初のテレビドラマレビュー。連休中に、録り貯めしてあった
のを一気に観たんですが、めっちゃオモロイでやんの。
野心家の総理大臣とおバカな息子の人格が入れ替わって
しまうという、一瞬、福田雄一監督作かとも思われる
くだらない設定(笑)ですが、ちゃんと原作があります。
しかも「半沢直樹」の池井戸潤氏。
その総理を「ワニ顔」遠藤憲一さん、息子を「明烏」で
覚醒し、auのCMで「鬼」に抜擢された菅田将暉くん。
全8話と短いですが、もう毎回爆笑でした。設定からすると
かなり危ういのですが、脚本が素晴らしいのでしょうね。
テンポも良いし、キャラの立たせ方がすこぶる上手い。
「SPEC」の脚本家さんらしいけど、出演者の他作品関連
の小ネタをぶち込んでくるのが得意だそうで、今作も
これでもかと知ってる人にしか分からないネタが盛り
だくさん。(だそうです)僕はギャバンとシャリバンの
そろい踏みと、ギャバンの最後の台詞に吹きました。
またそんな脚本家の自己満足も危ういのですが、本スジが
しっかりしているので、全く無問題。麻生元総理はイジられ
すぎ。(笑)まあ仕方ないけど。金田明夫さんもかなり
良い味だしていて、10月から「科捜研の女」の新シリーズ
だというのにどうしてくれるんだ。もうカリヤンにしか
見えんじゃないか。(笑)ヒロインの本仮屋ユイカさんも
かなりかわいく見えます。いやまあかわいいんだけど。
とまあこんなに押しておいて、テレビドラマはもう終わって
しまっているのですが、安心してください、穿いて…じゃなくて
既にDVD-box予約開始してます。特典映像観たいからもう
予約してしまったというね。しかも伏線張って終了してるから
続編があるかも。DVD観といた方がいいですぜ、ダンナ。