院長室

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サプリメントの位置づけ

「サプリメントはいつまで飲めばいいんですか?」と聞かれることが

しばしばあります。「不要になるまでです!」なんて答えたら身も蓋も

ない、というか怒られるので(笑)サプリメントをどう考えるか書き

ましょう。

 

なぜサプリメントを飲むか、というのがまず出発点ですね。そして

その答えは食事では十分量を摂取できないから、です。つまり

サプリメントは食事の補助なんですね。健康補助食品、なんて

言われたりしますが、まあそれはその通り。ではなぜ食事では

十分でないか、と言うとまずは食材の変化が挙げられます。一昔前に

比べると例えば野菜の中のミネラル量自体が随分減ってしまって

いるようなんですね。なのでそもそも食材中の栄養素不足が

あるということ。

 

そして人体側の消費亢進です。環境の様々な変化により栄養素の

需要も高まっています。仮に栄養素が不足していても、環境対応の

ため知らないうちにかなり消費し温存することはできません。なので

結局需要と供給のバランスが大きく崩れているわけですね。その

落差をまずは埋めるために高用量のサプリメントを使用する、という

ことです。

 

ただ実はこれだけでは片手落ちです。それは人体側の不足に歴とした

原因がある場合があるからです。つまり単に消費が亢進している

だけではなく吸収を阻害する何か、あるいは消費をいたずらに亢進

する何か、がある場合があるのです。例えば腸内環境の乱れで

あったり、有害重金属の蓄積であったり。

 

サプリメントを「食事の代わり」と捉えれば、食事をしない人はいない

わけですから、飲み続けることが日常、となり「永久に飲み続けなさい」

という回答になってしまいますが、上記のような病態がある場合は

それを排除することでサプリメントの必要量を減らすことは十分可能

です。すると「リスク要因が排除できるまで」が真の答えとなります。

まあそれがなかなかに難しいわけですけどもね。(^ ^;)

 

    2019年4月4日 木曜日

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