・病院の待合室ってどんなイメージですか?僕は殺風景で楽しくない空間にはしたくなかったので、改装の時に一番時間をかけて考えたのが待合室です。どうしても待ち時間が出てしまう時もあるので、どうしたらストレス無く過ごせるかと頭を悩ませました。さすがにホテルのロビーのようにはできないので、シンプルさと工夫で勝負!したつもりです。
・その中でも、会計上方に設置したホワイトボードはお気に入りです。ここには毎日スタッフが一言書いているのですが、手書きの文字で発信することで、患者さんと我々の距離を少しでも縮められたらという狙いがあります。スタッフはネタに困って、マイナチェンジして次の日も使っている時もあるようですが。(笑)こんな所も気にして頂けたら嬉しいです。
待合室
骨折の基本治療
・骨折と言ってもピンからキリまでありますが、「ズレがあるかないか」が大きく治療を左右します。大雑把に分ければ、ズレ(転位と言います。)があれば手術、なければ保存治療になります。保存治療とはギプスやシーネで動かないように固定することです。固定して骨折部が良い位置にあれば、骨は着くのですが、その治癒機転は隙間を埋めるように新しい骨ができることによるので、骨折前よりもどうしても若干太くなります。
・骨が着くまでは、いくら小さい骨でも、平均4週間くらいはかかります。固定をしたまま4週間もいれば、関節は硬くなるので、固定が外れた後も硬さを取るためのリハビリが必要になることが多いです。リハビリの期間は関節の硬さにもよりますが、およそ固定期間の倍かかります。
・一度、骨折するとおおむねこのような段取りで進みますので、結構腰を据えなければいけません。患者さんはショックですが、仕方がありません。神様からもらったものが壊れると、戻るのには時間がかかるんだよ、なんて説明をしていました。
小青竜湯
・各媒体で最近漢方薬が取り上げられるようになってきました。それは我々漢方を使う医師にとっては喜ばしいことです。今は花粉症シーズンということで、アレルギーに効く漢方薬なんかの特集をちらほら見ます。以前にも小青竜湯という薬は紹介しましたが、少し詳しく解説します。
・小青竜湯という薬はアレルギーの中でも「水っぽい」症状がメインの時に使います。花粉症であれば、鼻水や流涙が主症状の時によく効きます。「知らないうちにサラサラの鼻が垂れる」なんて人は丁度良いでしょう。
寒い所に行くとくしゃみが出て鼻がつまる、眼や鼻・ノドがムズムズするという人には麻黄附子細辛湯という薬の方がよく効く場合が多いです。また、眼が充血する、鼻の粘膜も赤くなって鼻づまり、咳まで出る人には「冷やす」効果を加えた越婢加朮湯という薬が良いです。もちろん例外もありますが、今はこの3剤が大活躍です。
お酒って恐い
・ここ数日は中川さんの酩酊(?)会見の様子が報道され続けていますが、むしろなぜあの状態で会見に臨んでしまったのかを追求することの方が、遙かに重要だと思います。誰かを糾弾することほど簡単なことはないと思います。中川さんに限りませんが、社会的地位のある人が失態をした時に袋叩きにする風習は、正直気分を害します。もう少し、本質的な改善を狙った問題提示とかをして欲しいです。
・今回の件で言えば、あの状態で会見に臨ませた周囲の問題であるとか、あるいはそうさせることで得をする誰かがいたのか、とか。ま、そんなことテレビじゃ言えないか。あの会見を見てニヤリとした自民党幹部がいたとしたらゾッとしますね。











