院長室

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対症と根治

とかく対極に位置するものは性質が真逆であるが故に対立

するもの、相容れないもの、として捉えられることが多い

です。テレビ番組でも“対決モノ”は構図がはっきりしている

せいか人気のようですね。

 

治療に於いても西洋医学は「対症療法一辺倒」だからと

批判され、もっと全体的に、あるいは根本から治しましょう

と宣伝されることがままあります。僕ももちろんその側面は

あると思いますが、問題なのは「一辺倒」であって「対症

療法」ではない、ということが重要です。

 

ですから仮に「根本療法一辺倒」と言ったらどうでしょうか?

風邪で38℃の発熱があるのに、生活態度を改めて、なんて

説明されたら腹が立ちますよね。骨折しているのに歩き方の

指導されても困りますよね。極論ですが。

 

やはり、現れている症状に対処する方法論と症状を出なくする

方法論は対立するのではなく、対極だからこそ併存させる

ことが大事だと思います。ケガの治療とケガしないための身体

の使い方、みたいに。そしてその解決のためにどんなツールが

最適なのか、が治療です。

 

予防医学はこれから流行ると思いますが、これは対症療法に

対立させるものではありません。自覚していない“症状”を

見つけ出して対症と根治を提案する、という事なので全く

考え方は一緒です。

    2017年2月2日 木曜日

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