ウチでは漢方薬やAKA-博田法、遠絡療法など主に
慢性疾患に対する特殊な治療法を提案していますが、
終局大事になるのは「いかに予防するか」です。
症状が治癒しても、またすぐに再発してしまってはあまり
意味がありません。特に医療保険が破綻し、超高齢化社会と
なっている日本では、将来、病院にかかるのに年齢制限がある、
なんてことも冗談ではないかも知れません。
だとすると、いかに健康な体を保つか、がまさに生死を分ける
重要な課題になってくるわけです。
そこでまずオススメなのが半身浴です。昔から色々なシーンで
「半身浴はいいぜ!」と言われてきましたが、その主たる効果は
副交感神経の刺激です。
慢性の原因不明な病態にはほぼ100%自律神経の不調が絡んで
います。ストレスが多い現代人には、健康だと思っている人でも意外と
自律神経の不調があるものです。
その不調を正すために良いのが半身浴です。みぞおちまで38℃くらいの
湯につかり、15~30分ぼけ~っとしましょう。上半身が寒いようなら
タオルをかけて入りましょう。肌に“玉の汗”が浮き出てきたら程よく
温まっている証拠ですよ。