院長室

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ホルモンバランス

この言葉も結構耳にする機会が多いのではないでしょうか?

どちらかと言うとネガティブな意味合いで使用されることがあり、

例えば、検査で異常のない子供の不調や、女性の生理周期の不調に

「ホルモンバランスの乱れでしょう。」なんて言われるのです。

 

じゃあ、どのホルモンがどういった原因で乱れているのか?となると

恐らく答えはないものと思います。そう聞くと医師の逃げ口上の

ように捉えられるかも知れませんが、それを聞いて安心する方も

いるので一概に悪いというわけではありませんし、もちろん本当に

ホルモンバランスの不調がある場合もあります。

 

ではホルモンの濃度を測定すれば分かるかと言うと、実はこれが

結構難しい。ホルモンの不調は絶対的な不足ではなく、相対的な

不足で発現するのでホルモン値が不調と相関しないことがあるの

です。また各種ホルモンは相互に作用するので、一つのホルモン

異常の裏に他のホルモン異常が隠れていることもあります。

 

ここでキーになるのがコレステロールです。性ホルモンや副腎の

ホルモン、さらにはビタミンDはコレステロールを原料としますから、

コレステロール代謝の異常があれば、即ちホルモン代謝にも影響

があると考えることができます。健康教室では散々悪口を言って

いますが(笑)、コレステロールを無闇矢鱈に下げてはいけない

のはホルモン代謝に関係するからです。

 

そしてコレステロールの代謝を改善するのがビタミンB群です。

あとマグネシウム。結局、ホルモンバランスの異常を治療する時、

豚肉や海藻、天然塩の摂取が重要になるんですね。そして血糖値の

乱高下は無駄にホルモンを消費するので、糖質の食べ順も注意

しなければいけません。クリスマスのチキンはOKだけどケーキは

注意、ってことですね。(^ ^)

    2019年12月16日 月曜日

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