院長室

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肉はスタミナ食?

前回の記事とも関連がありますが、肉食=スタミナ満点の

ような、肉食系=ガツガツしてる(笑)的なイメージって

ありません?

 

肉をモリモリ食べられる人は、胃酸や消化酵素がしっかり

分泌できている、というだけのことでスタミナの有無とは

また別問題です。スタミナがある=疲れにくい、ということ

ですから、スタミナは効率の良いカロリー産生と同義と

言えます。

 

そもそもタンパク質は身体の様々なパーツの材料ですから、

基本的にはあまりカロリーに使いたくありません。別の

栄養素からカロリーを作って、そのカロリーでタンパク質

を合成、利用するのが最も効率的です。別の栄養素で

カロリーになり得るのは糖と脂肪ですが、脂肪の方が糖の

倍以上カロリーになるので、燃費の良さは脂肪に軍配が

上がります。

 

となるとスタミナ食というのはむしろ高脂肪食、という

ことになります。さらに脂肪の中でも中鎖脂肪酸が最も

効率よくカロリー変換されるので、ココナッツオイルが

最高のスタミナ食、と言うことができますね。ココナッツ

が苦手ならもちろんMCTオイルでもいいので、スタミナ

をつけたければ1日大さじ2杯くらいを目安に摂ると

よいと思います。

 

もちろん肉にはビタミンやミネラルが含まれますから、

それらが間接的にカロリー産生に関わるという点で

スタミナ食という言い方はできますけどね。TVや雑誌で

紹介されるスタミナ丼なんてのは、かかっている甘いタレ

とお米で血糖値が急上昇して元気になっているだけ、

かも知れませんよ。

    2018年6月25日 月曜日

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    タンパク質の基本

    暑くなって脱水が危ぶまれるようになると、しきりにこまめな

    水分補給の重要性が叫ばれますが、その前にしっかりタンパク質

    を摂っておくことが重要です。

     

    これを読まれている方の中にはまさかスポーツ飲料ガブ飲みする

    人はいないでしょうが(^ ^;)、脱水予防、あるいは補正に大切

    なのは体内に水分を保持することです。それができなければ

    すぐに尿で抜けていくか、単にむくむだけ、となってしまいます。

     

    その保持力を規定するのがタンパク質です。ですからしつこく

    タンパク質摂取を言うわけですが、肉魚卵大豆などのタンパク質

    はそのままでは体内に入りません。胃酸や消化酵素の働きで

    アミノ酸レベルまで分解されて腸から吸収されます。そして

    肝臓で必要なタンパク質に再合成されて利用されます。

     

    消化酵素もタンパク質なので、タンパク質不足傾向の人は

    そもそもタンパク質の分解が苦手、というジレンマがあります。

    せっせとタンパク質摂取を増やしても腹が張ったり、便やガス

    が臭くなったりするのは吸収されていない証拠です。徐々に

    増やさないといけません。また肝臓での再合成にはビタミンB群

    が必須です。これも不足している人が多いですよね。

     

    このようにタンパク質不足は一朝一夕では改善されないことが

    想定されるので、早いうちから持続して改善に取り組むべき

    なんですね。というか栄養療法の大きな柱の一つがタンパク質

    代謝の改善です。

     

    既に暑くなってきており、あんまり悠長な事は言っていられ

    ないので、上記の理由で消化酵素剤+アミノ酸剤+ビタミンB群

    の組合せを使うことが多いです。

      2018年6月21日 木曜日

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      眠れない時は

      物理的に時間がなくて眠れない、のではなく布団に入っても

      寝付けない、せっかく寝たのにすぐに目が覚める、という

      場合に不眠症と言われます。

       

      眠れないと疲れも取れず、次の朝がだるい、気力食欲も落ちる

      という負の連鎖に陥りがちです。すると日中はドリンク剤

      などで元気を付け、入眠前に睡眠薬を服用して…となって

      しまいます。どちらも急場しのぎのツールなので、長期連用

      は危険ですが、原因がうやむやになったままだと結局漫然

      と続けることになります。そして薬が増え…あとは推して

      知るべし。

       

      不眠で困っている方はとても真面目な性格であることが多い

      印象です。「明日起きられず仕事に支障が出たらどうしよう」

      「今日の自分の発言で傷つけたのではないか」などなど、

      責任感が強く、自己否定的な思考に陥る傾向があります。

      決して悪いことではないし、むしろ頼りになる貴重な戦力で

      あることが多いのですが、結局緊張がほどけずに体調を崩す

      パターンです。

       

      良い意味で手抜きしないさい、とか誰かを巻き込んで相談

      しなさい、とかのアドバイスはありますが、そもそもそういう

      ことができらた苦労はないわけで(^ ^;)、損な性格でも

      ありますね。そういう場合は強制的に気をゆるめる方法を

      いくつも知っておくことが重要になります。

       

      一つは温冷浴。温かい浴槽と冷たいシャワーを交互に数回。

      一つは深呼吸。まず完全に息を吐ききって反動で吸い込みます。

      これらは自律神経調整の簡便かつ効果的な手法です。そして

      最後に、眠れない時は「自分の時間ができてラッキー!」と

      思うこと。眠れなければいっそ好きなことをやっちゃいま

      しょう。それが緊張をゆるめることにも繋がります。

        2018年6月18日 月曜日

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        「デッドプール2」/「恋は雨上がりのように」

        久々の映画鑑賞記です。これから観たい映画が目白押しなので

        嬉しい悲鳴。実際に眼も悲鳴。(^ ^;)

         

        まずはR15+のお下品な痛快アクション第2弾「デッドプール2」。

        前作同様、え?そこまで言って or やっていいの?ってくらい他

        の作品をイジり倒し、また第四の壁も余裕で超える安定感(笑)

        はスバラシイ。さすがに第1弾ほどの新鮮味はないですが、今作

        の方が映画としてのまとまりはよろしい。冒頭、主人公が観客

        に向けて「これはファミリー映画です。」って語りかけるけど、

        (これが第四の壁ね)悪ふざけかと思いきや、最後にはなるほど

        ファミリー映画になるんだから凄い。脚本はかなり工夫されて

        います。

         

        逆に他のアベンジャーシリーズを知らないと笑いどころが減る

        やもしれません。かく言う僕もほとんど知らないので、「?」

        な部分も結構ありました。気になって後で調べたがな。でも

        知らなくても全然笑える、楽しめるのでまあ細かいことは

        気にしない系の映画です。ちなみにほんの一瞬、ブラピが

        出てるよ。前作で爆笑できた人は是非観るべきです!

         

        そして我らが大泉洋ちゃんの「恋は雨上がりのように」。

        洋ちゃんが出ていなければ絶対に観ない題材ですが、さすが

        洋ちゃん主演作に外れナシ!もう僕の中では既に織田裕二を

        超えてます。(笑)

         

        夢に挫折した17歳の女子高生とバイト先の45歳バツイチ

        店長の恋物語。うん、通常運転では絶対観ない。(^ ^;)

        人気コミックの映画化らしいですが、ごめん、とても

        良かった。恋愛要素はふりかけ程度で、軸になるのは

        再起の物語。若かろうが老いていようが、折れない心が

        あれば立ち上がれるよ、という熱いドラマなのです。

         

        まあちょっと店長のキャラは現実的ではないけれど、皆さん

        演技が上手いので妙に納得させられてしまう。主人公の

        女子高生に小松奈菜さん、その親友が清野菜那さん、おお、

        ななさんズじゃん。そして主人公の母が吉田洋さん。おお、

        ようさんズじゃん。どうでもいいか。洋ちゃんの大学時代

        の友人役で現実でも同じ境遇のシゲが出てますが彼の長髪

        はコント感がひどい。もっとどうでもいいか。(笑)

         

        洋ちゃんは今月「焼肉ドラゴン」もあってドラマでも

        「あにいもうと」が放送、と出ずっぱりですな。番宣も

        大変だろう。(笑)もう僕の中ではジェット・リーを

        超えてます。いやそれはないか。

          2018年6月14日 木曜日

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          適正血圧

          糖尿病や高脂血症と並ぶ生活習慣病の3巨頭(?)の

          ひとつ、が高血圧症です。健康情報誌などでも、盛んに

          「血圧が○○を超えたら△△」みたいに危機感を煽ります。

          それってホント?

           

          血圧が高いと頭痛やめまいが起こり得ますが、それ即ち

          脳出血や心筋梗塞のリスク、というわけではありません。

          恐ろしい病気を挙げておけばみんなビビるやろ的なニオイ

          がするので、こういうちょっと飛躍した論には注意が

          必要です。

           

          そもそも血圧は身体中に酸素などを行き渡らせるために

          血液を押し出す力です。例えば短距離走をして急激に酸欠

          になるような場合は誰だって血圧は上がります。また

          血管は自律神経に支配されますから、緊張して交感神経

          興奮状態になればこれもまた血圧が上昇します。

           

          つまり血圧は必要に応じて変化するものであり、それが

          病的なのかどうかをまず考えなくてはいけません。治療に

          際して、まず数値ありき、なことが多く病的かどうかの

          判断をせずに降圧剤を処方して、却ってその方にとって

          必要な血圧を維持できず不調にさせている場面も見られ

          ます。

           

          ウチでも血圧の薬は処方しますが、本当に必要かどうか、

          を定期的に判断することを怠ってはいけないと思います。

          気温が上昇すれば生理的に血圧は下がるものですから、

          この季節は減薬できる場合が多いはずです。高血圧症に

          限りませんが、生活習慣病は生活習慣で治すものです。

            2018年6月11日 月曜日

            カテゴリー 院長室

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