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健康教室日程更新

第40〜42回健康教室と第3回徒手編(12〜2月開催分)の

テーマを更新しました。

 

・第40回「血圧の考え方」(12月13、20、21日開催)

血圧の薬を服用されている方はとても多いですが、中には本当に必要

なの?と思う方もみえます。そもそも血圧は下げるべきなの?適正値

ってあるの?血圧の基礎をお伝えします。

 

・第41回「骨を鍛える!」(1月17、24、25日開催)

リクエストを頂いたテーマです。骨粗鬆症は高齢化社会において一つの

テーマにはなっていますが、骨の代謝は高齢者だけの問題ではあり

ません。性別年齢関係なく、骨を鍛える方法を解説します。

 

・第42回「血液検査のウラ事情(再)」(2月21、28、29日開催)

再演枠は血液検査についてです。栄養療法では栄養状態の解析が前提で、

そのためにまず血液データから読み解きます。一般の血液検査とは違う

読み方を解説します。

 

・第3回徒手編「頚をつまむ」(12月7日、1月10日、2月15日開催)

徒手編3回目は頚を扱います。腕、頭、ときて頚です。一応「上半身3部作」

の最後のテーマなんです。実は。徒手偏は手の使い方などもお伝えするので

少し難しく感じるかも知れませんが、是非マスターしてください!

2019年10月18日 金曜日

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腸をいたわる

食欲の秋、実りの秋、なんて言いますがこの時期は美味しいものが

増えてついつい食べ過ぎてしまう、、、なんてことが多くなります。

 

これに対してどんな対策が取られるかというと、ほぼ「我慢」(笑)

食べることは生命活動の基本ですから、そもそも食べるのを抑える

必要はありません。では糖の量に気を付ける?バランスよく食べる?

旬のものを多めに摂る?様々な提案があるかと思いますが、最も

重要なのは腸に負担をかけないことです。

 

どんな高級なサプリメントでも、どんなにバランスに配慮されたメニュー

でも、吸収されなければ意味がありません。吸収されない食材は腸に

とっては負荷にさえなってしまいます。吸収を一手に担っている腸を

疲弊させることは最も避けるべきことです。つまり食そのものではなく、

受け手側への配慮が重要、ということ。

 

腸内環境に関しては何度か紹介していますし、結局正解はまだない、

なんてこともお伝えしてきました。腸は自律神経支配なので、様々は

要因で不調になります。ですから対策も様々だし、個人差も結構あり

ます。でもその中で、万人に共通して言えることは「よく噛むこと」

です。

 

噛む行為は食習慣の中でまず行うことです。ここがマズイと以降の

吸収行程すべてに影響が出てしまいます。しっかり噛むことは食材を

小さく吸収しやすい状態にするだけでなく、満腹中枢に働きかけ過食

を防ぎますし、唾液を分泌し胃酸や消化酵素分泌に働きかけます。

 

早食いの習慣がある方や、現在の治療に行き詰まりを感じている方は

まずゆっくりよく噛んで食べることを意識してみて下さい。口に入れ

たら一旦箸を置いてもいいくらいです。安くて副作用なく効果が高い、

というウチのモットーにもピッタリな(笑)治療法です。

2019年10月17日 木曜日

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「ジョーカー」/「ジョン・ウィック3」

色々な意味で問題、話題となっているこの2作品、皆さんはもう観ました

でしょうか?

 

ジョーカーはバットマンの宿敵で世界で最も有名なヴィランの一人ですが、

つまりコミックの悪役キャラを単独で映画にしたのがこの「ジョーカー」

なんですね。ジョーカーはピエロみたいなメイクで狂気に満ちた、印象深い

キャラですが、今作ではこれまで描かれてきた彼ではなく、全く新たな

ジョーカー像を構築しているのが特徴です。

 

製作サイドも、描きたいテーマにちょうどジョーカーというキャラがマッチ

したと言っている通りリブートでもリメイクでもなくオリジナルなジョーカー

で、かつ極めて社会的メッセージの濃い内容です。最初から狂っていたのでは

なく、真面目に生きても報われず、境遇により差別を受け、信じていた人には

裏切られ、権力者は無関心、という誰にでも起こりうる悲劇がジョーカーを

産みます。映画内でもシャレにならんくらい悲劇が重なるわけですが(^ ^;)、

ここにこそ今作の問題点があります。エロもグロもないのにR15指定なのは、

誰しも犯罪者になり得る、あるいはテロを起こせると思わせてしまう可能性が

あるからでしょう。

 

あまりに身近であるがゆえ、映画が進むにつれ他人事には思えなくなり、

生活に不満があれば社会にぶつけりゃいいじゃん!と思えてしまうのがコワイ。

舞台はバットマンでお馴染みの架空の都市ゴッサムシティで、幼き頃のブルース・

ウェインも登場したりしますが、まあそんなの関係ないくらい焦燥感に駆られる

こと請け合い。これも主演のホアキン・フェニックスさんの怪演のなせる業で

しょう。恐らくアカデミー賞を総ナメにするでしょうな。

 

精神をえぐる内容であるため、万人向けではありませんが、ホアキンの演技と

哀しくも美しいジョーカーの生き様は体験の価値アリです。

 

さてさて問題にも話題にもしているのは僕だけかも知れない(笑)「ジョン・

ウィック3」です。前作のレビューでも触れた通り、もう既にネタ映画と

化していますが今作もスゴカッタよ。ツッコミ所だけで構成していると言って

も過言ではないくらいで、一見さんお断り、どころか常連さんにも敷居を高く

する突っ走りぶり。いいねぇ、バカだねぇ。(笑)

 

そもそも引退した最強の殺し屋が組織を敵に回してバッタバッタ殺しまくる

というだけの映画をここまで引っ張るのに無理があるわけですが、今回は

必要以上にナイフや斧を投げてサツガイしたり、馬に乗りながらバイクの敵を

銃でサツガイしたり、はたまた犬を使役して連係プレーでサツガイしたりと

見せ場満載。どう?すごいっしょ?

 

挙げ句の果てに至近距離でタマをぶちこまれて屋上から落下し、「もう怒り

沸騰だぜぇ!」的ラストシーンで終わります。(あ、言っちゃった ^ ^;)

ここまでの紹介で燃えられる人は是非1作目から観て完結に備えるべきです。

滅茶苦茶なアクションですが、見せ方が上手い、というか狙ってるので

アクションバカにはタマランのですわ。しかしながらキアヌさんの衰えは

隠せず、スタントはまだしもマーシャルアーツはもう厳しいかな。暗殺者

設定なのに明らかに相手の方が動きがいいし、決め技はゴリ押しの力技

ばかりだし。「もっと強い銃を寄こせ!」とか言っちゃってるし。(笑)

 

ところで今作のラスボスには日本人設定のキャラがいるんですが、これが

またヘンテコな日本語を使ったり、青竜刀みたいな刀で戦ったり、忍者

みたいな動きで瞬間移動できたり(これを何故かキアヌもできちゃう!)、と

すんごく誤解されてる感が拭えない、、キアヌ氏、親日家だった、、よね?

 

食べるなキケン的意味では共通するが、観終わった後の反応は真逆となる

この2作、どっち観る?

2019年10月14日 月曜日

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風邪にビタミンC?

ここ数週は一宮市でも数人、インフルエンザの感染報告があります。

例年よりも早いのでイヤな予感がしますが、インフルエンザだろうが

普通の風邪だろうが、感染症対策にビタミンCは有効です。

 

ウィルスや細菌、異物が身体に入り込んだ時、それを排除するために

白血球が動員されます。その白血球が移動する時にビタミンCが必要

なんですね。ビタミンCが風邪の治療や予防に使用される理由はここに

あります。

 

食材では、一般にはレモンがよいイメージですが、現実的に毎日何個も

レモンを食べることは難しいので、ブロッコリーやパプリカがお勧め

です。サラダやメインの付け合わせに摂ると良いでしょう。市販の飲料

やタブレット類も多くありますが、ビタミンCは非常に酸化しやすい

性質があるので、酸化防止剤も多く含まれることに注意せねばなり

ません。そもそも含有量表示通りに入っていないものも多いし。(^ ^;)

 

また、ビタミンCは必要臓器から順に配られる性質があり、一番は

副腎です。白血球は3番目くらいなので、副腎疲労がある方は副腎での

ビタミンC消費が激しく、白血球にまで行き届かないため感染症を

繰り返す、なんてこともあります。当然ながら副腎に負担をかけない

生活も風邪予防になるということです。いつも言ってるアレです。(笑)

 

あとビタミンCの吸収は400mg〜600mgを境に低下する性質が

あるので、一度に大量摂取するのは非効率的です。サプリメントなどを

利用する場合は少量頻回の方がベターです。ウチで採用している

チュアブルタイプのビタミンCは1粒200mgかつ水不要なので、

摂取しやすくこの時期とても重宝します。子供も食べられるし。

 

ちなみにシミなどでもビタミンCがよく使用されますが、皮膚は白血球

よりも優先度は下なので、効果には非常に個人差があります。ここでも

やはり副腎のトリートメントが重要ってことですね。いつも言って(略)

2019年10月10日 木曜日

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関節に水が

「関節に水が溜まる」現象は膝に多いですが、肘や肩、足首に起こる

こともあります。この水はどこから来るのかと言うと、ほとんどは

その部位の炎症による浸出液です。キズが治る時にジュクジュクする

のと同じで炎症には水が付きものなんですね。

 

水が溜まると注射で抜くことが多いですが、これは対症療法です。

水が溜まると関節の動きが抑制されて日常生活動作に影響が出ますし、

水を抜くついでに薬を注入することもできるので、まず選択される

治療法です。また水が実は血液だったり、濁っていたりすれば治療

方針が変わることもあるので、診断的な意義もあります。

 

それで日常生活が改善し、症状も無くなればもちろん終了です。対症

療法が根治療法にもなったと言うことですから、注射を最初から嫌う

必要はありません。問題は、症状が取れない、あるいは繰り返す場合

です。これはさらに原因を探る必要が出てきます。

 

例えば関節内に異物がある場合。軟骨がはがれて関節内にあると、

これが異物と認識され炎症反応が起こるため何度も水が溜まります。

こういう場合よく「水を抜くとクセになる」と言われてしまいますが、

そうではありません。またリウマチなどの常に過剰な炎症が起きて

いる病態では、炎症コントロールが悪くなればやはり繰り返して

しまいます。

 

そしてあまり眼が向けられないのが「水が溜まる関節以外の問題」

です。関節は隣り合った関節、あるいはさらに離れた関節からの影響を

大きく受けます。すると例えば足が悪いせいで膝に水が溜まったり、

過剰な手作業のせいで肩に水が溜まったりすることもあるのです。

この場合は当然そちらの治療をしなければ繰り返すことになります。

 

一つの現象でも様々な原因があり得ますので、少なくとも治療に

対して不変であったり、再発を繰り返す場合は視点や発想を変えねば

なりません。まあ全てに言えることかも知れませんが。

2019年10月7日 月曜日

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