院長室

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「ベイビー・ドライバー」/「ザ・マミー」

夏休み時期は上映ラインナップ的にも映画館の混雑具合的にも鑑賞

活動が低下するのですが、「ベイビー・ドライバー」は今年観た中

でも1、2を争う傑作でした。

 

強盗の「逃がし屋」を稼業とする若い主人公の物語なんですが、

その超人的な能力が音楽を聴いている時だけ発揮される、という

面白い設定のため、この映画はアクション映画でありながら

さながらミュージカルのように軽快でもあります。でもしっかり

カーアクションは骨太だし、クライムムービーとしての緊張感も

かなりのもの。1本にどんだけ詰め込むのよ、的なお得な作品

です。

 

僕はほぼ洋楽を聴かないので、この映画を100%楽しめていない

だろうことがとても悔しいですが、それでも演出も脚本も巧妙

なのでとても満足しました。主人公はアンセル・エルゴートさん、

ヒロインにリリー・ジェームズさんと、あどけなさの抜けきらない

若手を起用しつつ、強盗犯にケビン・スペイシーさん、ジェイミー・

フォックスさんという技巧派名優を起用するというのも上手い。

アクションと洋楽好きはとにかく観て損ナシ!惜しむらくは上映館

が少なすぎるところか。

 

そして我らがトム・クルーズ兄貴の「ザ・マミー」ね。これは

実は「ダーク・ユニバース」というシリーズもののの第1弾でして、

製作サイドは結構力入ってます。この「ダーク・ユニバース」は

「アベンジャーズ」や「ジャスティス・リーグ」みたいなヒーロー

ごっちゃまぜ企画のモンスター版。今作にはゾンビとジキル博士が

出てきましたが、今後も透明人間やらフランケンやら、半魚人やら

が出るそうな。

 

で、この試みは第1作目にして既に失敗模様で、トム様にこんな

役やらせんなよ!と思わせてしまうような薄味、御都合主義的な

演出。そもそもモンスター競演映画にニーズがあるのかという、

マーケティングから見直さないといけないと思う。日本にはもう

「怪物くん」という金字塔があるわけだし。あ、大野君主演の

ヤツじゃないよ。(笑)

 

まあトム様ファンは観てもいいけど、逆にトム様ファン以外には

あまり勧めるポイントはないかな。内容もほぼ「ハムナプトラ」

やしね。「ダーク・ユニバース」が「黒歴史」にならんことを

祈る。

    2017年8月31日 木曜日

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    柔らかい足

    ヒトの体はいくつの骨でできているか知っていますか?数え方にも

    よりますが、約200個です。そしてそのうちの1/4は足首から

    下にあるんですよ。

     

    なぜそんなにたくさんの骨が必要なんでしょう?それはひとえに

    体重を支えなければいけないから。我々は直立2足歩行の動物

    なので、足にかかる負担は相当なものです。しっかり立つことと

    スムーズに歩行ができること、当たり前のようですが極めて高度な

    システムでもあるのですね。

     

    ではこの足の機能が低下するとどうなるでしょうか?歩行に

    支障が出るだろう事は容易に想像できると思いますが、本来足で

    相殺すべき負担を別の部位で緩衝しなければいけないので、負荷は

    どんどん上方へ移動しますから足首や膝、腰、と痛みが出始めます。

     

    もちろん膝の変形や腰の神経の問題もあるので、全てが足のせい

    ではないですが、足はあまり気にかけてもらえない可哀想な(笑)

    部位なので、体に痛みを感じる場合、足を見直すのは大事なこと

    です。

     

    具体的には「タコができやすい」「爪のトラブルが多い」「外反

    母趾気味」「皮膚カサカサで割れる」などが重要な所見です。

    セルフケアで効果的なのが「ひろのば体操」「靴のチェック」

    です。ウチでは足の甲に弾性包帯を巻くよう指導したりもしますが、

    いずれにしても足の柔軟性を維持するのは治療、予防の両面で

    役に立ちます。一般向けの書籍も出ているので、是非一度自分の

    足に注意を向けてみてください。↓

     

    ひろのば体操

      2017年8月28日 月曜日

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      健康のために何をするか

      「健康のために何をしたらいい?」

      とよく質問されます。

      「基本的に何もしないのがいいと思います。」とお答えしています。

       

      栄養ドリンクや健康食品、スポーツジムなど健康に関するアイテムは

      たくさんありますし、情報もあふれ返っています。

      何を選択したらいいか迷ってしまいますよね。

       

      東洋医学では、陰陽の概念が原理原則です。

      現代の生活スタイルは、身体を陽>陰にしてしまう上に、健康アイテムは

      陽の要素に働きかけますので、陽>陰がさらに強まります。

       

      犬を飼ったことがある方は経験があるかもしれませんが、動物は体調が悪い

      とエサも食べず、丸まって安静にしています。

      こうすることで、陰を養っているのです。

      人間も同じで、①無理せず早く寝ること、②お腹に負担をかけないこと

      の2点をこころがけましょう。

       

      今週の予約状況です。

      8/28(月) 8/29(火) 8/31(木) 9/1(金) 9/2(土)
      午前
      午後

      〇…空きあり △…一部空きあり

        2017年8月28日 月曜日

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        タンパク食の注意点

        糖質制限はタンパク質摂取と併せて行うことが重要、とはこれ

        までも書いてきましたし、割と当たり前になってきた感があります。

        ではタンパク質をどう摂るか、は糖質制限ほどあまり具体的には

        語られていないような気もします。

         

        糖質制限実践者はすぐに「肉を食え」と言いますが、タンパク質は

        その他にも魚、卵、大豆などがあるわけで決して肉しかダメでは

        ありません。特に青魚に含まれるω3系脂肪酸はとても重要な

        栄養素なので、肉よりも優先して摂るべきものとも言えます。

         

        卵もヒトのアミノ酸組成にかなり近いので、効率だけを言えば最も

        合う食材です。しかしアレルギーを起こすこともある食材なので、

        食べ過ぎには配慮する必要があります。大豆製品はアミノ酸組成と

        いう面では劣りますが、今日のような暑くて食欲が落ちる時には

        有用ですし、発酵食品としての納豆なんかは乳酸菌やビタミン補給に

        なるので優秀です。

         

        タンパク質摂取に共通して言えるのは、消化に手間がかかるという

        ことです。つまり腸に負担がかかる食材なんですね。胃酸や酵素の

        働きで小さく分解されてからしか吸収されないので、もしもタンパク質

        を多く摂って腹が張る、ガスが増える、便が臭う、などの所見が

        出たらうまく消化できていない証拠なので一旦減らすべきです。

         

        ちなみに霜降り肉はエサを穀物にして脂肪を蓄えさせた結果なので、

        牛が糖質過剰になっているのですね。そしてその穀物に問題がある

        場合があるので、決してベストな食材ではありません。まあ、そもそも

        そんなに食べられないけどね。(笑)最近では牧草のみで育った

        牧草牛(グラスフェッドなんて言います)も入手しやすくなって

        いるので、試してみるといいですね。

          2017年8月24日 木曜日

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          予備軍て言うけどさ

          例えば糖尿病予備軍とか、認知症予備軍とか、まだ発症してはいない

          けど将来的にそうなる可能性がある場合をこう呼んだりしますね。

          では、何をもってそう判断しているのでしょうか?

           

          健康診断などの結果を見て、あるいは雑誌等の質問票などから、

          というのが多いかな?誰だって予備軍と言われれば注意をするよう

          になるだろうから、指摘すること自体は良いことだと思います。

          問題は、そう判断した場合にどう指導するのか、そもそもその判断は

          正しいのか、そしてその判断は統一されているのか、です。

           

          「予備軍」と言っておきながら大した指導がなかったり、実は

          「予備軍」ではなかったり、施設によって言われることが違ったり

          すれば信頼を失いますし、言う意義はなくなってしまいます。

          「予備軍」の先には「予防」がなくてはいけないし、その「予防」

          の方法でいらぬ副作用が出ては意味が無いし、ましてや効果がない

          金儲け手段になってはいけません。

           

          現状、日本では糖尿病も認知症も、ガンもアレルギー疾患も減って

          いません。ということは「予備軍」とは指摘していてもそれが結果

          に結びついているとは到底言えないわけです。健康診断でHbA1cが

          6.0に上昇したから糖尿病予備軍です、気をつけてね、じゃ何も

          変えられていないのです。それはHbA1cは糖摂取量の総量を評価

          しているだけで血糖値の乱高下を評価できないという事実や、

          糖質制限の方法は人それぞれ違うということを加味できていない

          からです。

           

          ネット情報だけを信じるのは危険だとは思いますが、にしても「予防」

          に医療界が真剣に取り組んでいないことの方が問題ですね。医学的

          根拠が変わることは多々ありますが、予防のために何が最適かという

          軸を持たねば、医療の質は低下する一方でしょう。とりあえず今は、

          まず医療を受ける側が賢く情報を取捨選択しなければいけませんね。

            2017年8月21日 月曜日

            カテゴリー 院長室

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