院長室

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脳の過敏

痛みやしびれ、はたまた高血圧や耳鳴など症状が慢性化

してしまうとなかなか薬剤も効果が出ず、それにまた

焦って悪化の悪循環…こんな悩みを抱える方はどうすれば

いいのでしょう。

 

医療者側も良い提案が見つからず、結局様々な治療を渡り

歩くことになったりします。“医療難民” なんていう言葉が

ありますよね。慢性化すればするほど原因も複雑化して

ゆくので、解決方法はそれこそ千差万別です。僕もこれと

いう決め手を持っているわけではありません。

 

ただ、あらゆる症状は脳が認知しているわけですから、

一つの切り口として「脳の過敏」を癒すことが症状改善に

繋がるかも知れません。ではどんな時に脳は過敏となる

のか、それは酸素不足と低血糖です。脳は大事な臓器で

ある反面、とても燃費が悪いので酸欠と低血糖には弱い

のです。

 

栄養療法的には鉄不足の改善や、糖質の摂り方が対策に

なりますから、それらの検索をすることは非常に意義が

あります。ウチで血液検査をお勧めすることが多いのは

そのためです。他にも電磁波が影響して脳過敏になって

いたり、歯の詰めものが悪さをしていたり、と意外な所

に原因があったりするので、「脳をいたわる」にはどう

したら良いか、という視点は色々な症状に応用が利くの

ではないかと思っています。

    2017年10月16日 月曜日

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    筋肉痛を漢方で

    最近は5月に運動会をやる学校もありますが、まだまだ

    このシーズン特有の催事で、お子さんのケガだけでなく

    一緒に参加された親御さんのトラブルも結構あったり

    します。(^ ^;)

     

    一番多いのはケガや捻挫などの外傷ですが、意外と日常

    生活に支障を来しているのが筋肉痛。お子さんのケガの

    付き添いで来られた保護者がしんどそうに歩いていたり

    して気付くわけですが、これは仕方がないものと思われて

    いるようです。

     

    もちろん病気ではないし、誰しも経験があることなので

    放置して終了、でいいのですが意外にも漢方薬で治癒を

    早めることができます。筋肉痛は細かい筋繊維の断裂です

    から、ミクロの外傷と捉えます。外傷ならば血流障害

    あるでしょうし、炎症もあるはずです。それらに対応する

    生薬を組み合わせれば充分に筋肉痛治療になるわけです。

     

    具体的には血流を良くする牡丹皮(ボタンピ)+桃仁(トウニン)

    の組合せ、筋肉の痛みを引かせる麻黄(マオウ)+薏苡仁

    (ヨクイニン)の組合せが有効です。また筋肉のこわばりを取る

    芍薬(シャクヤク)もあればなお良いですね。

     

    これらを無駄なく配する方剤の組合せが桂枝茯苓丸

    (ケイシブクリョウガン)+薏苡仁湯(ヨクイニントウ)です。筋肉系の

    痛みに広く応用できるので当院頻用の組合せです。これから

    まだ運動会があってさ…なんて方は試してみるのもいい

    でしょう。

     

      2017年10月12日 木曜日

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      書いて、置く

      随分と過ごしやすくなりました。1年の中で最も穏やかな気候

      かも知れないですね。あ、イネ花粉アレルギーの方はそうでも

      ないね。(^ ^;)

       

      さてこういう暑くもなく寒くもなく、湿っても乾いてもいない時期

      は体調があまり左右されませんので、身体の下支えを強化する好機

      です。当然それは薬剤ではなく、生活習慣ということになるわけ

      ですが、実際、何らかの症状に困っていなければついついおざなり

      になってしまうものですよね。「分かっちゃいるけど…」って

      ヤツです。

       

      特に食事療法は自分の生活スタイルに落とし込むことが重要で、

      いかに「あたりまえ」にできるか、がポイントです。糖質制限や

      ケトジェニックなどの用語が一般的になり、糖質オフ食材や

      ココナッツオイルなど治療に使うツールも入手しやすい状況に

      なっています。しかしながら、知識だけで終わってはもちろん

      身体は変わらないし、むしろ罪悪感を感じる分、タチが悪いかも

      知れません。(笑)

       

      よく「100点をめざすな」と言いますが、重要なことの優先度

      を決めておいて、1つか2つは絶対に守る項目を決めて、あとは

      まあファジーに対処、くらいの心持ちが結構長く続く秘訣でも

      あります。そして是非オススメしたいのが、それらを「書く」こと

      です。

       

      耳から入ってくる情報は、納得はしても時間と共に忘れてしまう

      ものです。それを「書く」ことで、視覚情報に変えるのです。

      これも「自分で書く」のがポイント。書籍のコピーも視覚情報

      ですが、やはり自分で書く方が主体性があります。そしてさらに

      それを普段よく目につくところに「置いて」おくことが大切

      です。例えば食卓の自分の席とか、洗面台とか、化粧台とか…。

       

      こうすると、「あ、そうか」とか「自分で書いたんだし」とか

      都度思い返すことになり、脱落することを防げます。地味ですが

      効果は大きい方法です。是非やってみてください!

        2017年10月5日 木曜日

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        ホットな生活

        前回は乾燥対策をお伝えしましたが、今回は寒冷対策に

        ついて。これももちろん筋肉量アップやカロリー産生系の

        改善、血糖値の安定化などが根本的な方法ですが、直近の

        対策についてね。

         

        最近では温かいインナー?なども販売されていますが、

        一般的には重ね着をしたり、カイロを貼ったりするのが

        多いと思います。もちろん全く間違っていないのですが、

        重要なのは温める部位です。

         

        そもそも筋肉が少ない場所、血流が滞りやすい場所は

        それだけで冷えのリスクですから、それらを重点的に温める

        方が効率的なはずです。また自身が抱えている痛みなどの

        症状とリンクする部位を温めるのも理に適っていますね。

         

        よく首、手首、足首などの「くび」を温めなさいと言われ

        ますが、これは筋肉量が少なく血流も悪くなりやすい部位

        だから。僕もこれに賛成ですが、頚部の場合はさらに細かく、

        「頭と首の境目」を温めると効果的です。また腰痛や便秘

        がある方は腰の仙骨辺りと下腹部をサンドして温めるのが

        有効です。

         

        温めるツールは色々ありますが、自宅では濡れたタオルを

        絞って電子レンジでチンしてジップロックに入れる自作

        ホットタオルが経済的でオススメです。サイズを自由に

        決められるし、10〜15分くらいの効果なため低温

        ヤケドになりにくいのも助かります。仕事中などは

        めぐりズム®の貼るタイプが高温になり過ぎないので

        使いやすいですね。あとは風呂はシャワーで済ませず、

        必ず湯をはって耳たぶが湯面に付くまで浸かりましょう。

          2017年10月2日 月曜日

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          冬のオススメ3点セット

          夏から冬にかけて激変するのは気温だけではありません。

          湿度も一気に下がって乾燥による諸症状が出始めるのも大きな

          特徴です。乾燥環境では身体から水分が失われます。特に

          そもそも脱水傾向がある場合は冬場であっても注意が必要です。

           

          さて、そんな乾燥に対抗するには根本的には脂質やタンパク

          摂取が重要になりますが、直近、まさに来月からの武器として

          備えてもらいたいのが、

          ・ワセリン

          ・サージカルテープ

          ソンバーユ®

          です。

           

          ワセリンは言わずと知れた全身どこでも使える万能保湿材です。

          薄く塗り伸ばすのがコツ。ワセリンは寒冷環境だと硬くなる

          ことがあるので、医療機関で処方されるプラスチベースや

          プロペトの方が使いやすいかも知れません。

           

          サージカルテープは短く切って寝る前に口に縦に貼りましょう。

          口を塞ぐ感じですね。これが朝起きた時に外れていたら口呼吸を

          している証拠で、寝ている間に乾燥が進行しているサインです。

          口腔乾燥は上咽頭炎を誘発するので、是非治すべきなんですが

          なかなか難しいものでもあります。外れてもしつこく毎日口テープ

          していると外れなくなってきますので、根気よくやりましょう。

           

          そんな時に活躍するのがソンバーユです。これは液状の馬油

          です。これを寝る直前に鼻の穴にとろーりと垂らすのです。

          これが鼻の奥、突き当たりまで行くように頭の位置を調整して

          から寝て下さい。これで口テープが外れる人でも安心です。

          もちろん外れなくてもやっておくと完璧です。(^ ^)

            2017年9月28日 木曜日

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