院長室

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問診票

初診時に記入して頂く問診票。ウチでは体幹調整療法や

鍼治療の時にもお願いしていますが、結構これが重要

なんです。我々からすると少しでも事前情報があった方が

予め方針を想定しやすいですし、患者さんからしても

なかなか口頭で上手く伝えられないことを書けるから

です。

 

逆に言うと問診票の記入が乏しいと、それだけ診察が

スムーズにいかなくなります。記入漏れがあればそれを

改めて尋ねる必要があるし、患者さんも希望を伝えられず

結局満足しないまま帰るハメになるとか。ウチでは

記入漏れのある場合はスタッフに再度尋ねてもらうなど

して対策していますが、貴重なコミュニケーション

ツールでもあるので、是非しっかり書いて頂きたいです。

 

最近では医療機関のみならず、エステサロンなんかでも

問診票が取り入れられていますね。ひょっとしたら

銀行や携帯電話ショップなども導入するかも知れません。

それだけ問診票はサービスを提供する側、受ける側

双方にメリットがあるということです。

 

逆にデメリットはあるか。僕らのような職業では先入観

を構築してしまうことでしょうね。問診票は自由度も高く

とても有用なツールですが、それで診断が決まるわけ

ではありません。それを勘違いすると問診票とパソコン

のモニターしか見ないドクターになっちゃうでしょう。(^ ^;)

 

我々のみならず、見て話す、のが接客の基本ですよね。

それをスムーズにするための潤滑油、みたいなのが問診票

の役割と捉えるといいかも知れません。

2016年2月15日 月曜日

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