院長室

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血糖値の変動

糖質制限を率先して広めている著名な方が若くして

心不全で亡くなったために、ここぞとばかりに

糖質制限批判が巻き起こっているようです。それに

対する反論も既にあちこちで見られるので、まあ

僕はいつもの調子で更新します。(笑)

 

糖質制限はあくまで糖質過剰な人への治療法です。

日本人はあまりに無自覚に糖質過剰になっている

ケースが多いので適応者も多いだけです。さらに

糖質過剰ではいわゆる中毒のような状態になるので

一念発起して糖質制限を始めてもなかなか続かない

んですね。

 

なぜそんなに糖質過剰はいけないかと言うと、血糖値

が乱高下するからです。これに尽きます。極論すれば

糖質を食べても血糖値が乱高下しない人であれば、別に

食べたっていいんです。まあそんな人は既にヒトでは

ないかも知れませんが。(^ ^;)

 

血糖値が激しく動くとホルモンの過剰な分泌などが

起こって自律神経失調が起こりますし、アレルギーや

炎症の原因にもなります。高血糖状態が続けばもう

それは糖尿病ですが、イコール癌の増悪因子でもあり

ます。

 

昔の精製されていない炭水化物を使った和食なら

まだしも、現代の精製されまくったコメやパンでは

血糖値の乱高下は免れません。ただ糖質制限をしても

血糖値が乱高下する病態もあるし、急な糖質制限で

糖新生が追いつかず不調になる場合もあります。

 

最近は書籍やネット情報も含めてかなり細かい情報が

入手できます。医療関係者でなくても、一度は糖質に

ついて学ぶべきだと思います。そうすると賛成派 vs

反対派の争いがアホらしく見えますよ。

    2016年2月18日 木曜日

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