院長室

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痛い所が原因じゃない

…こともある、というお話。頭痛がしてもそれは肩こり

から来ていたり、その肩こりも骨盤のねじれから来て

いたり、と痛みの震源地は意外な部位であることも少なく

ありません。

 

ただ、まずしっかり見分けなければいけないのが外傷です。

痛みの部位に赤み、腫れ、熱感、圧痛があればこれは

その部位が震源地であることが殆どです。打撲や捻挫が

これの代表ですね。また外傷でなくても、蜂窩織炎など

の感染症も現場が震源地です。

 

そういった急性の疾患を除外でき、痛みの部位に赤みなど

がなければ捜査範囲を拡大して真の震源地を探さねば

いけません。意外な部位に原因があると言っても、いくつか

ルールはあるのでそれに従って探します。

 

昔から痛い部位にトリガーポイント注射、なんてやられて

来ましたが、トリガーポイントは痛みを誘発する部位、

という意味なので本来は上記のように震源地を探して

行う注射です。痛みのある部位に局所麻酔薬を注入する

のでは少し意味合いが違います。当然効果も薄いでしょう。

 

最近では局所麻酔薬を使わないで、トリガーポイントに

生理食塩水を注入して筋膜リリースをする方法が台頭して

きましたが、まさにこれは真の震源地を探す過程で

産まれた治療法です。まだまだ諸問題はある方法ですが、

こういう流れはいいですね。

    2016年10月3日 月曜日

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