お知らせ

« 11月 2017 12月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 1月 »

1月の診療日程更新

いやー、ハイレベルな戦いだった!感動した!

…あ、M−1のことね。(^ ^;)1組上沼さんにキレ

られてたコンビがいましたが、総じて皆さん面白かった。

トップバッターのゆにばーす、また見たいわー。

個人的にはミキ推しだったけど、完全にとろサーモン

と和牛が上回っていたので、本人達もまあ納得した

でしょう。しかし、とろサーモンはウデもさること

ながら、M−1をよく研究したな、という印象。

観客にウケるには分かり易く、審査員にウケるには

ちょっと変化球を、というのを上手くやったな、と。

そう考えるとジャルジャルはトンガリ過ぎててM−1

での優勝は難しいかも。まあそういう芸風だからなー。

スーパーマラドーナとかまいたちは普通なら決勝に

いけただろうけど、今回ばかりは相手が悪かったか。

あと小朝さんの分析と評価はさすが。

 

そんな師走の笑い納め。来年も笑い多き年になると

いいですね。年始は5日からになります。

 

2017年12月4日 月曜日

カテゴリー お知らせ

タグ

冷えにはショウガ

冷え症に悩む方は多い上に、西洋医学では適当な処方が

ないので、自然この分野は漢方薬の独壇場になります。

では、何が効くのか?

 

一般的には冷えにはショウガが良いとされます。これは

正しいのですが厳密には乾燥させた「乾姜」が温補作用

を有します。生の「生姜」はどちらかと言うと吐き気の

薬になります。「乾姜」の分量が多い漢方薬ほど温める

効能が高いことになりますね。

 

例えば大建中湯という漢方薬は腸の薬と認識されています

が、乾姜が非常に多く配合されているので、そもそも冷え

のある方向き、というか冷えがなければあまり効かな

かったりします。半夏白朮天麻湯という薬は唯一、生姜と

乾姜が両方配合されていますが、効能の差が分かれば

納得できます。

 

さて、乾姜は温補作用はありますが、冷えの原因治療

というわけではありません。「気」に問題があれば

補気薬との併用、「血」に問題があれば補血薬、「水」

に問題があれば利水薬、という風に原因治療になり得る

生薬との組合せを考えて処方選択をします。ここが

漢方薬の妙味です。逆に言うと、配合される生薬を

知らないで漢方薬を処方するのは使いこなせない原因に

なります。

2017年12月4日 月曜日

カテゴリー 院長室

タグ