院長室

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脳より腸

脳は中枢神経と言うだけあって、我々の活動全ての司令塔です。

大事なのは言うまでもありませんが、意外と脳はミスをするもの

なんです。

 

脳は大変に複雑な構造かつ情報処理をするのですが、ゆえに燃費

が悪いという特性があります。エネルギー切れや酸素不足がある

と途端に機能が低下します。そんな状態では正しい判断もできなく

なりますよね。

 

近年、腸内環境の重要性がしきりに取り上げられていますが、

脳が燃費の悪い臓器なので、機能を正常に保つためには過不足

ない栄養の補給が必要、つまり消化吸収能力が正しく働いてこそ

脳は力を発揮できるという理由からでもあります。

 

すると、食事の構成も「脳が欲する物」よりも「腸が欲する物」

の方が優先されることになり、さらには腸そのものの栄養が

重要視されてくるわけです。そして腸には腸内細菌という

共生者がいるので、これらのご機嫌を損ねないように工夫する

のがより良いということになります。腸内環境と言っても、

腸そのものの機能と腸内細菌は別に考慮する必要があるんですね。

 

とは言え、腸の状態を正確に把握する検査はなかなかありません。

あってもかなり高額です。そこでお金がかからず、かつ簡便なの

がチャレンジテストです。腸に悪そうな物、あるいはアヤシイ物を

一つだけ2週間食べない、これだけです。それで体調の変化を

観察するわけです。一般的には小麦製品と乳製品でやることが

多いですが、何でもOKです。日常的によく口にする物がベター

ですね。そうやって腸に“お伺い”してみると意外なことが分かる

かも知れませんよ。

    2018年5月21日 月曜日

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