院長室

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正しいこととできること

僕の治療の進め方は、薬物療法、運動療法、食事療法の

3つを病態に合わせて、あるいは社会性に合わせてバランス

を考慮して提案する、というものです。特に近い将来

訪れるであろう保険制度の変革に備えるにはセルフケアや

予防医学が重要になるでしょうから、運動と食事の分野に

重点を置いています。

 

運動療法と食事療法は経済的で予防に繋がる反面、面倒

ですよね。知ってます。(笑)僕も色々と勉強している

つもりですが、全て知っているわけではないので、提案が

その方にとって最適かどうかはいつも気にしています。

 

この分野ではこれが正解!ってのは無いし、教科書通りに

行かないことなんてザラなので、現状自分や家族で実践して

みて良さそうだ、と判断できるものを正義(?)として

捉えています。

 

そうすると、教科書的に「正しいこと」をやってもらう

よりも「できること」をあぶり出すことの方が大事だと

気付きます。糖質過剰の方に糖質制限は正しいですが、

その人はまず何ができるのか、を考慮しなければ大抵

うまくいきません。運動療法もまた然り、です。

 

患者さんからすると、医師の発言は絶対的なもののよう

に捉えられがちですが、こういった生活習慣を変える

治療は習慣が人それぞれである以上、やり方も千差万別

なはずです。まずはできることって何だろう、これな

できそうだ、こんな会話が診療でできるようになると

いいですね。

    2017年11月27日 月曜日

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