院長室

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分析の重要性

診断と言ってもいいでしょう。ただ診断と言ってしまう

と医療限定の話になりがちですが、食べ物の選択や市販

のサプリメント、ネットで紹介される体操、など全てに

あてはまることです。

 

例えば青汁を飲んで調子が良いという人から青汁を

勧められたとしましょう。言われた通りに飲んでも自分

はあまり効果を感じなかった。なんだ、青汁なんて嘘

ばっかじゃん、となりませんか?これは実にもったい

ない話なのです。青汁で好調になった人とそうでない人の

差が明らかであるならば、そこにこそ不調の原因を探る

糸口があるかも知れないからです。

 

さらに言えば青汁が必要かどうかを予め調べることが

「診断」になるわけです。上記の場合、好調だった人も

その理由を知らないまま知人に勧めてしまっているので、

診断が欠如しています。勧められる側も自分に合うか

知らないまま服用していますので、これもまた診断が

ありません。

 

体操法や食事法など様々な治療法が氾濫している現在、

それぞれの理屈を知ることがとても重要です。それに

自分が合うかどうか、あるいは少なくとも納得できるか

どうかを優先に考えた方がいいでしょう。無条件に

結果をコミット(笑)されるのは意外と危険かも知れ

ません。

 

ちなみに理屈を知って、それを自分なりに応用できれば

上級者です。まあ理屈を明かしちゃうと収入に繋がらない

から大事な部分はナイショ、っていう提供側の事情も

あるでしょうけどね。

2017年11月6日 月曜日

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