今日はあいにくの天気ですが、蛍の光とサクラの季節です。
実はこの職場の変動時期は、体調を崩す方がとても多い。
感染症やアレルギー疾患、精神的な問題まで幅広く見られ
ます。
仕事ってお金を稼いで気分良く暮らすためのもの、という
側面があるにも関わらず「苦痛のタネ」になってしまって
いるように見受けられます。日本人は忠実で真面目という
民族的特徴とも言うべき資質があるので、どうしても自分を
後回しにしてしまいがちです。
「自分がいないと回らない。」
「家でもやらないと貯まってしまう。」
「常にオンコールに備えている。」
「いつ来られるか分からないので多めに薬が欲しい。」
はたまた、
「趣味がないので仕事がないとどうしてよいか分からない。」
「復帰したいけど身体が言うことをきかない。」
「上司に進言しても聞いてもらえない。」
などなど。こういう発言をされる人は、押し並べて優秀な方々
です。責任感があって優秀だから職場でも重用され、また
新たな責任を背負い込む、という連鎖ですね。仕事が手段で
なく目的になってしまっている感じ。僕なんか繊細そうで
詰めが甘いとか、煮詰まると趣味に逃げるとか、そもそも
全力疾走しないとか(言ってて悲しくなってきたぞ ^ ^;)
結構いい加減なので、こういう方達と接すると凄いなと思う
けど同時にそこまでせんでも、とも思います。
せっかく優秀なんだから、仕事をするための大事な「道具
である自分」を効率よく使うための戦略を考えたらいいと
思います。睡眠薬や痛み止めや下剤を使ってその場しのぎを
するのは道具の質が下がって仕事の効率は悪化するばかりです。
決してベターな戦略とは言えないですよね。自分の身体が楽な
時が仕事も一番効率的なんですよ、きっと。