そろそろ桜も満開が近づき、いよいよ春本番となって
きました。春一番さんを思い出す。
さて、天気も良いと花見をいつしようかと気もそぞろに
なっている方も多いでしょう。僕自身は屋外で酒を飲む
ことに別段快感を感じないドライな質なので、花見に
興味はないんですが、ハメを外して飲み過ぎる方も結構
いますね。
糖質制限やMEC食では飲酒に結構甘く、蒸留酒なら
血糖値の変動を来さないからどれだけ飲んでもOK!的な
宣伝がされているのを散見します。そんな酒飲みベース
の思想はもちろん危険で、血糖値を左右しなくても
肝臓には負担があるので、やはり飲み過ぎは厳禁です。
肝臓に負担があると言うことは、肝臓が行う大事な仕事
である糖新生が低下するわけで、血糖値の維持が困難に
なり結果としてやはり低血糖症状を惹起します。寝酒
なんて言葉がありますが、アルコールで意識障害が出て
いるだけで、本当の意味ので睡眠ではありません。
そして眠っている間は食事ができないので、血糖維持は
糖新生に頼り切りなるのですが、肝臓はアルコールを
分解しなければいけないので、十分に血糖値が保たれません。
飲酒翌日に疲れているのは飲み過ぎ、ではなくて低血糖で
良質な睡眠ができていないだけかも?!どうぞ、ほどほどに。
さて、今日古館さんは何を語るのか。あるいは何も語ら
ないのか。ウィスキーでも飲みながら観ますか。ほどほどに。