人間は人生の3分の1くらいの時間眠っているわけですが、
活動するためにはそれだけの休眠が必要ということです。
だから仕事の時間が不規則だったり、忙しかったりで睡眠
時間を十分に確保できないと、活動レベルが落ちるという
道理です。
そんな人が多いせいなのか、巷には安眠グッズや様々な
寝具が出回っています。お気に入りのぬいぐるみがないと
眠れないと言う人もいますが、それも広い意味では安眠
グッズ、なのかな?(^ ^;)
なかなか合うものを見つけるのは難しいと思いますが、
その理由の一つが「寝る時の快適度」で評価している点が
挙げられます。寝入り時というのは覚醒している状態なわけ
で、本当に睡眠の質を左右するのは意識がなくなってから
の状態です。
そうすると眠っている間が快適かどうかを知りたいところ
ですが、寝てんだから知りようがない、というジレンマに
陥りますよね。そこで重要になるキーワードは「寝返り」
です。だいたい一晩で20〜30回くらい寝返りをして
血流維持を図るそうで、これに支障があると血流不全から
様々な不調が起こり得ます。
フカフカで身体や頭を包み込むような寝具は確かに寝た時に
気持ちいいですが、身体が沈み込むため寝返りがうまく
できなくなるという問題が起きます。寝間着も同じ理屈で
寝返りを助けるものの方が良いはずです。
もちろん規則正しい生活というのが最も大事ではありますが、
睡眠の質が悪い方、寝具に困っている方は、良い寝返りを
するためにはどうすればいいか、と工夫してみると良いかも
知れません。