院長室

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筋肉痛を漢方で

最近は5月に運動会をやる学校もありますが、まだまだ

このシーズン特有の催事で、お子さんのケガだけでなく

一緒に参加された親御さんのトラブルも結構あったり

します。(^ ^;)

 

一番多いのはケガや捻挫などの外傷ですが、意外と日常

生活に支障を来しているのが筋肉痛。お子さんのケガの

付き添いで来られた保護者がしんどそうに歩いていたり

して気付くわけですが、これは仕方がないものと思われて

いるようです。

 

もちろん病気ではないし、誰しも経験があることなので

放置して終了、でいいのですが意外にも漢方薬で治癒を

早めることができます。筋肉痛は細かい筋繊維の断裂です

から、ミクロの外傷と捉えます。外傷ならば血流障害

あるでしょうし、炎症もあるはずです。それらに対応する

生薬を組み合わせれば充分に筋肉痛治療になるわけです。

 

具体的には血流を良くする牡丹皮(ボタンピ)+桃仁(トウニン)

の組合せ、筋肉の痛みを引かせる麻黄(マオウ)+薏苡仁

(ヨクイニン)の組合せが有効です。また筋肉のこわばりを取る

芍薬(シャクヤク)もあればなお良いですね。

 

これらを無駄なく配する方剤の組合せが桂枝茯苓丸

(ケイシブクリョウガン)+薏苡仁湯(ヨクイニントウ)です。筋肉系の

痛みに広く応用できるので当院頻用の組合せです。これから

まだ運動会があってさ…なんて方は試してみるのもいい

でしょう。

 

    2017年10月12日 木曜日

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