院長室

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栄養療法という呼称

休日に記事を更新すると、「アイツ結構ヒマなんじゃね?」と思われる

かも知れませんが、予め記事を書いておいて投稿時間を設定することも

できるからね、部屋でダラダラ記事書いてるとは限らないからね、

そんなコトわざわざ書く時点でもうヒマ確定ですけどね。(笑)

 

さて、栄養療法という言葉は近年結構浸透してきました。ただそれが

正しく認識されているかというとアヤシイ側面もあります。そもそも

我々が行っている栄養療法はオーソモレキュラーメディスンと言って、

日本語では分子整合栄養医学と訳されます。これが物々しく、分かり

づらくもあるので栄養療法と簡易表現をしているに過ぎません。

 

糖質制限をはじめとした食事指導は栄養療法の特徴ではありますが、

オーソモレキュラーは血液や尿などの検体からまず分析を行う、という

のが大前提です。そうしなければ個人の状態は把握できないし、把握

しなければ正確な指導はできませんから。つまり、例えば糖質制限を

指導していること即ちオーソモレキュラー、ではありません。

 

もちろんサプリメントを使用すること=オーソモレキュラーでもないし、

高い特殊な検査をすることと同義でもありません。あくまで個人の

背景にある栄養のアンバランスを知り、それを意図的に操作するのが

目的なので、検査もサプリもそのためのツールです。

 

まあ栄養療法に限ったことではないかも知れませんが、流行の兆しが

あるものには乗っかろうとするのが商売の基本ではありますので、

医療でも患者心理をくすぐるやり方は間違いではありません。でも

治療は普通の商売とは一線を画する必要があると思います。ルールは

ないですが倫理はありますよね。皆さんもキャッチーなワードに

ホイホイ乗らないよう、やや慎重に行動しましょう。あ、僕のことは

疑わないでね。わざわざ書く時点でアヤシイか?!(笑)

    2019年9月16日 月曜日

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