院長室

« 7月 2024 4月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

足し算と引き算

TVや雑誌、巷に氾濫する健康情報はどれを選べばいいか、

あるいは使用して効果があるのか、皆さん興味深いところ

だと思います。健康意識が高い人ほど悩むのではないで

しょうか。

 

健康になって何をしたいのか。あくまで健康関連商品は

目的のためのツールであるべきですが、一つ注意すべき

点があります。健康を左右する因子は大きく2種類ある

ということです。それは過剰のものと不足しているものです。

 

現在の不調は、何かが不足して起こるのか、はたまた

何かか過剰で悪さをしているのか、あるいはその両方か。

こういった視点が重要なんです。不足していれば補充

すべきだけれど、過剰ならば削らねばならないですよね。

 

巷にあふれる健康関連商品は得てして不足を補うための

ものです。「中高年に不足しがちな○○をなんと△△g配合!」

とかね。彼らも商売ですから何かを売らないと利益が

出ません。すると、常に「足し算」の健康法に偏ってしまう

わけです。「□□を摂らない方がいいよ!」ではお金に

ならないですから。

 

「断捨離」なんて習慣が流行りましたが、まさに「引き算」

です。足りないものだけでなく、過剰なものはないか、

という意識がとても大事です。

2016年6月13日 月曜日

カテゴリー 院長室

タグ