院長室

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花粉症、少なかった?

春のスギだけでなく、秋のイネ、はたまた通年性に種々の

花粉にアレルギー反応を起こして鼻水やくしゃみにお悩み

の方は多いと思います。イネ花粉は例年8月頃がピークの

ようですが、今年はどうも少なかったような気がします。

 

現在もそうですが、結構雨天が多かったせいもあるかも

知れませんが、例年症状を訴えていた方が結構ひどくも

ならず過ぎていった印象です。そんな方々がどんな治療

をしたのかな、と振り返ってみると、

 

・プラセンタ注射

・乳酸菌/乳酸菌生成エキス

・亜鉛サプリメント

・ビタミンAサプリメント

・Bスポット治療

 

こんな感じです。抗アレルギー剤を常用している方も上記

を追加することで症状が軽く済んだようです。上記それ

ぞれに抗アレルギー作用はありませんから、多少なりとも

根本的な部分に影響を与えたのかな、と考察します。

 

花粉症に限らず、じんま疹や喘息なんかも同様の機序なので

恐らく好結果を残せるのではないかな、と期待しますが

そもそもこれらの治療が効果的なのであれば、それが

何故起こったのか、を並行して考えねばなりません。

ここが一番難しいです。人によって全然違うから。

 

ただ副腎疲労という概念を知ってからは、何となく症状

の関係性が明瞭化し、線で結ばれるように理解しやすく

なったのは確かです。副腎は生命活動のベースになる

臓器ですから、そこが疲労する病態は様々な部位に影響

します。一般向けの書籍も出ていますから、花粉症じゃない

人も是非一読してもらいたいです。オススメは本間良子Dr.

のものです。あ、ちなみに何ももらってませんから。(笑)

2017年10月19日 木曜日

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