院長室

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ペースを作ろう

随分と過ごしやすい日が増えました。花粉症後・入梅前、の1年の中でも

一番平和な時期のような気がします。長くは続きませんけどね。(^ ^;)

 

さて、かように1年の間、環境の変化はめまぐるしいです。特に近年は

落差が大きい。湿度や気温だけでなく環境汚染物質や電磁波など、

我々の身体は常にその対応に追われています。慢性疾患の中にはこれら

への対応障害が原因となっているものも多く、単に薬剤を使用するだけ

では対処困難になっています。

 

そこでウチでは漢方薬治療や栄養療法、Bスポット治療や鍼治療などを

提案し、また健康教室でなるべく正しい知識を身につけてもらうように

啓蒙しています。これらは全て前述の対応力を上げるためのツール、

と言っても過言ではありません。

 

ただ、強調したいのは各人の病態が違うのと同様、治療にも各人の

違いがあるということです。具体的には治療のペースです。慢性疾患に

対する治療はそれこそマラソンの様なもので、ペース配分がとても

重要です。100mを12秒で走れる人でも10000mを1200秒

では走れませんよね。

 

早く良くなりたいからと急に厳格な糖質制限をしたり、良かれと思う

ことを同時並列で採用してみたり、高価なサプリを何種類も飲んで

結局経済的に続かなかったり(^ ^;)。これらで却って不調になったり

治療を断念したりすることになれば本末転倒です。マラソンでも転倒

しようものなら下手したら棄権です。お、なんかうまいこと言った。(笑)

 

病態を分析し、合致する治療法を選択して変化を観察する、この

繰り返しと積み重ねをすることで、各人の治療方法が構築されます。

ショートカットはありません。一喜一憂はありますが、それらも

含めて治療だと思えるようになると、また少し気が楽になって治療の

モチベーション維持になるかも知れません。頑張る必要はないです。

ペースを作りましょう。

    2019年5月13日 月曜日

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