院長室

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歪力と応力

歪力(わいりょく)とは物体を引く力、応力(おうりょく)

とは、その力に反発する力のことで、歪力は外的に作用する力、

応力は内的作用の力と言えます。共に物理用語です。え?何の

ハナシよ?

 

実はこの用語がストレス理論の元になっています。僕たちが

感じる様々なストレスは、外的要因に対する内的な反作用の

結果なわけです。重要なのは内的な作用をストレスと定義して

いるところです。外的要因はストレスとは言わないのです。

 

例えば、職場の人間関係が原因で休職になった場合、つい

「職場がストレス」と言ってしまいがちですが、正確には

職場は「ストレス源」でしかありません。なので、休職して

ストレスを感じなくなっても復職して同じような環境に

置かれると再び悪化してしまうことがままあります。

 

では何を問題にすべきかと言うと、同じストレス源でも

ストレスと感じなくするにはどうすべきか、ということです。

バネに例えると分かり易いです。硬いバネでは10cm伸ばす

のに大きな力が必要ですが、柔らかいバネでは少ない力で

10cm伸ばすことが可能です。つまり硬いバネの方が

強いストレスを感じている状況なわけで、バネを柔らかく

することがストレス緩和の唯一の方法ということです。

 

ストレス源を取り除くのは緊急避難的には必要な措置ですが、

その間に「バネを柔らかくする」アプローチをしなければ

元の木阿弥になりかねません。人間で言えばここに栄養素が

絡むわけで、そういう意味でストレス対策には栄養療法が

必須と考えています。

    2016年4月28日 木曜日

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