院長室

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花粉症の予防

今年は花粉の飛散が早いのか、既にちらほら花粉症症状の

方がみえています。風が強くPM2.5の可能性もありますが、

しばしば宣伝される抗アレルギー剤の事前投与は鼻炎症状の

緩和になり得るのでしょうか?

 

自分は花粉症がないので経験できないですが、理論的に考える

とそんなに意味はないようにも思います。抗アレルギー剤は

ヒスタミンの反応をブロックしますが、ヒスタミンが過剰に

遊離するのを防ぐわけではないからです。

 

経験的に事前投与に効果を感じている方は別にそれでいいと

思いますが、基本的には薬剤の予防的使用は効能の範囲外だと

思います。これは漢方薬も同じ。ただ、胃腸を整える漢方薬を

長期に服用して、腸内環境が整い、結果として花粉症が軽かった、

という例はあります。あとは、プラセンタ注射で肝機能が改善し

抗体産生が促進され、症状緩和につながるということもあり

ました。

 

それ以外ではやはり糖質制限が有効だと思います。糖質摂取から

引き起こされる血糖値の乱高下によりコルチゾールが浪費される

ことがアレルギー症状悪化に繋がるからです。花粉などの異物に

対する防御能力が下がるわけですね。糖質制限の基本は空腹時に

摂らないこと。全てを禁止しようと思うとなかなかのストレスに

なりますし、却って不調を招くこともあります。とにかく食事や

間食の最初に糖を食べないことです。

 

あとは適度に日光浴をすることでしょうか。紫外線刺激がビタミンD

の産生を促しますが、ビタミンD低値は高率にアレルギー症状を

引き起こします。ただでさえ日照時間の短い冬でも日焼け止めを

塗っている女性は要注意ですね。10〜15分でいいので何も塗らず

に日中に散歩してください。

    2017年2月6日 月曜日

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