院長室

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タンパク食の注意点

糖質制限はタンパク質摂取と併せて行うことが重要、とはこれ

までも書いてきましたし、割と当たり前になってきた感があります。

ではタンパク質をどう摂るか、は糖質制限ほどあまり具体的には

語られていないような気もします。

 

糖質制限実践者はすぐに「肉を食え」と言いますが、タンパク質は

その他にも魚、卵、大豆などがあるわけで決して肉しかダメでは

ありません。特に青魚に含まれるω3系脂肪酸はとても重要な

栄養素なので、肉よりも優先して摂るべきものとも言えます。

 

卵もヒトのアミノ酸組成にかなり近いので、効率だけを言えば最も

合う食材です。しかしアレルギーを起こすこともある食材なので、

食べ過ぎには配慮する必要があります。大豆製品はアミノ酸組成と

いう面では劣りますが、今日のような暑くて食欲が落ちる時には

有用ですし、発酵食品としての納豆なんかは乳酸菌やビタミン補給に

なるので優秀です。

 

タンパク質摂取に共通して言えるのは、消化に手間がかかるという

ことです。つまり腸に負担がかかる食材なんですね。胃酸や酵素の

働きで小さく分解されてからしか吸収されないので、もしもタンパク質

を多く摂って腹が張る、ガスが増える、便が臭う、などの所見が

出たらうまく消化できていない証拠なので一旦減らすべきです。

 

ちなみに霜降り肉はエサを穀物にして脂肪を蓄えさせた結果なので、

牛が糖質過剰になっているのですね。そしてその穀物に問題がある

場合があるので、決してベストな食材ではありません。まあ、そもそも

そんなに食べられないけどね。(笑)最近では牧草のみで育った

牧草牛(グラスフェッドなんて言います)も入手しやすくなって

いるので、試してみるといいですね。

    2017年8月24日 木曜日

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