院長室

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総括、的な

おかげさまで本日午前をもって、無事、今年の診療を終了しました。

当院をご利用頂いた皆様、ありがとうございました。治療のお役に

立てた方もいれば、全く寄与できなかった方もみえます。嬉しい思い

も残念な思いもする毎日でしたが、それらは全て僕の経験値となり

来年からの診療の糧になることでしょう。

 

よく患者さんには「適度に手抜きしてね」なんて言ってますが、

これは「頑張ってるね、そこまでしないで休みなよ」と慰めで言って

いるわけではなく、一所懸命にやると疲れて治らんよ、と伝えた

かったりします。このまま言うと優しくねーヤツだなーとイメージ

ダウンしかねないので(笑)言い方変えてるわけです。

 

僕自身も一所懸命にやらない、というか、そうしないで済むように

準備することを心掛けています。一所懸命というのは飛行機の離陸

みたいなもので、凄いエネルギーが必要で反動で揺れたりするし

緊張を強いられます。これ自体は必要なことですが持続するのは

無理ですよね。日々の生活で常に離陸する時のような緊張が続けば

身体はもたないし、治療をする余裕は生まれません。

 

だから一所懸命にならないように工夫することに一所懸命になる

というね。(笑)あとはどんな事態も自分が望んだ結果、と思う

ことにしています。「うーん、参ったね」と思うことはありますが、

「まあ必要なことなのかな」みたいに。その方が割と解決策を

思い付くんですよ。プラス思考というか、自然思考ですかね。

ヤバイ、何か頼りないヤツだと思われてないか?!(笑)

 

全然今年の総括にはなっていませんが、来年もこんなスタンスに

変わりはないと思います。縁あって治療のお助けをさせて頂く仕事

です。少しでも役に立てるよう、こんな雰囲気でスタッフ一同

ご来院頂くのをお待ちしております。何はともあれ、よいお年を

お迎えください。また来年!

    2019年12月30日 月曜日

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    アレルギーは防御反応?!

    アレルギー疾患と言えば花粉症、と誰もが連想するくらい当たり前

    になっていますが、他にもじんま疹やアトピー性皮膚炎、喘息など

    も含み、実に多彩な症状を呈しますね。

     

    アレルギーとは異物に対する排除反応であり、それに付随する症状

    が鼻に出れば鼻炎、皮膚に出れば皮膚炎、となるわけです。これは

    言い換えれば自身にとって害になり得る物から身体を守ろうとした

    反応なので、防衛手段の一つと捉えることもできます。行き過ぎた

    防衛が自身をも攻撃する、とでも言いましょうか。

     

    そう考えるとアレルギーの治療とは、正常な防衛反応に戻すこと、

    となります。漢方薬を含む薬物療法はアレルギー反応そのもの、

    あるいは随伴症状を緩和しているだけなので、本質的な治療には

    なりません。症状が一過性ならば、それでも構わないでしょうけど、

    通年性に症状が出続けている場合や、症状が多岐に亘ったり薬が

    効きづらくなっていれば、アプローチを再考すべきでしょう。

     

    とは言え、一筋縄ではいかないのも事実です。正常な防衛反応を

    目標と定めても、どこから手を付ければいいかは個人差があるから

    です。それでも、常に食材や細菌という異物と接している腸粘膜を

    治療のターゲットにするのは近道だとは思います。アレルギーと

    腸内環境の関連はかなり認知されるようになって来ましたが、

    今後はさらに詳細に「どこを、どのようにするか?」を明確化

    することが求められます。漠然と「ヨーグルトがいいらしいよ」

    では時代遅れになるでしょう。

     

    あるいは抗炎症や抗ストレスを一手に担う副腎という臓器にいかに

    負担をかけないか、も議論が進むといいですね。こちらはまだ

    腸内環境についてよりも遅れていると感じます。こういった視点を

    持つことでアレルギーを「体質」として片付けないようにしたい

    ものです。腸と副腎が良くなると、アレルギー以外にも良いことが

    起こるので一石十鳥くらいの恩恵があると思いますし。

     

    もしかすると活字アレルギーや数学アレルギー、はたまた仕事

    アレルギー(?)も良くなっちゃうかもよ?!(笑)

      2019年12月26日 木曜日

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      天然と合成

      天然モノと合成モノを比べたら、そりゃ天然モノの方が良さそう

      に感じます。害になる物をなるべく摂らない、という栄養療法の

      立場からしても、天然モノに拘るべきとは思います。

       

      ただ、真の天然モノというのは野にあるそのままで無加工です

      から「自然の毒物」を含有しているかも知れません。それを

      取り除くのも一つの加工ですから、一概に天然モノが無害で

      合成モノが有害とは言い切れません。

       

      サプリメントに関しても同様で、食品添加物てんこ盛りの商品は

      もちろん有害ですが、天然素材を利用して吸収効率や利用効率を

      上昇させる“加工”をしたものは無害ですし、化学的に合成したもの

      でも有害物質を含まなければ安全です。むしろ重要なのは各栄養素

      の体内での働き方です。つまり製造段階での天然・合成の差より

      も栄養素別の作用を優先に考慮した方がいい、ということです。

       

      例えば脂溶性ビタミン(A、D、E、K)は体内でホルモンの様な

      動きをするので、なるべく自然界に存在する形で摂取すべきです。

      これらが保険薬で代用しにくいのは、保険薬が自然界の姿では

      ないため却って不調を招くことがあるからです。対して水溶性

      ビタミン(B、C)は違う動き方をするので、天然素材にあまり

      拘る必要はありません。別の理由で保険薬は使用しませんけど。

       

      また栄養素を使用する時、それが治療なのか予防なのか強化

      なのかで量も変わってきます。腸内環境の良し悪しも左右するで

      しょう。ツールの品質はもちろん重要ポイントですが、同時に

      そのツールを使う目的と適切な評価がさらに重要です。目的を

      達成する最短距離を探ることに繋がりますし、余計なコストを

      減らすこともできるからです。

        2019年12月23日 月曜日

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        お灸は心地がよいが

        鍼灸法の中でも、お灸はわりと一般的です。

        温かくて心地いいですよね。

        台座灸と呼ばれるものはテープで貼れるので、簡単に使用することができます。

         

        ただし、お手軽だけに注意してほしいこともあります。

         

        お灸は温熱刺激を加えますが、身体の状態によっては温熱刺激を加えない方がいい場合があります。

         

        例えば、

        口が渇く

        のぼせる

        かゆみがある

        めまいがある

        という症状がある時は、身体の熱が余剰になっていると考えられます。

         

        ※体温が高いということではありません。

        東洋医学には、体の中で熱と冷やす・潤す働きのバランスがどうなっているか、という捉え方があります。熱が多い状態だと、上記の症状が出やすくなります。

         

        余剰になっているのに、さらにお灸で熱を加えるので、さらにこの状態を助長してしまうことになってしまうんですね。

         

        また、温めることで血行が良くなるんですが、そもそも血が不足している場合は一時的に血行が良くなっても、しばらくするとまた元の状態に戻ってしまいます。

         

        まずは、流れる血の量が十分あるか?

        が先決です。

        血の量が十分でないと、足がつったり髪の毛がパサついたりします。

        女性の場合、生理の問題が出ることもあります。

         

        お灸をした時はいいが、また元の状態に戻ったり逆に体調が悪くなる場合は、

        ・体は「熱が余剰」の状態になっていないか

        ・流れる血の量は十分あるか

        といったことを確認する必要があります。

         

        そのため、お灸をする前に東洋医学の専門家に身体の状態を聞いてみるといいですね。

         

        どうしても冷えがつらい…という方は、加温(お灸やお風呂、カイロ)ではなく保温(着る物など)することをおすすめします。

          2019年12月21日 土曜日

          カテゴリー はりの部屋

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          どっちを見るか

          コップに半分の水が入っている時、それを「半分水がある」と

          捉えるか、「半分空になっている」と捉えるか、で随分と違う

          のよ、というお話。

           

          上記はよく「物事はプラス思考でいこう」と諭す時に使われる

          例ですが、症状にも同じことが言えます。ある症状に悩んでいて

          治療により半分になった時に「50%良くなった」と捉えるか、

          「50%治らない」と捉えるかですね。応用としてAとBという

          症状に困っている時に「Bが良くならない。Aは無くなったけど」

          なのか、「Aは無くなった。Bはまだあるが。」で結構印象が

          変わりませんか?

           

          治療がうまく行かないことの言い訳にしてはいけませんが、実際

          慢性経過で困られている方が、ある日突然良くなることはあまり

          ありません。その過程でどう症状を捉えるかはとても重要だと

          思います。それは単に「前向きになれよ」ということではなく、

          プラスに目を向けると表情が明るくなるからです。マイナスに

          目を向けると反対に暗く険しくなるでしょう。

           

          すると周囲の反応が変わるんですね。親族や知人に「ちょっと

          明るくなったんじゃない?」とか「辛い中でよく頑張ってるね」

          とか言われると嬉しいですよね。それがまた症状を良くしたり

          プラス思考を後押しすることに繋がります。これが反対だと周囲

          は気を遣って話しかけなくなったりして、距離を感じるように

          なりそれにイラついて…と悪循環もあり得ます。

           

          周囲から力をもらう、のは他力本願では実はダメで自身の考え方

          や付き合い方を変えることがその効果を大きく左右するのでは

          ないかと思います。まずはウソでも笑って過ごすことが近道かも

          知れません。今週末にはM-1グランプリがありますから大いに

          笑いましょう。そんなオチ。半ばマジ。(笑)

            2019年12月19日 木曜日

            カテゴリー 院長室

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