院長室

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コレステロールと中性脂肪

何かと話題に上るこの2つの脂肪、皆さんチェックして

ますか?最近では腸内環境と絡めて、コレステロール値が

下がるヨーグルトとか便乗商品が増えています。それって

ホント?

 

そもそもコレステロールはタンパク代謝を、中性脂肪は

糖代謝を反映する項目なので、同じ脂肪でも意味合いは

全く違います。コレステロールは動脈硬化の原因とされて

いますが、同時にホルモンの材料になったり細胞膜の

構成成分になったりと、極めて重要な物質です。低コレス

テロールとうつ病の関連性も指摘されているくらいです。

 

じゃあ、数値は高い方がいいの?低い方がいいの?アタシ

分かんない!(←キモチワルイ)その答は、高い方がいい、です。

日本の検査結果の基準範囲はかなりシビアな設定なので

上限を少し超えたくらいがちょうどいいでしょう。では

動脈硬化は心配しなくていいのか?

 

実はコレステロールが動脈硬化の原因になる状況という

のは中性脂肪が高い時なんです。つまりコレステロール値

と中性脂肪値が両方高い人はリスクが高い、ということに

なります。ですから、コレステロールは緩くていいですが、

中性脂肪は厳格にコントロールすべきです。そして中性脂肪

が上昇するのは糖質過剰、アルコール過剰の時でしたね。

 

ヨーグルトにすがるよりも先に、これらを制限して中性脂肪

を監視する、というのが正解です。

    2016年6月9日 木曜日

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