院長室

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書いて、置く

随分と過ごしやすくなりました。1年の中で最も穏やかな気候

かも知れないですね。あ、イネ花粉アレルギーの方はそうでも

ないね。(^ ^;)

 

さてこういう暑くもなく寒くもなく、湿っても乾いてもいない時期

は体調があまり左右されませんので、身体の下支えを強化する好機

です。当然それは薬剤ではなく、生活習慣ということになるわけ

ですが、実際、何らかの症状に困っていなければついついおざなり

になってしまうものですよね。「分かっちゃいるけど…」って

ヤツです。

 

特に食事療法は自分の生活スタイルに落とし込むことが重要で、

いかに「あたりまえ」にできるか、がポイントです。糖質制限や

ケトジェニックなどの用語が一般的になり、糖質オフ食材や

ココナッツオイルなど治療に使うツールも入手しやすい状況に

なっています。しかしながら、知識だけで終わってはもちろん

身体は変わらないし、むしろ罪悪感を感じる分、タチが悪いかも

知れません。(笑)

 

よく「100点をめざすな」と言いますが、重要なことの優先度

を決めておいて、1つか2つは絶対に守る項目を決めて、あとは

まあファジーに対処、くらいの心持ちが結構長く続く秘訣でも

あります。そして是非オススメしたいのが、それらを「書く」こと

です。

 

耳から入ってくる情報は、納得はしても時間と共に忘れてしまう

ものです。それを「書く」ことで、視覚情報に変えるのです。

これも「自分で書く」のがポイント。書籍のコピーも視覚情報

ですが、やはり自分で書く方が主体性があります。そしてさらに

それを普段よく目につくところに「置いて」おくことが大切

です。例えば食卓の自分の席とか、洗面台とか、化粧台とか…。

 

こうすると、「あ、そうか」とか「自分で書いたんだし」とか

都度思い返すことになり、脱落することを防げます。地味ですが

効果は大きい方法です。是非やってみてください!

2017年10月5日 木曜日

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