院長室

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睡眠の質

人間は人生の3分の1くらいの時間眠っているわけですが、

活動するためにはそれだけの休眠が必要ということです。

だから仕事の時間が不規則だったり、忙しかったりで睡眠

時間を十分に確保できないと、活動レベルが落ちるという

道理です。


そんな人が多いせいなのか、巷には安眠グッズや様々な

寝具が出回っています。お気に入りのぬいぐるみがないと

眠れないと言う人もいますが、それも広い意味では安眠

グッズ、なのかな?(^ ^;)


なかなか合うものを見つけるのは難しいと思いますが、

その理由の一つが「寝る時の快適度」で評価している点が

挙げられます。寝入り時というのは覚醒している状態なわけ

で、本当に睡眠の質を左右するのは意識がなくなってから

の状態です。


そうすると眠っている間が快適かどうかを知りたいところ

ですが、寝てんだから知りようがない、というジレンマに

陥りますよね。そこで重要になるキーワードは「寝返り」

です。だいたい一晩で20〜30回くらい寝返りをして

血流維持を図るそうで、これに支障があると血流不全から

様々な不調が起こり得ます。


フカフカで身体や頭を包み込むような寝具は確かに寝た時に

気持ちいいですが、身体が沈み込むため寝返りがうまく

できなくなるという問題が起きます。寝間着も同じ理屈で

寝返りを助けるものの方が良いはずです。


もちろん規則正しい生活というのが最も大事ではありますが、

睡眠の質が悪い方、寝具に困っている方は、良い寝返りを

するためにはどうすればいいか、と工夫してみると良いかも

知れません。

2016年1月14日 木曜日

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