院長室

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コーヒーは良いですか?

僕はコーヒーが好きで、昼休みにはココナッツオイルを

入れて飲んだりしています。カフェイン飲料ということで

患者さんからコーヒーの是非を尋ねられることがあります。

 

これは一概には言えなくて、人それぞれなんですが、何を

基準にすると良いかはズバリ、気持ちよさです。なんじゃ

そりゃ?と思ったかも知れませんが(^ ^;)、要はリラックス

効果を感じるかどうかなんですね。コーヒーを飲むとホッと

できるのであれば、それはOKのサイン。ではNGのサイン

とは?

 

これはコーヒーが “気付け薬” の役割をしている時です。

コーヒーを飲まないと目が覚めない、コーヒーを飲まないと

仕事がはかどらない、こんな場合はカフェインに頼って

血圧を上昇させているわけで、そもそも自分で血圧を上昇

できない副腎疲労の徴候かも知れないのです。

 

そうなると、1日に4〜5杯以上飲んでいることが多く、

胃の不調を招いていたりして、今度は胃薬が手放せなくなり…

という負の連鎖が始まったりもします。こういう飲み方は

やはりやめた方が良いでしょうね。なぜカフェインが必要な

身体なのか、を考えねばなりません。ちなみに僕は寝る前に

エスプレッソを飲んでも余裕で眠れます。

 

同様のことが塩分や糖分にも言えます。妙に甘味が欲しい、

最近味付けが濃くなった、という場合は血糖と血圧の上昇を

外部に依存している証拠ですから、ストレスを貯めていないか、

食事が偏っていないか、腸内と口内環境の乱れはないか、

と自身をチェックするべきです。

    2016年11月28日 月曜日

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    忙しい時ほど深呼吸

    年末に向かって忙しくなる方は多いことでしょう。宴会が

    忙しいという方も多いでしょう。(笑)それに伴い、疲れが

    取れにくい、肩こり頭痛がする、集中力が落ちる、という

    症状も増えます。こんな時にはどうする?

     

    最も手っ取り早いのが実は深呼吸。ストレスや筋肉の緊張で

    胸周りは想像以上に硬くなります。硬い状態での呼吸は非常に

    浅くなり、酸素を十分に取り込めなくなります。すると、

    酸素を大量に消費する臓器がまず影響を受けるわけですが、

    それが脳です。上記の症状は浅呼吸による脳の酸欠による

    可能性が高くなります。

     

    ですから、しっかり酸素を取り込むことが治療にもなるの

    ですが元々硬い状態の胸ではしっかりゆるまず思った以上に

    吸い込めません。そこで、逆に最後まで息を吐き切ることが

    重要になります。雑巾を絞るかの如く、最後の最後まで息を

    吐き切ると、苦しくなって反動でどっと空気が入ってきます。

    これを利用して多くの酸素を取り込むのです。連続で3回くらい

    やると胸周りも弛緩してホッとする効果もあるでしょう。

     

    逆に絶対にやってはいけないのが疲れた時の糖質摂取です。

    栄養ドリンクや砂糖入りコーヒーなんかで景気づけ(?)する

    人が居ますが、これは瞬間的に血糖値を上げるので元気に

    なったような気がしますが、その反動で今度は血糖値が急降下

    し、もっと不調になります。食事でも同様で、忙しいからと

    短い時間でサンドウィッチやおにぎりをかき込めば同じ現象が

    出現するので要注意です。

     

    疲れたら深呼吸。ついでに仕事中の姿勢も見直してみましょう。

    背中が丸くなって、顔を突き出してモニターを見ていませんか?

    これもまた胸周りを圧迫して浅呼吸になり得ます。胸を緩めて

    しっかり脳に酸素を届けましょう!

     

      2016年11月24日 木曜日

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      湿布は気休めではない

      慢性の腰痛や肩こりに湿布薬、は日常的に行われている

      行為です。CMでもフェ○タスさんが皆々を救っている様が

      描かれていますが(笑)、さて、そんなに湿布って効く

      のでしょうか?

       

      先週、日本での湿布薬処方が54億円を超えるという

      ニュースがありびっくりしました。超巨大市場です。ウチ

      でももちろん湿布薬は処方していますが、この数字は

      整形外科に限らず頻用されていると言うこと、また痛みに

      悩む人が多いと言うことを表しているのでしょう。

       

      でも実際の臨床現場で交わされる会話は「一応出して

      おいて」とか「無いと不安だから」という要望が多く、

      またあまり深く考えず同処方を繰り返す医療行為が蔓延

      しているように感じます。実際、54億円の内訳は70歳

      以上の患者が70%を占めるそうで、高齢者の慢性疼痛に

      漫然と処方されている様子が透けて見えます。

       

      そもそも湿布薬は、温冷に関わらず消炎鎮痛剤ですから

      血管収縮作用があります。つまり血流を悪化させる副作用

      があるので、「冷やす薬」に分類されます。外傷で赤く

      腫れて痛い場合には良い適応ですが、炎症所見に乏しい

      慢性疼痛や、まして冷え症がある方には不向きです。

      高齢者に多用されている現状は医学的には間違いでしょう。

       

      市場が大きければ乗り遅れてはいけないと次々に新商品が

      出るでしょうが、まずは自分の痛みが冷えで悪化するのか、

      あるいは温めると楽なのかを知ることが大事です。決して

      気休めで使う薬剤ではないことを銘記すべきでしょう。

        2016年11月21日 月曜日

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        「ジャック・リーチャー/この世界の片隅に」

        「アウト・ロー」のまさかの続編、「ジャック・リーチャー」

        です。主演のトム・クルーズさんが相変わらず54歳とは思え

        ない奮闘を見せます。まあ、トム様かっこええ!しかも今作は

        ティーンな女子に振り回されて萌える!以上!な映画です。(^ ^;)

         

        僕みたいに家訓でトム様映画を観ることを義務づけられてでも

        いない限り(ウソ)必見ではないですが、80年代を彷彿と

        させるご都合主義的な安心してワクワクできる(?)アクション

        映画をお求めの方はにマッチするでしょう。しかしさすがに、

        無謀なカーチェイスで民間人を危険にさらすとか、窃盗した

        カードで飛行機のチケット買うとか、ミスを反省せずとっつかまる

        ヒロインとか、ちょいと見過ごせない部分も多し。僕がオトナ

        になったのだろうか。けど続編出たらまた観ます。家訓だし。(笑)

         

        そして終戦間際の広島を舞台に描かれるアニメ「この世界の

        片隅に」。またこれとんでもない傑作です。もう今年何回も

        言ってるので価値が薄れてきた感がありますが、数年に1度

        クラスの傑作が毎月出現しているのですから、ホント今年は

        異常気象ですよ。

         

        本作はごく平凡な女性が嫁いだ先で戦争が激化し、日常を侵襲

        していく様を描いているのですが、そのディテールが凄い。

        当時にタイムスリップでもしたかのような臨場感です。戦争映画は

        もちろん反戦がテーマなんですが、この映画はありきたりの日常

        を軸足に戦争をどこか遠く描くことで、残酷さをより強烈に

        映し出します。

         

        ほのぼのとした主人公を能年玲奈改め、のんさんが演じています

        が、これがまた見事にハマっていて素敵。もっと脚光を浴びて

        いいのに、芸能界って怖いね。でもじわじわ評判が広がれば、

        自ずと彼女への評価も上がることでしょう。是非観てください。

        日本人のみならず全ての人の心に響くことでしょう。難点は

        惜しみなく広島弁なところ。(笑)方言をなるべくそのままに

        するのが片淵須直監督の持ち味らしいですが、理解が追いつかない

        場面もあるかも知れません。原作は数年前に連載されていた

        漫画なんですが、速攻 amazon さんにお願いした次第です。(^ ^)

          2016年11月17日 木曜日

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          肩甲骨をケアしよう

          ぐっと気温が下がるとインフルエンザが流行しますが、

          それに伴って血流低下でコリも悪化する傾向にあります。

          特にPC作業や下向きの仕事が多い方は顕著です。しかも

          年末に向けて繁忙期、となるとなおさらですね。

           

          血流が悪化するのは寒さで血管が収縮するせいですから、

          温めて血管を拡張させれば良いということになります。

          そういう意味で、全身を温める風呂は有効ですが入浴

          しながら仕事するわけにもいかないので(笑)、効率

          よく症状を緩和するための温める工夫が必要になります。

           

          特に肩こりや頭痛を感じる方は、首回りを温めるよりも

          背中、肩甲骨周辺を広く温める方が有効です。肩甲骨は

          解剖学的には鎖骨と連結しているだけで、あとは背中に

          張り付いて滑って動く構造です。ですから同一姿勢が

          続くと容易に癒着を起こします。癒着を起こすと動きが

          制限されるので、痛みの原因になります。

           

          ここで、おや?と思った方は鋭い。温めても癒着がなく

          ならなければ繰り返すのではないか、という疑問が出そう

          ですが、まさにその通り。直近の対策として温めることは

          有効な手段ですが大事なのは癒着の方です。最近では

          「肩甲骨はがし」などのストレッチが流行っていますから、

          それらを参考に、温めてからはがす、が実はさらに有効

          です。

           

          温めるツールは温湿布ではなくカイロやホットタオルなど

          を利用し、ストレッチは痛くない方法をチョイスしてくだ

          さい。肩をぐるぐる回しても肩甲骨は動かないので、腕は

          降ろしたまま肩甲骨だけを上下左右に動かすようにした方が

          いいですね。あとストレッチポールを縦にして寝転がると

          肩甲骨が寄るので効果的。オススメです。

           

            2016年11月14日 月曜日

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