院長室

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「プロメア」/「GODZILLA2」

あれ?最近映画レビュー無いな、やめたんかな?と悲しんでいた皆さん、

こんにちは。そんな人いないですか、そうですか。今回はオトコノコが、

いやマニアが狂喜する2本です。つまり一般向けではないということですが。

 

まずは「プロメア」。かの超大傑作アニメ「天元突破グレンラガン」の

監督脚本タッグが夢の再共演!「キル・ラ・キル」のノリを合体させて

さらに上の激熱映像体験を!…はい、もう何言ってんだが分かりません

よね。とにかく、熱い、そしてひたすら熱いアニメ映画です。なんせ

主人公の役職が消防官ですから。(笑)「グレンラガン」はもう12年も

前のテレビアニメですが、まあこれが素晴らしかったんだ。俺たちは

忘れられないんだ、あの天を突くドリルを!…はい、もう何言って(略)

 

要は超待ってた作品なんですな。お話はシンプルかつご都合主義(おい)

ですが、迫力あるアクションシーンとカッチョいいメカと魅力的なキャラ

とで、大好きなものが詰まったおもちゃ箱的映画に仕上がっています。

そう聞くと王道のようですが、これまた傑作だった「スパイダーバース」

に通ずる新しい映像的な試みもあって好感が持てます。いいよ、コレ。

とは言え、やはり「グレンラガン」超えとまではいかず。どうせ一般人は

観ないんだから(こら)、もっともっと突き抜けても良かったかも。

しかし光子○研究所とかDr.○ルとか永井豪オマージュが凄かった。(笑)

 

そして密かに今年1番期待していた「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」。

2014年公開のギャレス・エドワーズ監督のゴジラ(通称ギャレゴジ)

の続編にあたりますが、レジェンダリー・ピクチャーズと東宝がタッグを

組む「モンスターバース」シリーズの一環なので2017年の「キングコング

髑髏島の巨神」も同じ時間軸にあり、これを入れると第3作目となります。

 

さて。ギャレゴジは当時賛否が結構分かれました。映画後半になるまで

なかなかゴジラも敵も姿を見せないじれったさを好演出と捉えるか、

物足りないと感じるか、です。僕は完全に前者だったので、ギャレスさん

すげー的なレビューも書きました。が、今回は後者に対する懺悔とでも

言うかのように全編怪獣暴れまくり。(^ ^;)一応ドラマパートも並行

して描かれますが、まあハナクソみたいなもんで、怪獣暴れまくり。

 

それもそのはず、今作の監督はギャレスさんじゃなくてマイケル・ドハティ

という方。筋金入りの特撮オタクらしく、それはもうエンドロールに至る

まで端々にゴジラ映画への愛が溢れています。これは前作には無かった部分。

ゴジラのテーマ曲やモスラの歌なんて基本で、オキシゲン・デストロイヤー

やら双子の美人やら(演:チャン・ツィイー!)ゴジラファンはニヤニヤが

止まらないことでしょう。見事前作の鬱憤を晴らしたと言えます。

 

僕は世代的にもそれほどまでのゴジラ愛は持っていないので、ほどよく

冷静に観る事ができましたが、あまりにも愛が迸り、怪獣が主役過ぎて

ご都合主義な部分がプロメア以上に多く若干冷めます。そうやって怪獣を

次々に産み出したことが日本のゴジラの衰退を招いたのではないか、とも

思うわけですよ。次作は「コング vs ゴジラ」が決まっており、さらには

メカゴジラも出てきそうな勢いですが、オマージュとリブートだけでは

結局ビジュアル頼みの大根映画に成り下がる懸念があります。

 

とは言え、今作に出てきたモスラ、ラドン、キングギドラ達の登場シーン

はもうPCの壁紙とかスマホの待ち受けにしたいくらいの神々しいレベル。

前作のムートーが敵役として不十分だったのは否めない所ではあるので

彼らレジェンド怪獣の登場はアドレナリン出まくりです。ラドンの飛翔姿

なんて感涙モンだし、ギドラのデカさもモスラ孵化もすこぶる素敵だった。

バーニング化したゴジラの無双っぷりもパねぇ。と言うことで、辛辣な

ことを言いつつも十二分に楽しみまして。次回作も絶対に観ます!(笑)

    2019年6月6日 木曜日

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