察する、と言い換えても良いかも知れません。

         

        医療の場合で言うと、長年の困った症状にあれやこれや

        良いと言われるもの端から全部やる、みたいな状況でしょうか。

        これは気が焦るばかりであまり良い結果をもたらすことは

        ありません。却って悪くなることもあります。止まって

        一息入れられると、気付かなかったものが見えることも

        あるんですよね。

         

        そのタイミングで状況を把握、分析して次の一手を考察する、

        この方がゆとりが産まれます。まあ状況が複雑であるほど

        この行為の繰り返しにはなってしまいますが。でも少なく

        とも冷静さを保つことは消極的な策ではないと思います。

         

        そういう意味では栄養療法的な分析は客観的な判断の助け

        になるので、治療でも優先順位が高いと思います。しばしば

        言うように、ウチでは栄養療法や漢方診療が好きだからやって

        いるわけではなく(笑)、あくまで客観的指標になるから

        採用しているだけです。

         

        「押してダメなら、止まってみる。」はなんかパンチ弱いから

        「押してダメなら、引いて、観る。」ってのもイイね。(^ ^)

         

          2018年8月2日 木曜日

          カテゴリー 院長室

          タグ

          祭のあと

          台風の影響で商店街の七夕祭りは一部縮小して行われたそう

          ですが、大きな事故など無くて何より。というか、僕は関東

          方面に逃避行しておりました。逆行台風で帰りが危ぶまれ

          ましたが、普段の行いが良いので(笑)ギリギリも影響なく

          帰ってこられました。

           

          お祭りの後は例年何とも無残で、ここ数年はボランティアの

          方や学生さんが掃除をしてくれるので随分良くなりましたが、

          ゴミやニオイに悩まされます。ちなみに今年は愛知ディオーネ

          の皆さんも朝から掃除をしてくれていました。感謝です。

           

          楽しいお祭りもそのアフターフォローに時間や労力が消費

          されるということですが、我々の身体も全く同じです。

          楽しいイベントであっても体や脳を使った後はメンテナンス

          をきっちりしないといけません。かく言う僕も、今回関東に

          行って、こちらに比べれば随分と涼しかったのですが、

          そのせいか冷房が異常に強く感じられ却って冷えて疲れた

          部分もあります。

           

          ヒトは活動する時に必ずエネルギーが必要ですが、そこで

          酸素を消費します。酸素を消費するとどうしても活性酸素が

          発生します。この活性酸素が多すぎたり、うまく消去でき

          ないと不調になるんですよ。折角の楽しい時間も、その後

          めっちゃ不調になれば嬉しさ半減ですよね。

           

          残念ながら、現状活性酸素量を測定して治療に繋げることは

          できませんが、そもそも栄養不足傾向の方は活性酸素消去系

          も弱いと思った方がいいです。これからも仕事に遊びに

          不調なく過ごすためには、自身の栄養状態を把握してどう

          対処しておけばよいのかを知ることがとても有用だと思います。

          ちなみに僕はビタミンB群の消費が激しいので、こういう

          不調になりそうな時は通常より多く摂って対処しています。

            2018年7月30日 月曜日

            カテゴリー 院長室

            タグ