院長室

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「バリー・シール」/「アトミック・ブロンド」

「キングスマン2」くらいしか期待作がない中、つなぎに

アニメ版ゴジラとかブレードランナーとか観るかなー、と

思っている中、さらにそのつなぎに観た2作の紹介です。(笑)

 

まず負傷によりMIの続編公開が延期されるかも知れない

トム様主演の実話ベースの作品。優秀なパイロットであり

ながらその腕を見込まれて、ヤバイ品の密輸に手を染めた男

の半生を描きます。ちなみに副題が「アメリカをはめた男」と

なっていますが、これは壮大な誤りで実際にはアメリカに

はめられた男の話です。(^ ^;)

 

で、そのお話は否応なく悪事に手を染め→調子に乗って

荒稼ぎ→バレて追われる→悪事に…→のループでそれほど

共感もできないのですが、飛行機を操縦するシーンはかなり

リアルで面白いです。もうトム様はタフなヒーローだけ

やってればいいのにさ、と思わせる作品です。(笑)

 

そして女性版「ジョン・ウィック」とも言うべきスパイ

アクション作品「アトミック・ブロンド」です。ベルリン

の壁崩壊時期の、各国が緊張度の高い情報戦を繰り広げて

いた頃のお話。はっきり言ってストーリーはさっぱり

分かりません。(^ ^;)そもそもスパイ映画は二重スパイ

だの裏切りだのが多くて分かりにくいものが多いんだけど、

今作は技巧を凝らして失敗している感じ。

 

主演は「マッド・マックス」で主演を喰っちゃってた

シャーリーズ・セロンさん。「イーオン・フラックス」など

確かにアクションのキャリアはあるのですが、演技派な

彼女なのでやや不安でしたが、これは見事に裏切られました。

スパイ映画なだけに?!

 

これだけアクションの完成度が高いのなら、ここまで脚本を

分かりにくくすることなかったのに、と本当に悔やまれます。

荒唐無稽さの中にも説得力のある動作が多いし、長回しの

ワンカットシーンなんて、トニー・ジャーも真っ青です。

もしかして続編あるかも?!キアヌと共演しちゃったり?!

なんて期待も高まる。(^ ^)無駄なサービスシーンが多い

のは難点ですが。

 

どちらもオススメしづらい作品ですが、とにかくトム様が

観たい方、イカすアクションを堪能したい方はよいかも。

そういう意味では僕には合ってました。(^皿^)

2017年11月2日 木曜日

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