症例報告

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下肢の広範熱傷-3

というわけで現在(治療開始から約7週経過)の

写真です。p1010820

もちろん湿潤療法をしたからといって、創が“なかったこと”

にはなりませんが、随分目立たなくはなっています。

まだあと1ヶ月くらいは薄くなっていくと思います。

新しい皮膚は日光によって色素沈着を起こしやすいので、

遮光することも大事です。


あと特筆すべきは、瘢痕拘縮が見られないという点です。

瘢痕拘縮とは皮膚が“ひきつれて”治る状態で、この症例

のような関節にかかる熱傷では、瘢痕拘縮によって可動の

制限が出てしまうことがあります。p1010822

湿潤療法ではまず瘢痕拘縮が起こらないというのが、一つの

利点です。





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2010年3月11日 木曜日

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下肢の広範熱傷-2

昨日の症例の経過写真です。


創は浸出液が多いと、フィブリン膜という薄いp1010712

黄色の膜ができます。これは浸出液の代謝産物と

考えられていますが、創面についたままだと、

上皮化が遅れるので処置の時にはがします。

そんな処置をしながら患者さんにも協力してもらって、

自作の被覆材を毎日交換してもらいました。


写真は湿潤療法を始めて約10日の写真。急速に上皮化が

始まっています。p1010713浸出液もほとんどなくなりました。

左足の方は、ほぼ上皮化終了です。


自作の被覆材も浸出液が少なくなったので、ワセリンを塗った

ラップを巻くだけに変更しました。


もう治癒っぽいですが、患者さんのご厚意で最新の写真を

撮らせてもらいましたので、しつこくもう1回アップします。

いや、だから一度に写真を挿入するテクがね…。


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2010年3月9日 火曜日

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下肢の広範熱傷-1

久々に湿潤療法の治療例を。

20代、男性、熱湯をかぶり右下肢後面および左足外側に

熱傷受傷。受傷後他院で治療を受けたが、湿潤療法を希望

して来院。p1010704


範囲が広範であること、浸出液が多く被覆材を頻繁に交換する

必要があることから、ペット用のトイレシーツとポリ袋に切れ込みを

入れたもので被覆材を自作してもらい、湿潤療法を行った。


写真は初診時のもの。水ぶくれの膜は感染源になりうるので、可能な限り

除去しています。

当然消毒薬は使っていません。というか医薬品を全く使っていません。(笑)

p1010705

さて、どうなるでしょうか。経過は明日アップします。


…引っ張るなあ、と思ったアナタ。

そうです、写真を何枚も挿入するテクがないだけです。(泣)

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2010年3月8日 月曜日

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降り続いておりやす

日本人の大多数が真央ちゃんの涙ネタで湧いている所に

全然関係ないネタを。


今日は1日中雨でした。これはズバリ季節の変わり目の証拠で

これから暖かくなるってことで良い兆しですが、人によっては

こういう天気の日ほど調子が悪い場合があります。

例えば、低気圧が来ると関節が痛いとか、雨降りの前の日には

頭痛がするとか…。


西洋医学ではあまり相手にされない症状ですが、漢方的には

歴とした異常です。これは体の水分バランスの変調が原因と

考えられます。

このような症状のある方は、試しに鏡の前で自分の舌を見てみて

下さい。かなりの確率で舌の縁が“ガタガタ”になっているはずです。

さらに、むくみやすい、めまいや立ちくらみがある、なんて症状が揃って

いたら間違いありません。


漢方薬には水分調整をする薬があり、このような症状の方によく使用

します。症状がなくても舌が“ガタガタ”だったら要注意ですよ!

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2010年2月26日 金曜日

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仙腸関節ってどこですか?

AKA-博田法の基本となるのは仙腸関節の機能異常を

正す技術ですが、この仙腸関節というのは、「仙骨」と「腸骨」が

作る関節で、腰の後ろに左右対称にあります。

ちょうど、尾底骨の少しうえ、両脇にボッコリ出た突起を触れる

と思いますが、これが仙腸関節の場所です。


この仙腸関節は正中線に対して斜めになっており、体重を支える要で

あるとされています。以前は不動関節だと思われていましたが、実際には

3~5mm動いていて、しかも諸動作に深く関連した重要な関節だと

いうことが分かってきました。仙腸関節に背骨が“乗っかっている”とも

捉えられますので、仙腸関節の動きに異常があれば、それは背骨にまで

影響が出るわけです。


というわけで、AKA-博田法では、どの部位の痛みでもまずは仙腸関節の

治療から始めます。肩が痛くてもまず腰を触るのはこのためです。

「あらヤダ、この先生アタシのお尻触ってるよ。」と思われるのも(誰に?!)

心外なので書いてみました。(笑)

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2010年2月13日 土曜日

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院長室 お知らせ