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最近の遠絡で

遠絡療法は経穴(ツボ)を刺激することによる全身調整療法

で、僕の重要な「武器」です。よく遠絡療法は何に効くの?

と聞かれるんですが、全身の調整法ですから極論すれば「何に

でも効くぜ!」ってことになります。一応、痛覚や触覚までもが

低下してしまった運動麻痺には効果がないとされていますが、

そうでない麻痺ならば改善する例が多いです。


やはり遠絡を選択される患者さんのほとんどは、これまでに

色々な治療を受けてきてあまり改善がみられない、あるいは

最初からさじを投げられてしまって諦められない、なんて方が

多いです。治療自体はキズをつけるわけではないので安全ですが

かなりの力で押すので痛いです。それを踏まえても頑張って

治したい、という心意気に何とか応えたいと思って治療に臨んで

います。


ちょうど今、顔面神経麻痺で顔半分が動かない患者さんを治療中

です。目が閉じられないので常に眼帯が必要ですし、口が上手く

動かないので唾液や食事がこぼれます。外見上もとても目立つので

外出がイヤになります。当初は治療の痛みでぐったりされていましたが

最近効果が出始め、表情も明るくなりよく笑って話してくれるように

なりました。本人はあまり自覚していないかも知れませんが、

明るく前向きになっているのはとても大きな変化だと思います。

まだまだ治療期間は必要ですが、完全な笑顔が見られる日を

楽しみにしています。

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2012年5月18日 金曜日

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皮膚の栄養

今日で今年度の(?)低温熱傷の患者さんがすべて無事

上皮化しました。もちろん植皮術を行った方はいません。

壊死層を切除してひたすら湿潤環境にしただけです。

ただ、低温熱傷の場合、痕が結構目立つのが困りものなん

ですよね。


その程度はもちろん障害深度によりますが、通常の熱傷に

比べると圧倒的に色素沈着の度合いが高度です。ただ患者さん

によっても程度が違うのは事実で、痕が残りやすい人と

そうでない人にはどんな違いがあるのでしょう?


それはやはり栄養状態によるのではないかと思います。要は

「治るための材料と道具」が十分であるか、ということです。

我々の身体のほとんどはタンパク質でできていますから、この

場合も材料=タンパク質です。


では道具は何かというと、数種類ありますが重要なのは亜鉛です。

あまり聞き慣れないミネラルですが、亜鉛は生理機能の中でも

とても重要な仕事を担っています。その仕事の一つが皮膚を再生

させることです。アトピー性皮膚炎など皮膚のトラブルを抱えて

いる方なんかも、結構亜鉛不足になっている場合が多いです。


では亜鉛は何に多く含まれるかというと、有名なのは牡蛎ですよね。

でもまあ漁村でもない限り日常的に食べるものでもないですから、

一番手っ取り早いのは動物の肉です。また出たか!って感じですよね。(笑)

キズの治りを良くするためには、やはり肉食の方がいいんですねぇ。

高齢者のキズが治りにくかったり、若いやせた女性の低温熱傷が

色素沈着を起こすのはこの辺りに原因があるのだと思われます。

時代は肉食だぜぇ。ワイルドにねぇ。(^皿^)


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2012年5月14日 月曜日

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西洋と東洋と

たまたまこのブログを見た高校時代の友人から、「もうちょっと

医師らしいこと書けや!」的なクレームが入った(笑)ので、

最近思うことをつらつらと…。


ウチの特色と言えば、漢方治療、遠絡療法、AKA−博田法、

オーソモレキュラー療法ですが、前2者は完全に東洋系、対して

後2者は西洋系の治療法です。東洋系はマクロ的視点の治療法、

西洋系はミクロ的視点の治療法ですから、相容れない部分がある

のは確かですが、相手にしているのは同じ人間なのですから

共通点も多いはずで、もっと“イイトコ取り”すればいいのになぁ

と思います。


西洋医学的には限界な病態でも漢方薬で改善したり、遠絡療法で

しか改善できなかったような症例もあります。感染症には抗生物質は

絶対必要ですし、切り傷を麻酔薬を使って無痛で縫合できるのは

西洋医学の恩恵です。どちらが勝っているかという問題ではなく、

活躍できる場面が違うから補完しようぜ、ってことですね。


でも気をつけて頂きたいのは、同時に新しい治療を始めるのは危険

だということです。副作用があるから、ではなく治療の効果判定が

できなくなってしまうからです。西洋と東洋は補完し合うべきですが、

同時に開始してしまうと、どちらがどんな効果があったかが分からなく

なってしまします。遠回りのように感じるかも知れませんが、新しい

治療を始める時は、一つずつ、が原則です。その上で“イイトコ取り”が

できれば、きっと良い結果が生まれるのはないでしょうか。


…って、これで友人は満足してくれるかな?(^ ^;)


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2012年5月10日 木曜日

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刷新

連休後半はクリニック横の通路の修繕工事でした。休日なのに

連日作業してくれたので、助かりました。これでもう雨漏りは

しないハズ!


それに触発された…わけではないですが、僕は待合室の治療紹介

ポスターを一新する作業をしてました。これまではofficeのword

で作成してましたが、mac使いの僕としては一度pagesで作って

みたいと思ってたんですね。


使い慣れていないソフトで作業をするのは大変で、しかもA2サイズ

に印刷するのにposterazorというフリーソフトが必要で、これが

また日本語版がないときたもんでして、すったもんだで7種類

作成しました。丸2日かかっちまったぜ…(x_x)

↓僕が参考にさせてもらったサイトです。興味のある方はどうぞ。


http://d.hatena.ne.jp/klon/201……1305641450


まあでも何かを作るのって楽しいですね。姪っ子が幼稚園で紙の

鯉のぼりを作ってきましたが、小さい頃のこういう体験が大切

なんでしょうね。

今度は講演資料をkeynoteで作ってみようかな。(^ ^)

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2012年5月8日 火曜日

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「捜査官X」

ミステリーとカンフーアクションが楽しめるドニー・イェン主演の

映画、という僕にとってはどストライクな作品を観てきました。


いやしかし、マイナー映画の宣伝のためとは言えこの邦題はひどい。

もともと原題は「武侠」で、漢と書いてオトコと読むぜ!的なハナシ

なんですよ。つまりあまりミステリー要素は重要じゃないんですね。

でも金城武さんが捜査官役で出演していて、役名がシュウ(Xu)なので

この邦題になったみたいです。もちろん準主役級のポストで、演技も

良かったのでシュウを推すのはいいんですが、内容も併せて考えると

単なるミスリードでしかないです。


でも映画としてはしっかりB級で(褒めてます)、過去のカルト映画

へのオマージュもあり(褒めてます)、満足いくデキでした。

ドニー師演じる主人公のある秘密が明るみになるシーンはもうトリハダ

もんでした。ドニー師のアクションは本当に美しいです。演技力を

求めてはいけませんが、今回は表情や眼の迫力でうまく演じられており、

とても良かったです。


僕のどストライクは通常一般的にはボール球であると思いますが(笑)、

おすすめしておきます。

金城さんの中国語が完璧すぎてもう日本映画界には戻れないんじゃないか

といらぬ心配をしてしまう作品でもあります。(^ ^;)

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2012年5月5日 土曜日

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