特に女性は気になる、気にする部位だと思います。メディア
でも頻繁に髪や肌のトリーメント用商品が紹介されています。
艶やかな髪、潤い弾ける肌になる、と言われたらそりゃ
もう早押しボタン押しちゃいますよね。(意味不明)
これらの商品は一様に「外」からのアプローチであること
が共通しています。外用剤ですね。しかしながら、肌や髪は
医学的には「排泄」のための臓器です。汗や皮脂や重金属
などを体外に出すための装置なわけです。つまり基本的
には内から外へ向かうベクトルを持つ部位なので、外から
内に入れる行為というのは生理的には逆行しているとも
言えるのです。
となると、本当に艶やかで潤いアップを図るためには、生理的
な方向性に準じて、内側からのアプローチをすべきなのでは?
ということになるのではないでしょうか。髪や肌だけでは
なく、外界に接する部分は非常に入れ替わりが早いという
性質があります。異物に曝露される頻度が高いからでしょう。
腸の粘膜なんか2〜3日で入れ替わるそうです。
入れ替わりが早いと言うことはそれだけ、それに用いる材料も
大量に必要ということで、つまりは新陳代謝の栄養素の過不足
がダイレクトに反映される部位である、ということになります。
別に外から入れる行為を否定しているわけではないですが、
それと同等以上に内側からの改善方法、要は食事を再チェック
するというのが、意外と近道かも知れません。