鼻ケアをしっかりやろうと思えば、口腔内環境を無視
することはできません。口テープやあいうべ体操は
前回紹介しましたが、口腔内環境を良くするにはさらに
工夫が必要です。
口腔内も極めて細菌の多い場所で、腸内と同様に善玉と
悪玉が共存しています。口腔内環境を改善するという
ことはイコール、口腔内細菌のバランスを整えることです。
それにはまず食べ物が重要であることは強調しておきます。
もう基本っすね。(^ ^)その上で留意すべきは歯みがきです。
「歯のプラークコントロール」は聞いたことがあると
思いますが結構難しいものです。単に歯ブラシで磨くだけ
では不完全で、歯間ブラシやフロスを駆使することが
ほとんど必須です。できれば起床すぐ、朝食前のタイミング
が好ましいです。電動歯ブラシは良いのですが、結構
刺激が強いので歯に置く程度の強さで行います。間違っても
ゴシゴシしないこと。
歯磨き粉は研磨剤や合成殺菌剤、界面活性剤を含まない
ものを選びましょう。マウスウォッシュをする場合も
同様です。ウチでは「デントラクト」という乳酸菌生成
エキス入り歯みがきを取り扱っていますが、歯肉出血が
なくなるなど結構好評です。
そしてよく噛むことです。咀嚼によって唾液分泌が誘導
されますが、唾液こそ自前の殺菌成分です。また唾液が
出ることで消化酵素の分泌が刺激されるので、消化にも
グッドです。…となると次回は「○○ケア」ですね。(ニヤリ)